詐欺師を騙してお金を稼ぐクロサギって実際にいるのか調べてみた(軽く)

元ZOZOの前澤さんがTwitter上で現金プレゼントキャンペーンを行ってからというもの、Twitter上では「〇〇社長」と名乗り現金プレゼントキャンペーンを行うアカウントが続出しています。

言うまでもなく、言われるまでもなく、その手のアカウントは100%詐欺。
いくら金があろうと、人はまず無償でお金を配ろうとはしません。

あまりにもこうした詐欺アカウントが増えるもんだから、NHKが現金プレゼント系アカウントを徹底追跡し、その実態を暴き出しました。

NHKの取材によれば、現金プレゼントアカウントのほとんどが、

・アプリに登録を促されクレカなどの個人情報を抜かれる
・情報商材ページに誘導される
・アフィリエイト広告への登録を促される


というものでした。

参考: https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200304/k10012313141000.html

さらには、現金プレゼントキャンペーンに応募する人は総じて情弱故に、応募者のアカウントがリスト化され高額で売買されているともNHKは取材で明らかにしました。

詐欺師からすれば、騙されやすい人のリストほど欲しいもはありませんからね。

普通に考えて無償で現金を配るわけがないし、NHKや各メディアがこのように現金プレゼントキャンペーンの裏側を暴いているというのに、いまだに現金プレゼントキャンペーンアカウントは活動しており、多くの人が現金プレゼントツイートをリツイートしています。
リツイートするだけでいいというハードルの低さが、多くの人が応募してしまう理由でしょうね。

詐欺師にとってはちょろい世の中だな〜と思いつつも、そこでふと思ったのが、「いやさ、こういう詐欺師を逆に騙してお金を騙し取るクロサギって実際にいないの?」ということ。

知ってます?「クロサギ」って漫画。
クロサギの漫画いわく、普通の詐欺師が「シロサギ」、異性を騙す詐欺師が「アカサギ」、そして詐欺師を騙す詐欺師を「クロサギ」と呼ぶそうです。
漫画はこのクロサギを主人公とし、多くの詐欺師たちを逆に騙して大金をせしめるというストーリーです。
詐欺師を騙す詐欺師という斬新な設定かつ、実際に起こった詐欺事件を元に話が構成されているのでリアリティも十分で、僕は本当に大好きな漫画でした。
自分が詐欺にあわないための勉強にもなるしね。

んで、本題の「クロサギって実際にいんの?」という設問。

詐欺師が詐欺師を騙した場合、騙された方の詐欺師は、「俺たちが詐欺で稼いだお金を詐欺師に騙し取られたんですけど!?刑事さんこいつ逮捕してくださいよ!!人を騙すなんて絶対許せないっす!!!」なんて言いながら被害届を出すわけがないので、クロサギからすれば逮捕されるというリスクが限りなく低い商売になるわけです。
なので、ちゃんとしたノウハウがあるのであればクロサギが実際に存在しててもおかしくはないんじゃねーの?って思いません??
それに悪いやつから金を取っているんだから、罪悪感も普通の犯罪よりはなさそうだし。

んで、広大なインターネットからいろいろ情報を探してみたら、こいつはクロサギと言ってもいいんじゃね?っていう人が1人見つかりました。

参考: 詐欺業者のブラックリストに載ってしまった(´;ω;`)

この人は、詐欺師に騙されたフリをして逆に詐欺師たちからお金を騙し取り、500万貯めたという強者。
手口を一つ紹介しておくと、

投資であなたのお金を倍にしますという詐欺師がいたとして、スレ主いわく、詐欺師たちは信用を得るために最初はお金を倍にして返すそうで、それを逆手に取って、そのお金をもらいフェードアウトするという手法。

詐欺師的には、最初にちょっと得をさせ誘い込み、2回目からは預けてもらったお金を全額いただくという筋書き。しかしスレ主は最初の一回でフェードアウトするために詐欺師は大損。

こんなことを繰り返して生活していたんだとか。

まあ根拠も何もないインターネット上に存在する与太話ではありますが、内容的にも「あり得るんじゃね?」と思った次第であります。

安愚楽牧場も早々に手を引いた人はめっちゃ良い思いをしたわけですから。

いやはや、普通にこれ自分がやりたいw
だって、別にこれは詐欺師を騙しているわけではなく、ただ最初の一回で止めるというだけですから、やり方としては簡単だし法的にも問題はなさそう。
よくね?ねえよくね!?

そんな風に考える人が自分以外にもいると思うので、やっぱクロサギって実在するんじゃないですかね?

ではでは。

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