マガジンのカバー画像

くじらキャピタル創業記:「人を幸せにする資本」への挑戦

38
「人を幸せにする資本」「世界を素敵な会社で埋め尽くす」を理念に立ち上げた新しいバイアウトファンド、くじらキャピタル。創業理念や日々の戦いをリアルタイムに発信していきます。
運営しているクリエイター

#事業再生ファンド

明けましておめでとうございます。

旧年中は大変お世話になり誠にありがとうございました。 昨年4月に「人を幸せにする資本」「…

なぜデジタル変革はファンドの仕事なのか?

くじらキャピタルは、苦戦中の中堅中小企業の経営権を預かり、その再生・再成長を支援するファ…

「まず、作ってみる」重要性

くじらキャピタルでは、デジタルでの事業再生を実現するため、新しいWEBサービスやアプリを「…

デジタルで小売は再生できるか(2/2)

(前回の続き) ■出店者がリアルタイムで商品価格を変更できる機能もある。これによりキャン…

デジタルで小売は再生できるか(1/2)

NYで、今話題のb8ta(ベータ)の店舗を視察してきました。 日本でもアメリカでも小売業界は死…

トップラインを上げるファンドでありたい

くじらキャピタルは事業再生ファンドです。 経営不振に陥っている企業の過半数持分を取得し、…

離職率を半減させた話

とある会社の社長に就任した時、離職率を2年で半減させることができました。 理由についてのアンケートを取った訳ではないので断言はできませんが、多くの従業員と話した感覚でいうと、下記が大きく寄与したのではないかと考えています。 1)業績改善によりボーナスが大幅UPしたこと 2)実質的に凍結されていた昇給・昇格も復活し、給与水準が全体的に上昇基調になったこと 3)トップライン(売上高)急成長に伴う新卒・中途社員の大量採用により、部下や後輩が増えたこと(自分が面接・採用した多

最初からグローバル(1/2)

「100%デジタル」と並ぶ、くじらキャピタルのもう1つの再建理念が「最初からグローバル」です…

最初からグローバル(2/2)

前回はこちら 「最初からグローバル」が成長に不可欠なことは、多くのデータが示すところです…

「100%デジタル」で会社を立て直す(1/2)

くじらキャピタルの特徴の1つとして、「100%デジタル」を通じた事業再生、という考えがありま…

「100%デジタル」で会社を立て直す(2/2)

前回はこちら ややシニカルに書きましたが、まとめると: 1)デジタル変革は全社横断、部門…

「なぜ、それをするのか?」

会社を根本から変えるような大変革の実施にあたっては、「なぜ、それをするのか?」「なぜ、こ…

会社はトップから腐り、根元まで腐敗する

会社は、牽制されることの少ないトップから腐敗することは衆目の一致するところでしょう。一方…

「組織に閉じ込められたまま 海に沈んでいく人を助ける」

くじらキャピタルの構想を練り始めた頃、世の中の会社や経営者に対して感じていたもどかしさを、どういう言葉で表現すればいいのか悩んでいました。しっくりくる言葉が、うまく見つからなかったのです。 その時に(お会いしたことはありませんが)尊敬する冨山和彦さんの著作を読み返し、掲題の言葉に触れ、「そうだ!まさにこれだ!」と膝を打ちました。 「組織に閉じ込められたまま 海に沈んでいく人を助ける」 自分の想いが、素晴らしい比喩で的確に表現されていました。 「組織に閉じ込められたまま