平穏と好奇心
双極症の妻と結婚して7年が経つ。
長年、双極症で動けず、苦しんでる妻を見守っている私の中にある「好奇心」がいまだに死なないのはなぜだろうか。
そんな妻を見ていれば平穏に日常生活を送るのが良いのはわかっている。
わかってはいるが、好奇心を常に抑え日常生活を過ごすことを選んでいる事を演じている自分がいることもわかっている。
逆に日常生活に変化を求めず平穏に過ごしたいと本心から思っている人もいる。
好奇心とはなんだろうか。
どうしても何か新しいことをしたい、興味がある事へ参加したいという欲求が生まれる。
それが平穏に日常生活を送ることを妨げている。
この欲求が常にある私は今の生活(双極症の妻を支えているという)には向いていないのでと思ってしまう。
好奇心とは邪魔なのか。それとも日常生活に潤いをもたらす才能なのか。
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