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検証・平成建築史【日経BP社】

内藤廣+日経アーキテクチュア 著
B5判/320頁/3,200円+税

内藤廣が語る未来への提言。

バブル崩壊後の30年間で、建築に何が起こったのか。内藤廣氏をナビゲーターとして「平成」の災害・事件・建築デザインを検証します。

建築家の内藤廣氏を迎え,平成31年間の総括を試みる本書.
2度の大震災や,新国立競技場問題などを通じて(よくも悪くも)社会から注目を浴び,建築が社会との付き合い方を見直す時代だった,と言及される.また,情報化による設計ツールの変化で複雑な処理が可能となった一方,人間の把握がおよばない暗部から耐震偽装問題のような事件を生まれたことを指摘し,設計者倫理に警鐘を鳴らす.
技術的成長に加え,人口減少,高齢化など,社会構造が目に見えて転換を始めた平成期の振り返りは,次の時代の建築のあり方を考える基盤となるだろう. (ゆ)


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