アクセス数1,000の壁


日頃、クライアントとの打ち合わせ中や新規の問い合わせから訪問したとき、ホームページのアクセス数を確認、ヒアリングするケースがあります。新規の方にはとくに、自社のホームページにアクセスを確認できるツールを設置していない場合がありますね。


アクセス数はセッション数で確認しています。

ホームページやオンラインショップのアクセスは、Googleアナリティクスを利用しています。こちら、Googleが無料で提供しているアクセス解析サービスです。タグの設置などができれば、基本的なアクセス数を確認することができ、どのサイトやSNSから飛んできてくれたのか、どのページがアクセス多いのか、時間はどのくらい滞在してくれたのか、などを確認することができます。

アクセス数というのはセッション数を基本的に重要視しています。リピーターも含めた「のべ」に数になるからです。一人の人が何回も訪れてくれるというのは大事な数字です。


1ヵ月でセッション数はどのくらいあるのか?

Googleアナリティクスで期間を指定する場合は、「過去30日」となります。いわゆる1ヵ月です。この1ヵ月でセッションを確認することが多いです。そのセッション数の内訳として、GoogleやYahoo!からのキーワード検索なのか、TwitterやFacebookからのSNSなのか、そして、お気に入りやURLを直接入力したダイレクトなのか、はたまた、どこかのホームページやブログで紹介されて訪れたのか、を見ていきます。

SNSを積極的に利用されている方は、SNSからの流入が上位になります。また、当たり前の話ですが、SNSをあまり利用していない方は、ここの数字は伸びません。だれかがSNSで紹介してくれるというのはあると思いますが、経験上、あまり多くないですね。


1ヵ月でセッション数500以下が多い印象

ホームページ内には最新情報やブログを構築し、自社で更新できるシステムがあるのが基本的な作りに現在はなっていますね。このnoteもそうですが、記事タイトルを入れて、本文を入れて、投稿すればホームページが更新されるという便利な時代になりました。

この最新情報やブログを動かしていない企業のホームページのセッション数は500以下が多い印象です。だいたい300前後というのが大半でしょう。ここには、新聞広告やテレビCMなどメディアを利用して広告をしている企業は除いています。


セッション数1,000の壁

セッション数が多ければ良いというわけではありません。ホームページに訪れてくれるユーザーが、自分達を知ってもらってプラスになる方々に届けられているかどうかが大事です。

そんななかでも、目標の数字というのは決めておいた方が自社ホームページへの意識のモチベーションの一つになるので、数字を決めます。これが、「1,000」です。「まず1,000を目標に」という話をすることが多いです。

やってみると分かりますが、この1,000という数字がなかなか越えられない、ただ、やることをやれば超える、という良い数字になっています。与えられた課題をやっている方は、この数字を数か月でぽーんと超えていきます。逆に、やっていない方はなかなか越えることができません。

今までの経験上、これを「アクセス1,000の壁」という名称にしています。



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