考えたことがなかったけれど、たぶん“コミュニティマネージャー”という役割がすきだ

最近、お仕事以外で言葉を残す作業をしなくなったなあと思う。日々の感じたことはすぐにiPhoneのメモに残すし、ギリギリTwitterにもつぶやくのだけど、その先にある「文章にする」工程をさぼっていたみたい。

というわけで、ほんの少しずつでいいから文章に残すことを続けてみる。これは、わたしの頭のなかを覗く気持ちで「こんなこと考えてるやつなんだな」と思ってもらうくらいがちょうどいい立ち位置の、いわゆる雑記だ。

さて、突然だけれど、最近つよくつよく感じていることがある。それは「コミュニティマネージャーって役割が、この上なくすきだ」ということ。

というのも、わたしが約1ヶ月半くらい前からコミュニティマネージャーとして関わっている「旅、ときどき仕事」というプロジェクトがある。旅と仕事とを両立する人を増やすために昨年立ち上がったばかりだ。現在コミュニティには約60名ほどのメンバーが参加している。

コミュニティマネージャーを担当させてもらうことになった経緯は、別の機会にコミュマネ報としてまとめてみようとこっそり企てているのだけど、たぶん、たぶん、わたしは今の役割がこの上なくすきだ。

なぜなら、舵を取って引っ張るのでもなく、ただそっと背中を押したり場づくりをできる存在だから。

コミュニティマネージャーにも役割はさまざまあると思うし、ノウハウも方法論もきっとどこかに落ちているのだろうと思う。けれど、わたしが考えるコミュニティマネージャーは、コミュニティのなかで新しい挑戦をしたり、不安でどうしようもない気持ちを抱えている人に対して「ひとりじゃないよ」とそばにいられる、ときには背中を押したり話を聞いたりできる存在だ。

コミュニティだけの話ではないけれど、新しい挑戦をためらったり迷うことがない人は、そもそも誰かになにかを言われる前に挑戦しちゃっていると思っている。

でも、新しい挑戦や一歩踏み出すことが不安な人は、話を聞いてほしいし、そばにいてほしいし、仲間もほしい。「やらないならそれまでのこと」なんて、バッサリした言葉は必要ない。

最近はベンチャーもスタートアップもフリーランスも増えて、挑戦できる人も環境もたくさん増えたように思う。けれど、まだまだ石橋を叩いちゃう人は多い。そして、それは悪いことなんかじゃ絶対にない。未来のことを考えたり、現実の不安に思考を巡らせることは、日本人らしくて素敵だと思うから。

だからこそ、だ。もしもコミュニティの誰かが不安で仕方がないとき、一番に話を聞ける存在でありたいと願う。おこがましいかもしれないし、図々しいとも思うのだけど。

それに、みんなの悩みや困りごとを聞くのは体力がいるかもしれないし、わたしは必要のない悩みを抱えてしまうのかもしれないけれど。それでもいいと思う。

「旅、ときどき仕事」では旅と仕事を両立する人を増やすことを目標にしているけれど、そこにはたくさんの悩みや不安やもやっとした想いが飛び交う。

「旅ってどうしたら仕事にできるの?」
「今とは別の仕事で旅をしたいけれど、スキルがなくて悩んでいる」
「旅したいなら会社員を辞めないといけない?」

とかとかとか。たくさんの話を耳にする。今すぐに解決しないといけないだなんて思わない。少しずつ、グラデーションをつけるように変わっていくのも良いと思うし、今だと決めて踏み出すことだって最高に格好良いじゃん。

人によって「がんばる内容」と「踏み出す瞬間」はさまざま。そして、もしもそのがんばる、踏み出すための場にコミュニティがなれるのだとしたら、たくさん活用してほしいし、できることがあったら一緒にやろうよって言いたい。

たとえ60人だったとしても、わたしが発するこの声はきっとコミュニティメンバー全員には届かない。でも、ひとりでも、ふたりでも、コミュニティという場で今までとは違った一歩を踏み出す人が現れたのだとしたら、わたしはこの上なくうれしい。

これから先も、わたしはきっと前でグイグイ引っ張るのではなく、後ろからそっと押すタイプのコミュニティマネージャーであろうとしているのだろう。さりげなくそっとそこにいられるような、丁寧に場づくりをできるような、そんな存在でありたい。

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鈴木しの

文章の人。ビジネス系のライターだったり、写真メディア「Photoli」の編集者だったり、旅と仕事にまつわるコミュニティのマネージャーだったり。あと、おおむね旅してます。

#あふれる思いの言語化ブース

ふだん言葉に残す時間がなくて、いつの間にか消えてなくなりそうな感情を、その瞬間に少しでも残すための場所。
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