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古代エジプト展へ

家族で、京都・岡崎の京セラ美術館で開催されている「古代エジプト展〜天地創造の神話」に参りました。

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どこで知ったのか、桜は「アメンホテプ4世」としきりに口走っていました(笑)。アメンホテプ4世はエジプトの新王国時代のファラオ(紀元前4世紀)で、あのツタンカーメンの父さんです。

世界史の教科書レベルの知識では、それまで崇拝されたいた太陽神ラーを頂点とする神々の信仰や首都テーベの守護神であったあアメン神に対する信仰を辞めて、アトンという一神教を推奨。首都をナイル川上流のテーベから、中流のテル・エルアマルナに移動させ、自身もイクナートン(アトンを敬うのような意味)と改名しています。

確か、この時期、「死者の書」に描かれるような二次元的な絵ではなく、写実的なアマルナ美術が生み出されたとあったと記憶していますが、その他の年代の遺物でも、結構、写実的なものや、独創的なものが多かった印象です。

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展示品を間近で一つ一つ堪能することができました。美術館の展示に関しては詳しくないのですが、博物館系の展示とはアプローチが異なるように感じました。

外に出ると夕日が美しく美術館を照らしていました。

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日本らしい萌え曲線・大和破風といえる唐破風ではなく、近代に流行した帝冠様式の照(てり)破風です。お月さまも綺麗でした。ウサギが見えます。

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実は、前日にも参ったのですが、コロナの影響で入場制限がかかっており、我々の一人前で当日券の販売が終わってしまいました(涙)。桜はショックを受けていましたが、偶然、スロープに設置されていた透明のガラス?板に衝突し脳震盪を起こしてひっくり帰っているスズメを発見し救出(空飛ぶネズミの異名を持つスズメを素手で触るには危険なので香織さんに任せて後アルコール消毒)。恒例の冷やし飴も堪能。有意義なひとときでした。

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