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桜色のオンガク月報(2023年4月)

こんにちは。桜小路いをりです。

今日は、4月の「桜色のオンガク月報」です。

今月も、素敵な音楽との出会いや、圧巻の楽曲のリリースがいくつもあって「早くご紹介したい!」と、既にうずうずしています。

最後までお読みいただけると嬉しいです。

よく聴いているCD

SixTONES 「ABARERO」

今月リリースされた、SixTONESの最新シングル。

攻撃的かつ挑戦的、SixTONESの魅力をぎゅっと濃縮して、「これでもか」と詰め込んだような作品です。

カップリング曲も含めて、SixTONESの過去の軌跡、現在地、そして未来への展望の全てが、音楽によって語られているような気がします。

個人的に、カップリングの中だと「Hello」がとても好きです。初めてフルで聴いたとき、ライブツアー「慣声の法則」のペンライトに付属されていた、かつての「SIXTONES」から未来の「SixTONES」へのお手紙を思い出しました。

メンバーが「第二のデビュー曲」とも語っていた通り、熱量が半端じゃない。
これから先も、team SixTONESに愛され続ける楽曲に、作品になりそうです。

ドームの追加公演も含めたライブツアー「慣声の法則」も、お疲れ様でした! 完走おめでとうございます!

そして、今月、さっそく情報解禁された10thシングル「こっから」も、とてもとても楽しみ。

「セカイシンフォニー Sekai Symphony 2021 Live」

リズムゲーム「プロジェクトセカイ カラフルステージ feat. 初音ミク」の、シンフォニックコンサートのアルバム。
東京フィルハーモニー交響楽団・セカイシンフォニースペシャルバンド演奏と共に、シンフォニックアレンジの楽曲を聴くことができます。
ちょうどレンタルCDを見つけて、思わず借りてしまいました。(ちなみに、貼らせていただいたリンクはBlu-rayのダイジェストです。)

私は、特にストリートユニット「ViVid BAD SQUAD」の楽曲「Ready Steady」と「RAD DOGS」のアレンジがぐっときました。
再生した瞬間からドキドキする感じや、音の厚み、迫力がひときわ強くなっていて、何度もリピートしています。

プロセカの楽曲は、どれもボカロPさんの曲ではありますが、ボカロの声、キャラクターの声、そしてオーケストラの演奏が重なったときの音色もとても素敵で。「ボカロ」の新たな可能性も感じるアルバムでした。
2022年バージョンも聴いてみようと思います。

よく聴いている曲

YOASOBI「アイドル」

YOASOBIさんが、またとんでもない楽曲を世に送りんできちゃったよ。
初めて聴いた瞬間、そんなふうに思った1曲。

「金輪際現れない 一番星の生まれ変わり」

この曲以上に、このフレーズが似合う曲があるだろうか、と。
「YOASOBI」という大きな「遊び」は、こんなところにまで、到達してしまうのか、と。
緻密で鮮烈で、何より人の心を惹きつけて離さない楽曲を紡ぐAyaseさんも、キラキラした虹色の歌声を魅せるikuraさんも、最強すぎる。

先日、感想の記事を一本書き上げてしまったほど、とても好きな曲です。

まさしく「一番星」のような、唯一無二の眩しい楽曲だからこそ、ひとりのYOASOBIファンとして、ひとりの「アイドル」という文化が好きな者として、これからも大切に大切に聴き続けていきたいです。

25時、ナイトコードで。×KAITO/てにをは feat. 初音ミク「ザムザ」

「プロセカ」のユニット「25時、ナイトコードで。(以後「ニーゴ」)」バージョンと、初音ミクちゃんのバージョン、両方ずっとずっと聴いているので、まとめてご紹介します。

闇の中に淡い光の兆しが交錯するような、幻想的でダークな1曲。
てにをはさんのカラーが存分に発揮された歌詞と、キャッチーな曲が大好きです。中毒性も抜群。

特に、「光は1時の方角にある」という歌詞が好きです。「1時」=「25時」なので、「光は『ニーゴ』の方角にある」と解釈できるところ、胸がいっぱいになります。

シャガの花をあしらった衣装とやわらかい振付が印象的な「ニーゴ」のMVも、ミクちゃん歌唱のダークなMVもすごく好きなので、来月もリピート確定です。

n-buna feat. 初音ミク「メリュー」

ヨルシカのコンポーザーであるn-bunaさんのボカロ曲。

灯籠の咲く星の海に心臓を投げたのだ

灯籠流しの一幕を、こんなに美しく、ドキッとする言葉で表現できるn-bunaさんのセンスが、私は大好きです。

切なげなミクちゃんの声と、段々と感情をあふれさせる女の子の姿が切り取られたMVも素敵。

ちなみに、私はプロセカで「メリュー」をプレイするとき、「ニーゴ」の朝比奈まふゆちゃんのアナザーボーカルにすることも多いです。

ベルベットのような、つややかさの中に秘めたほのかな温もり感、そこにチュールの布を何枚も重ねたような透明感のある声が、「メリュー」にぴったりです。

こはならむ Cover「ラプンツェル」

n-bunaさんのボカロ曲が続きます。こちらは、「ラプンツェル」を、歌い手のこはならむさんがカバーした「感情を沢山込めて歌ってみた」です。

大好きな「ラプンツェル」を、大好きなこはならむさんの歌声で聴くことができて感無量です。公開が予告されたときは、冗談じゃなく飛び上がりました。

絞り出すような苦しげな声と、夜空の星を見上げながら静かに独白していくようなピアノアレンジが、なんとも素敵です。

MVも、淡い色彩と優しいタッチのイラストが可愛らしくてお気に入り。

夏色花梨&小春六花 Cover「サンドリヨン」

YouTubeで偶然流れてきて、サムネのイラストに惹かれて聴いた、この曲。

オリジナルは言わずと知れた初音ミクちゃんとKAITOさん。もともと好きな楽曲だったのですが、この動画を見てさらに好きになりました。

何と言ってもいちばん驚いたのは、こんなに自然な発音と歌声なのに、このふたり、夏色花梨さんと小春六花さんは「Synthesizer V AI」という人工音声だということ。

技術の進歩に、ただただ驚きです。びっくり。

もちろん、「ボーカロイド」ならではの機械らしい歌声も好きなのですが、限りなく人間に近いけれど、ほんのり機械っぽさの残る歌声も、どこか神秘的で素敵。

「サンドリヨン」はメルヘンで瀟洒な曲でもあるので、おふたりの歌声によって、より幻想的な雰囲気が際立っている気がします。

オルタード「Twilight Pentagram」

ここから、「あんさんぶるスターズ!!」の楽曲がふたつ続きます。

まずは、通称「五奇人」と呼ばれていた5人が、正式に「オルタード」と呼ばれるユニットに生まれ変わって歌う1曲。

異国情緒漂うセットと衣装は優雅な雰囲気なのに、それぞれが目を合わせながら歌い踊るパフォーマンスは楽しげで、まさに「魔性」という言葉が似合います。

無邪気なようでいて底知れなくて、つい手を引かれるままついて行ってしまったら最後、後戻りできないような危うい魅力もあって。

そんな不思議な雰囲気もまた、「オルタード」の持ち味です。

fine-O 「Dawning Angels」

続いては、通称「旧fine」と呼ばれていた4人「fine-O」の楽曲。

「旧fine」から現体制の「fine」に受け継がれた高貴さ。
「Eden」がもつ、力強さと強者の余裕。
「Switch」がもつ、エネルギッシュで元気が出るような輝き。

そこに、それぞれのメンバーが持ち合わせる華やかさが加わって、その引力に釘付けになります。

始まりの予感、新たな世界を切り拓いていく眩しさが鮮烈で、青空をバックにしたパフォーマンスも好きです。ついでに衣装も好み。

このロケーションは……現体制「fine」の「Feathers of Ark」のMVを少し意識している感じなのかな。そんな繋がりがあるのも魅力です。

参加イベント・視聴ライブ

あんさんぶるスターズ!! 追憶セレクション「エレメント」先行上映会(ライブビューイング)

「あんスタ」のゲームアプリでストーリーを読んだとき、私がいちばん夢中になった「追憶」シリーズ。(私は、こういう前日譚的なお話がすごく好きです)

その中でもひときわ大きな物語を、アニメ公開に先駆けて一気に視聴することができて、とても嬉しかったです。

私もライビュー後の感想の他に、もうひとつ記事を投稿してしまうくらい、本当に素敵なアニメでした。YouTubeで何度も見返すことができるので、考察もつい捗ってしまいます。

『エレメント』に合わせてフルボイス化されたストーリーもあるので、併せて何度も楽しみたいです。

(「あんさんぶるスターズ」8周年もおめでとうございます!)

ヰ世界情緒 Virtual mini live 「parallel canvas」

残念ながら予定が合わず、リアルタイムでの視聴はできなかったのですが……。
アーカイブで視聴したので、感想をここに書き留めておきます。

こちらのライブは、「存在したかもしれない、アイドルとしての情緒さん」の配信ライブです。
約1時間、歌って踊ってお話しして、ポップで可愛らしい情緒さんをたくさん見ることができました。

まさか情緒さんの声で「気まぐれメルシー」や「うまぴょい伝説」「フォニイ」を聴けるとは思いませんでした。
衣装も振付も、仕草のひとつひとつまで愛らしくて、でも歌声は艷やかで力強くて。

「アイドル」であり「歌姫」という感じ。
とっても素敵なライブでした。

(アーカイブは明日4月30日までの限定公開なので、気になる方はお早めに。)

YOASOBI「TikTok LIVE @THEATRE MILANO-Za」

YOASOBIさんの久々の配信ライブ。

現地の皆さんの熱量含め、YOASOBIさんの圧倒的な眩しさが溢れたライブでした。

「圧巻」という言葉は、こういうときのためにあるんだろうな、と思ってしまうような。

改めて、「YOASOBIファンでよかったー!」と思えた、最高に熱くて素敵な時間でした。

まとめ

今月も、たくさんの素敵な音楽に溢れた時間を過ごすことができました。嬉しい。

4月は、なんだかいつもよりも長く感じた気がします。大して環境が変わったわけではないのですが、私なりに濃い時間を過ごせたのかな、と思ったり。

来月も、素敵な音楽との出会いがたくさんありますように。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。 私の記事が、皆さんの心にほんのひと欠片でも残っていたら、とても嬉しいです。 皆さんのもとにも、素敵なことがたくさん舞い込んで来ますように。