見出し画像

【初心者必見】WEBデザイナーが現場でよく使う用語30選(後編)

・WEB業界は用語が難しくて覚えるのが大変…
・毎日聞いたことない単語が出てくる…
・横文字多すぎ…

こんにちは、フリーランスWEBデザイナーのSHINOBUです。

IT業界には英語を略した専門用語が多く、他の業界と比べても横文字の使用頻度が高い気がします。

WEB関係の仕事に就いたばかりの人は特に、聞き慣れない用語を覚えるのにも一苦労です。
この記事では【前編】に引き続き、初級者WEBデザイナーが初めに知っておきたい35個の用語を解説していきます。

知ってる!というものは読み飛ばして、気になる単語をチェックしてみてください。


WEBデザイナーが知っておきたい用語35選(後編)

前編のおさらいはこちらをご覧ください。


【 コーディング周りの用語 】

20. フロントエンド・バックエンド
フロントエンド(フロントエンドエンジニア)とは、WEBサイトなどにおいて、ユーザーの目に入る「見た目」「表」の部分を作る役割の人を指します。
一方で、バックエンド(バックエンドエンジニア)とは、WEBサイトなどにおいて、目には見えない「裏側のシステム」「プログラム」を作る人を指します。
21. Webフォント
WEBフォントとは、インターネット上で用意されているフォントのことです。
WEB上にあるフォントを呼び出して表示させるため、従来のやり方とは違い、ユーザーがどんなデバイスで閲覧しても表示に差が生まれることない、というのがメリットです。
22. WordPress
WordPressとは、世界的に普及しているサイト作成ツールです。
もともとはブログサイトを簡単に立ち上げられるというものでしたが、今や企業のWEBサイトなどもWordpressで作られているケースがものすごく多いです。
無料で立ち上げられて、かつ比較的簡単に触れるという理由で普及しています。
23. 静的・動的
WEBサイトの構成の仕方を表す言葉です。
静的なページとは、誰がどんな状況で見ても固定の内容が表示されるページです。
動的なページとは、ユーザーが起こすアクションによって、表示される内容が変化し得るページを指します。
たとえば、仕事探しのサイトでは、ユーザーによって条件面の希望が変わってきたりします。その希望条件にあった案件をソートして表示します。これがいわゆる「内容が変化し得るページ」です。
24. ディレクトリ
ディレクトリとは、≒フォルダです。
ただ、厳密には「ディレクトリ」には「階層」という意味合いが含まれます。
25. FTP
FTPとは、File Transfer Protocol の略で、ファイルの送受信に関する決まりごとを意味します。
WEBサイトを公開するには、WEBサーバに表示したい内容のファイルをアップロードする必要があります。FTPは、そのアップロード作業で利用されます。
26. 実機
実機とは「実際の機械」の意味で、iPhoneやiPadといった具体的な端末を指します。
「実機で確認する」などのような使い方をします。
27. デバッグ
「バグ」は直訳すると「虫」になりますが、プログラミングの文脈では「欠陥・不具合」を意味します。
デバッグとは、不具合を取り除き、正常な状態へと修正することを表します。
28. デベロッパーツール
WEBブラウザには、コードの検証機能があります。
デベロッパーツールとは、Chromeブラウザのコード検証機能の名前です。
Macの場合「 option + command + i 」、Windowsであれば「F12」で開くことができ、ブラウザ上でコードを書き換えるなどして、素早く表示確認をすることができます。
29. SSL
SSLとは、Secure Sockets Layer の略で、簡単に言うとサイトの安全性を担保するものです。
SSLを実装することで、サイト上のセキュリティレベルが上がります。
具体的には「通信内容の暗号化」や「通信データの改ざん検知」などが可能になるため、結果的にサイトの安全性が増します。


【 その他 

30. ローンチ
IT業界における「ローンチ」は、WEBサイトやWEBサービスの公開を意味します。
リリースと同義です。
31. コンバージョン
WEBサイトやWEBサービスにおける、最終的な成果の部分を、コンバージョンと言います。
コンバージョン率(Conversion Rate / CVR)と言う場合、成果に結びついた「割合」を指します。
たとえば、セミナーを告知するLPのコンバージョンは「参加」ですし、化粧品を販売するWEBサイトのコンバージョンは「購入」です。
コンバージョン率で言えば、「WEBサイトに来たユーザーの中で購入に至った人の割合」になります。
32. CTR
CTRとは、Click Through Rateの略で、クリック率を意味します。
ページの表示回数におけるクリック数から割合を指します。
33. A/Bテスト
A/Bテストとは、WEBサイトやLPの一部のデザインを、複数パターン用意して同時に運営することで、最も効果の出るものを検証することを言います。
ボタンの色や文言を変更するなどのテストがよく実施されます。
34. SEO
SEOとは、Search Engine Optimization の略で、日本語では「検索エンジン最適化」と言います。
わかりやすく言うと、「WEBサイトがより検索されやすくなるように工夫する」のがSEOです。
35. グロース
WEBサービスにおける「グロース」は、サービスの「成長」や「変化」を意味します。
「グロースハック」という使い方をする場合、「サービスを成長させる役を担う」といった意味になります。


まとめ

前編】と合わせて、計35個の用語をお伝えしてきました。

単語の意味だけを理解しようとするとなかなか難しかったりするので、現場で飛び交う実際の会話からニュアンスを掴んでいくのが良いかと思います。

日々わからない言葉と出会いますが、その度にすぐに調べる癖をつけておくのが良いかもしれません。

おわり


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?