生い立ち 3 卒業

退院して自宅療養が始まった、

何をするわけでもなかったが、1カ月以上寝たきり生活だったので体力を少しずつ戻していった。。。

そのんある日母が入院当日なぜ悲鳴をあげていたのか聞いてみると、あの時先生に

良くて半身麻痺、悪くて全身麻痺の後遺症が残ると思って下さい。。。

と言われていたとの事だった、あと1日発見が遅かったらこの世には居なかった可能性が高かった。

2週間くらい自宅療養して、体力が戻ってきたときに学校に行った。登校というよりは進路相談室に母と呼ばれた。

担任からは「中学生で大事な勉強時期を2カ月以上休んでいるので留年したほうが良いと思う」と言われた、国語で言ったら羅生門を知らない数学だと三角関数を習っていない。習っていなく受験は厳しいと言われた、ただ残念なことに元々勉強が苦手で学年の真ん中より下だったので、『留年はせず、卒業すると決心した』

それからまた入院前と同じように学校に行き友達と馬鹿をやり恋愛をし無事卒業する事が出来た、受験も友達と同じ高校に合格することが出来た。

これから素敵な高校生活のはじまりのはずだった。。。


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