丹下健三氏の姿をあぶり出していくインタビューシリーズ(聞き手:藤森照信)─「戦後モダニズム建築の軌跡」目次

『丹下健三』再販します!

2020年のオリンピック・パラリンピック東京大会開催を控え,2020年とその後の社会についてさまざまな議論が交わされています.こうした中,あらためて前回(1964年)の東京大会を振り返り,その時,建築家は何を想い,何を未来へ託そうとしたのか,多くの施設を手がけた丹下氏の言葉と設計を通して,その思想の一端を識ることができるのではないでしょうか.

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再刷決定を記念しまして,『丹下健三』執筆のベースとなった『新建築』掲載の藤森照信氏によるインタビューシリーズ「戦後モダニズム建築の軌跡」を再録しています.丹下健三氏と交流のあったさまざまな人びとのインタビューにより,次第に丹下健三氏の姿が現れていきます.


「戦後モダニズム建築の軌跡」イントロダクション

”丹下健三とその時代”を探して


「磯崎新氏が述懐する丹下健三」

前編:丹下さんとの出会い・エレベーションを何十枚,何百枚書くということ
中編:テラーニ,そしてモダニズムによる日本建築の解釈・民主主義が先か,ピロティが先か
後編:西洋美術館で用いたモデュロールは正しいか・日本にはないがらんとした空間

「磯崎新氏が述懐する丹下健三②」

前編:バックミンスター・フラーのような川合健二/「モダンデザインと木」という日本独自のテーマ
後編:メタボリズム─ひとつの時代が生んだ共通の考え方/磯崎作品のみがもつ「死の匂い」


「槇文彦氏が述懐する丹下健三」

前編:神話化する丹下健三・マイスターとは異なる設計手法
後編:ミースと丹下はどこで出会ったか・丹下健三との分岐点
後記:実在感と抽象性 藤森照信


「大谷幸夫氏が述懐する丹下健三」

「平和をつくる工場」という考えにモダンな思想を感じました
前編
後編


「黒川紀章氏が述懐する丹下健三」

前編:内的リアリティという言葉に衝撃を覚える/偶然見てしまったデザイナー西山夘三
後編:メタボリズムは主義主張か?/情報化社会を細胞で考える/メタボリズムを拡大した運動としての「チーム東京」
後記:「西山夘三と丹下健三の間にある溝」藤森照信


「菊竹清訓氏が述懐する丹下健三」

前編:コンペでならした学生時代/平和記念聖堂でメジャーデビュー
後編:独立後,木造にハマる/「スカイハウス」の秘密/農地解放のショック
後記:1960年ごろの「菊竹現象」|藤森照信


「清家清氏が述懐する丹下健三」

前編:坂倉準三のパリ万博日本館に感動する/グロピウスとアメリカと/伝統を伝える個人個人のDNA
後編:純度の高い建築を/プレコンでつくった銀座ショッピングセンター


「高山英華氏が述懐する丹下健三」

前編:グランドデザイナーとしての内田祥三/日本工作文化連盟とモダニズム
後編:戦災復興計画と文教地区計画/戦前と戦後,ふたつのオリンピック/大阪万博とエコロジー


随時,更新予定です!

更新予定:
●大谷幸夫②「建築は,ものをいう,呼びかけるものだと思うようになりました.」
●川添登「丹下さんは別格でした.世俗の一歩上にいるという感じでしたね.」
●神谷宏治「丹下さんは日本の工業製品のひ弱さに直面して,急いで舵をきったわけです.」
●神谷宏治②「完璧さを求める丹下さんの執念は,まさに”心を鬼にした”といえましたね.」
●川口衞「代々木の仕事は,世界のどこにもない形を,方法論も含めて考え出すことであり,あらゆることの先を読む必要がありました.」
●渡辺定夫「モデル化して現実を認識することが基本であるという考えを,丹下先生から教育されました.」
●石元泰博「レイクショアドライブで練習して,次に撮った建築がピースセンターで,その次が桂.」
●磯崎新「弁証法にもちこむ丹下さんに対して,そこでもう一歩踏んばってもらいたいことがたくさんある,というのが,僕の丹下観ではあるんです」


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新建築社

『丹下健三』

\2002年に限定発売された『丹下健三』(丹下健三,藤森照信 著)の再版プロジェクトが進行中/ 本マガジンでは,『丹下健三』の魅力を伝える記事を更新していきます!
2つのマガジンに含まれています
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