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ブログセレクション

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ブログ「KHAKI DAYS」から選んだエントリを載せています。加筆・修正あり。
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#考察

「いい人」について。

「いい人」について、以前自分がツイートしたものの中から抜粋。 いい人→人畜無害、よく気がつく→細かすぎる、付き合いが良い→優柔不断、正義感が強い→世間知らず、聞き上手→付和 雷同、前向き→忘れっぽい、気配り→八方美人、縁の下の力持ち→決断力が無い、協調性に優れる→お調子者、集中力抜群→視野狭窄、読ませる文章力→やや誇 張癖あり、慎重→ケチ 血縁という縛りがもたらす過剰かつエゴに満ちたコミットメント、というものに対する拒否反応があった。だから今でも「気はいい人なんだけど口が

7番目の芸術。

 どこかで読んだのだが、映画は「7番目の芸術」と呼ばれているらしい。では、1から6の芸術は何だろうか。  調べてみたらすぐに見つかる。検索って便利だ。ちなみに答えは「絵画、彫刻、音楽、文学、舞踊、建築」(順不同らしい)以上の6つである。   一番原始的なのは、やっぱり音楽だろうか。人が声を出す事がすでに音楽だからね。  舞踊は音楽とセットだと思う。音楽があって舞踊がある、という順番じゃないかな。知らないけど。  絵画はルネサンスの宗教画において隆盛を極めるが、もっとプ

用途とデザイン。

デザインとアートを分けるもの、 それは「用途」。 デザインは基本的にある「用途」に向けて生み出されている。 だから使うための機能や空間などもすべてデザインに含まれる。 アートはもっと思想的で観念的。 それによって誰かの感情を動かしたり(自分自身でもいい)、 思想に変化や振動、強い共感などを与えることがアートの目的だろう。 それは極めて恣意的・個人的な作業であると思う。 だから広告における「アートディレクター」という肩書きは、 言葉として不正確な気がする。 アートに関し

出逢うこと。

つまるところ、人が何かをするのは「出逢い」を求めているのだと言っていい。 美味しい食事をしに行くのもある種の「感激」に出逢いたいからだし、本を買うのも、言ってみれば今まで自分になかった新しい価値観に出逢いたいからだ。 転職などはその最たるものだろう。自分の過ごす「場所」を変えて真新しい人間関係を再構築したい、仕事自体を変えることで新しく自分の可能性と出逢いたい。 そういった出逢いの先には何があるのか?それは「自分が変わるかもしれない」という希望だと思う。 今の自分に1

マンホールの蓋はなぜ丸い?

有名な「ビル・ゲイツの試験問題」というものがあります。ちなみに本も出ています。 ビル・ゲイツの試験、つまりマイクロソフト社の入社のための問題で、それらは非常にユニークであることで知られていますね。例えば、タイトルにある問題もそのひとつ。 マンホールの蓋はなぜ丸いのか。 これはけっこう有名な問題で、答えは僕もたまたま知っていた。先に書いてしまうと、   ●四角いと、蓋が穴に落ちてしまうから がその回答。 蓋が四角いということは穴ももちろん四角いということになり、その場