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桜色のオンガク月報(2024年3月)

こんにちは。桜小路いをりです。

今日は、毎月恒例の「桜色のオンガク月報」をお届けします。

今月はライブに行ったり、お友達とカラオケに行ったり、ひとりカラオケに行ったり、歌って聴いて音楽を楽しんだ1カ月でした。

ぜひ最後までお付き合いください。


よく聴いているアルバム

こはならむ「Attitude」

こはならむさんの1st ワンマンライブ「あなたに届けたかった」に参戦した3月。
予習と復習の意味もあって、何度も聴き返していました。

大好きな曲がぎゅっと詰まっていて、聴くたびに「なんて贅沢なアルバム……!」と思っています。

ライブ後に繰り返し聴いているのは「10年後の私になら」です。

詳しくは、後述の「参加ライブ」の項目で。

よく聴いている曲

高橋李依(【推しの子】アイ役)「アイドル from 苺プロダクション☆ファン感謝祭2023」

先月、公式で「歌ってみた」がアップされて話題になった、『【推しの子】』のアイ役・高橋李依さんが歌う「アイドル」。

感謝祭の映像が、あまりにも「アイ」過ぎて感動しました。

曲のラストの決めポーズが、YOASOBIの「アイドル」のジャケットイラストと同じなのも粋な演出すぎる。

しかも、「アクア」「ルビー」と歌うときの声も優しくて愛情に溢れていて、二人の名前に確かな愛着をもつ、アイちゃんの母親らしい一面すら垣間見えます。

「星野アイ」という、絶大な影響力をもつ完璧で強くて美しい存在は、高橋李依さんの声なくして「完璧」にはなり得なかったんだなと、改めて感じました。

ヨルシカ「晴る」

アニメ『葬送のフリーレン』第2クールのオープニング曲。

『葬送のフリーレン』最終回までの期間を「終わってほしくない……!」と惜しむように、ロスを埋めるように、今月はたくさん聴いていました。

ヨルシカのYouTubeチャンネルで公開されたMVは、ドイツの歴史を彷彿とさせる描写もあって、これからさらにじっくり楽しみたいです。

『葬送のフリーレン』の世界観にもさりげなくリンクしながら、「ヨルシカらしさ」溢れる要素も詰まっていて、すごく大好き。

近々「晴る」の歌詞について少し踏み込んだ記事も出す予定なので、ぜひ楽しみにお待ちください。

ALI PROJECT「聖少女領域」

いつぞやの「桜色のオンガク月報」で、「禁じられた遊び」をご紹介してから、ALI PROJECTさんのアルバム「薔薇架刑」をお迎えしました。

その中でも最近のお気に入りは、「聖少女領域」。

最近だと、にじさんじの壱百満天原サロメさんがカバーしたことで話題になった楽曲です。

耽美で文学的な歌詞と、どこか妖艶で、でもメルヘンで乙女チックな雰囲気もある1曲。

中でも私は、「白馬の王子様なんか信じてるわけじゃない」というフレーズが好き。

自分を見初めた誰かが夢のような場所に誘ってくれる、そんな空想なんかできるほど子供じゃないけれど、そのときの弾むような想いを綺麗に忘れられるほど大人でもない。そんなニュアンスを感じます。

稲葉曇 Vo. 歌愛ユキ「ラグトレイン」

最近リズムゲーム「プロセカ」に追加されて、再燃した1曲。

寂しさと憂い、退廃的な雰囲気が漂う、中毒性のある曲調が大好きです。

「プロセカ」のバージョンでは、「25時、ナイトコードで。(ニーゴ)」の宵崎奏ちゃんと暁山瑞希ちゃんが歌唱を担当しており、オリジナルとはまた違うイメージが浮かびました。

オリジナルは、「思い通りにいかない『今』を生きる自分自身」に対して独白のように口遊んでいるよう。

一方のニーゴのカバーでは、「思い通りにいかない『今』を生きる誰か」に対して「一歩ずつでいいから」と願うように歌っている気がします。

ワンダーランズ×ショウタイム&鏡音リン「サイバーパンクデッドボーイ」

「おかけになったそんな音楽は現在使われておりません。もう一度おかけ直しください」

こんな印象的なアナウンスで始まる、パンクで攻撃的な楽曲「サイバーパンクデッドボーイ」。

「ワンダーランズ×ショウタイム(ワンダショ)」は、演出家を務める神代類くんが深い造詣をもっていることもあり、古典作品を踏襲したショーも多数行い、お客さんを笑顔にすることを信条にしています。

一方彼らは、「プロセカ」ユニットの中でも”バズ曲”を多く持っているユニット。

そんな「ワンダショ」が、”バズ曲”に対しての皮肉を込めた歌詞を力強く歌うことの意味、「歌手」であり「役者」でもある彼らの鋭い言葉が突き刺さる1曲です。

Knights(レオ・泉)with 凛月・嵐「We’ll be “Knights”」

『あんさんぶるスターズ!!』の公式YouTubeチャンネルで配信されている『追憶セレクション「チェックメイト」』の中の1曲。

まだ現在の形の「Knights」ではなかった4人の歌声は、どこか寂しげで憂いがあって、その中に包み込むような優しさがあります。

胸が締め付けられるような月永レオさんの表情も相まって、初めてMVで見たときは「追憶~っ!!」となりました。
(この苦しさを経てアイドルとして華々しく活動している彼らの強さが胸に迫るから、私は「あんスタ」がすごく好きです。)

「追憶ストーリー」当時の状況や曲調も影響していると思いますが、ここに最年少にして現リーダーの朱桜司くんが加わると、いっそう芯の通った凛々しい雰囲気の歌声になるんだな……と感嘆です。

聴き比べられるように新曲も貼っておきます。このMV、多幸感溢れる「Knights」ですごく好き。

戦国 A LIVE「燦然と咲えば」(メインストーリー第2部テーマ曲)

「戦国A LIVE」の新しいオリジナル曲。「燦然と咲えば」というタイトルからして素敵過ぎる。

戦国武将や忍びとして生と死の狭間で生きてきた「戦国 A LIVE」だからこそ説得力のある力強くも温かい言葉が詰まっていて、「今を生きる人」の背中を押すような、その背中に寄り添うような歌詞が印象的です。

この曲について、今後のメインストーリーでどのように語られるのか、とても楽しみ。
「戦国 A LIVE」の彼らが、どんな経緯で、どんな想いでこの歌詞を歌ったのか、楽しみに待ちたいと思います。

参加ライブ

「こはならむ  1st ワンマンライブ~あなたに届けたかった~」

私の最推しの歌い手さんである、こはならむさんの1st ワンマンライブに行ってきました。

らむさんの温かい想いに溢れたライブで、豪華ボカロP書き下ろしのオリジナル曲からボカロカバーまで、幅広い曲を生で届けていただけて感無量です。

これからも、らむさんの歌声を大切に聴き続けていきたいと改めて感じました。

ちなみに最近のお気に入りはこのカバーです。

まとめ

3月だけれど、いまいち寒かったような……かと思えば急にぽかぽかしたり、何だか今月は大忙しな気候だった気がします。

お天気に左右されず、楽しく過ごすうえで、音楽は欠かせない存在ではないでしょうか。

来月はいよいよ「スタート」「始まり」の月でもある4月なので、春にぴったりなプレイリストなどもご紹介できたらと思います。

それでは、また私のnoteでお会いできたら嬉しいです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。 私の記事が、皆さんの心にほんのひと欠片でも残っていたら、とても嬉しいです。 皆さんのもとにも、素敵なことがたくさん舞い込んで来ますように。