質問や議論するときは、「相手にどうして欲しいのか」を明確に伝えた方が良いという話

「で、つまりどうして欲しいの?」

この言葉は自分が困っているときに、それを先輩に質問した際にたびたび返されていた言葉です。自分は困っている状況をなんとかしたくて必死に状況を説明しているのに、この返答を返されると悲しくなります。

そんな返答をされる原因を考えると「困っている状況をただ説明しているだけ」であることに行き着きます。

つまり、質問を受ける側からすると状況説明だけされても、困っている状況は認識できても、その結果としてどうして欲しいのか分からないので、リアクションしてくても、できなくないのです。その結果、コミュニケーション不全が生まれるのだと思います。

「相手にどうして欲しいのか明確に伝えること」

上述のコミュニケーション不全に対してやるべきことは「相手に何をして欲しいのか明確に伝えること」だと思います。

例えば、自分が困っている状況が「発生している問題の原因が分からなくて対処できない」のであれば、状況を説明した上で「どういった調査方法をすれば原因が特定できるか教えてください」と伝えることが最も重要です。そうすれば相手は次に取るべきリアクションが明確になり、よい返答を返してくれます。

例: コードレビュー

スタンスを明確にするという話の一例として、コードレビューの話をしたいと思います。コードレビューは、開発しているプログラムコードに問題ないかエンジニア同士で互いにレビューし合うチーム開発手法です。

コードレビューの中で、スタンスが不明確であるが故に生じる問題の一例として「○○の部分について、自分は△△の書き方の方が好きだな」みたいな指摘です。この指摘をされた場合「指摘された側は修正するべきななのか、そうでないのか分からない」状況に陥ってしまいます。

そういった状況を防ぐためには、スタンスは明確にすることです。例えば、プログラム上問題であり必ず修正するべきであるなら、必ず修正するべきというスタンスを明確に伝えるべきです。

一方で、必ずしも修正するべきではない意見が分かれる指摘である場合は、自分ならこう書く」と伝え、それに対してどう思うか相手に伝えることで、意見を述べているというスタンスを明確にするのが大事です。

これらのコードレビューの指摘、スタンスの話は以下の記事が参考になります。興味があればどうぞ。

* 修正を指摘の補足として、相手が納得する「修正すべき理由」「修正案」を合わせて提示することが必須だと思っています。建設的な議論をすることが大事です。

聞く側のスタンス

これまでは伝える側のスタンスを書いてきましたが、この問題の原因が分かれば聞く側のスタンスも改善できると思います。

つまり、要領を得ない質問をしてくる後輩がいたとして「だから?So what?」と無下に扱う前に、原因が「相手にして欲しいことが明確ではない」と頭の片隅にあれば、対応の仕方が変わると思います。また、「事前に相手にして欲しいことを明確にしてから質問すると良いよ」というフォローもできるのではないでしょうか?

おわりに

質問にしても、議論にしても、人とコミュニケーションをする上で、相手にして欲しいをことを明確に伝えることは大事だと思います。その部分が曖昧である場合、議論が長引く原因になります。

当たり前のことですが、意識しないとつい忘れてしまうので、日々気をつけていきたいです。

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shinji.uyama

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