伊是名夏子氏の「差別の構造 強く表れるネット上」を手直ししてみた

昨年4月、コロナ禍に家族旅行へ行った際、駅で乗車支援を拒否されたことについてブログに書いたところ多くの反響がありその中には批判や誹謗中傷と受け取れるものもありました。
発端は私が乗車支援を求めたところ駅員から目的の駅が無人駅であり支援を行えない旨の申し出を受けたことでした。私も簡単にしか調べていなかったことから階段があり100kgを超える重さのある電動車いすを持ち上げて昇降しなければ改札に行けないことに気づかず乗車拒否と思い込んでしましました。タクシー利用を提案されたのですがこれまでの経験から時間がかかると思い込み電車での移動を求めました。
結果としては支援を受け到着できたのですがこの顛末を広く社会に知らせるため複数の新聞社に掲載依頼しそのことをブログに書き社会的障害について高い見識を持つ著名人の方にこのことを広めてもらいたいとお願いしたところ想像以上の関心を集めました。
障害を持つ方であったり実際に支援活動をされ現場を知る意識高い方々だったことから「十分に調べず現地に直接行った」「自分中心な考え」との言葉が寄せられたのです。
閲覧数が増えていくに従い過去の書込みから歩けるではないか、公費ヘルパーが大勢いるのはおかしいと本旨とは異なる批判が増え、家族についても書き込まれるに至り恐怖を覚える様になりました。
1年を経た今でも同じ様に繰り返し批判が書かれプライバシーに踏み込んだ特に当事者である私以外の家族に対するものまで幅広く取り上げられています。そのこともあり一部SNSでの書き込みを止めつつ情報発信を続けています。
現状を知ってもらい誰もが生きやすい社会を共に作って行きたいと思ったからでしたが私の伝える力が不足していたことから思いと異なる方向に進んでしまいました。
メディアは情報検証するという役割を持っていますので中立的な立場で取材し事実を報じ多くの人が考えるキッカケを作って欲しいと願っています。


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