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サックス四重奏版「残響散歌」をアップしました!

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今年一発目の楽譜投稿!
曲は、鬼滅の刃 遊郭編のOPテーマ「残響散歌」です。

楽譜販売を始めてからというもの、だいたい一年単位でスタンスを変えていたのですが、今年はどうしよう…と悩んだ結果、
「出版物としてのクオリティを上げよう!」
と決心。

これまでは、基本的にスコアとパート譜だけで販売していたところ、他コンテンツも交えて、「雑誌」みたいに楽しめるように工夫をしてみました。
実際に追加をした内容はこんな感じ。

1.表紙
2.目次 
3.他楽譜、グッズの紹介
4.アレンジャーによるアレンジ解説
5.各種運営サイトへのリンク集

どれも、なくても楽譜としては問題ないものばかりですが、あえて手間暇をかけて作りました。
というのも、最近こういったモノづくりで考えるところがありまして。

最近、某コンビニスイーツとかを有名レストランのシェフが食べて本気でジャッジしちゃうよ系の番組を見たんですが、その中で一人、やたらパッケージを開けてすぐの匂いを嗅いだり、取り出した時の感じを観察している方がいたのです。

その方が、お菓子に対してのコメントをする時に言っていたのが
「商品を開けて中を見た時に嬉しいと思うか」とか、
「それを食べることで家族で楽しい時間を過ごせるか」といった内容でした。
つまり、「買う」という行為のみにとどまらず、その先のことまでを想定した
徹底的な消費者視点から商品を評価していたの
です。

これを楽譜販売に置き換えた時にどうなるか、と考えた時、
まずは普通のパターンが思い浮かびました。
カートに入れて、決済して、PDFをダウンロードして。
スコアとパート譜がそれぞれあることを確認して、
問題がなければ印刷して、演奏。

何もツッコミどころがありません。
でも、前述のシェフの言葉を思い返すと、私はここに、ダウンロードした後の「おおっ!?」が欲しくなってしまったのです。
お菓子を開けたら想像以上に美味しそうだったと喜ぶように、
楽譜を買ったらお得な情報が盛りだくさんだった、と喜んでいただけるような、
そんな作品にしたいと思ったのでした。

そんな想いから、幾つかの追加コンテンツを交えた新しい形の楽譜を販売することに決めました。

正直、想像以上に手間がかかるし、このこだわりが自己満足で終わってしまう可能性もあります。が、製作者としての謎のプライドが「それでもやってみよ!」とバンバン背中を叩いてきたのです。

ありがたいことに、この記事を作っている段階で数点のお買い上げ報告をいただきました。あとは演奏家の方にご満足いただけるのを祈るのみ。

どなたか、動画を上げてくださるだろうか。
自分の楽譜が生音で演奏してもらえるのは何年経っても、どんな状況でも嬉しいので、今日も元気にYouTubeで「エゴサ」しまくります。

Shino

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