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今回の「音源制作のお手伝い」と通常の「ミックス依頼」との違い

先日「音源制作のお手伝いはじめます」ということで、書かせてもらいましたが、まだ情報が少なくていまいち内容が把握できないと思いますので、少しずつ細くしていきたいと思います。

まず、通常の「ミックス依頼」や「マスタリング依頼」等とどう違うのかという点です。

ネットを探すと「1曲1万でミックスします!」とか「1曲2000円でマスタリングします!」とか出てきますが、そういうのとどう違うのかってことですね。

今回、僕の考えている制作のお手伝いでは、制作全般のお手伝いということなので、ミックスやマスタリングも含まれていますが、重視しているのはどちらかというと、ミックスに入るまでの段階です。(もちろんミックスも真剣にやります。)

制作の大まかな流れは下記の様になっています。

  1. デモ音源制作

  2. 本番(ミックス)用音源制作

  3. ボーカルレコーディング

  4. ミキシング

  5. マスタリング

今回の話では、通常の「ミックス・マスタリング依頼」と違って、1-3の部分をしっかりとサポートしたい、というところが大きく違うところです。

ミックスやマスタリングでは、確かに楽曲は良くなると思いますが、それはやはり素材があってこその話です。

イメージとしては、掛け算のイメージで考えればわかりやすいと思いますが、ミックスやマスタリングで魅力が倍になるとして、元が1なら2になりますが、0.5なら1にしかなりません。(実際はミックスやマスタリングで魅力が2倍なんてことはないですが、わかりやすく2倍にしました。)

素材の良し悪しの要素は、曲の良さだったり、演奏だったり、その他色々要素がありますが、「曲がよくなければダメた」という話をしているのではないです。
曲は同じで、演奏者のレベルが同じでも、ちょっとした知識や注意、つまりノウハウでミックス前までに、0.5を1にすることができるという話です。

以前は楽曲制作(作曲〜レコーディング〜リリースまで)は、かなり専門性の高いものでしたが、近年は機材やDTMの発達により、誰でも気軽に音楽を発信することができる様になりました。ただ、先に述べたノウハウがないことによって、大きく損をしているなと思う人が多いと思います。

そこで、今回のお手伝いでは、デモ音源や提出音源のチェックをして、アドバイスをすることで、アーティストが持っている力を100%発揮できるようにしたいと思っています。

実際、「外部の人にミックスを依頼したいが、どの程度のものをどのように用意したらいいかわからない」という人は結構いるんじゃないかなと思います。

僕は、20年のバンド活動の中で、当時の貧弱な環境で自主制作で音源をつくったり、一流のスタジオやエンジニアの方と作品をつくる経験をさせてもらったり、そういった経験の中で色々学ばせていただきました。ただ、最近はそういった経験をすることも、中々難しくなってきたのでは無いかと思います。

そういった経験で得たノウハウを、音楽制作に悩んでいる方に伝えれればなと思います。ただ、ノウハウといっても、秘伝の奥儀みたいなそんなすごいものではなく、本当にちょっとしたことの積み重ねだったりします。でも、それって自分達だけでやってると中々気づかなかったり、加減がわからなかったりするものかなと思います。

なので、今回の「制作のお手伝い」は、一緒に問題点を確認して、成長していくことを目標としています。そういった手間を省きたいという方は、ポンっと依頼できる「ミックス依頼」の方にお願いするのがよいかもしれません。

そのため、相談いただいた時点で、ミックス前までの準備が何も言うことない様な人であれば、今回の制作のお手伝いは、あまりメリットを感じないかもしれないですね。その時ははっきりそう伝えます(笑)

あとは、「まったく知識がなくてどうしたらいいかわからない」という人も、相談にのりますよ。相談は無料ですので、ご安心ください(笑)

では、今回はこんなところで。


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