マガジンのカバー画像

妙齢女性

36
運営しているクリエイター

#コラム

美醜に関するコンプレックスは、今も全然消えないけど

美醜に関するコンプレックスは、今も全然消えないけど

美醜に関するコンプレックスは、40代になった今でも全然消えない。と最初に言っておく。

高校生の頃は美側の人間じゃなかったけど、自分のことに忙しすぎて男の子に選ばれたい!と思うことがあまりなかった。

モテたい!とか言ってたけど、それ以上に友達と遊んでいるのが楽しかった。共学なのに女子校のような生活をしていた。だから自分が可愛くない側の人間だとちゃんと自覚したのは、大学に入ってからだろう。

この

もっとみる
怒ったり、主張したりできますか?

怒ったり、主張したりできますか?

怒りを表現するのが下手だ。ついでに主張も下手だ。

怒るべき時に怒ること。主張すべき時に主張すること。こういう訓練を受けていなかったなと思う。

日本にいる頃は、嫌なことがあれば、逃げていればよかった。やりたくないことや嫌なことは全力で逃げてさえいれば、そこに残った親切な人が嫌々だろうけどやっておいてくれた。

日本は嫌と言わない・逃げないように教育されて、嫌でも頑張ろう!をガチでやる人が多いから

もっとみる
自分で自分を大事にするということ

自分で自分を大事にするということ

子どもを見ていて思い知るのは、子どもには「自分が、誰よりも何よりも大事に扱われたい」という強い欲求があるということだ。

兄弟がいればその兄弟よりも自分の方をたくさん見てほしい。常に「今の見てた?」と聞いてくるあれ。自分に注目してほしいというあれ

ストレートにぶつけられるその思いを、受け取ったりかわしたり投げ返したりするのが小学生の親のメインの仕事のような気がする。

その時期を越えると、「親も

もっとみる
不機嫌で人を操ろうとしないでほしい

不機嫌で人を操ろうとしないでほしい

不機嫌な人のいうことを聞かないといけない空気感。困ってしまう。私のせいで不機嫌なんだろうな…くらいは分かるんだけど、それより先に進めない。そういう不機嫌な人は大体「いいよ。いいよ。」とか「私がやっとくから」とか言ってくれるんだけど、顔が怖いことが多い。
分かってます。私が悪いんですよね。。と、下手に出るけど本当はそう思ってない。

・体調が悪くてしんどいなら休んでほしい。
これ、まず第一。しんどい

もっとみる
今の方が楽しいし、未来は今より良いはず

今の方が楽しいし、未来は今より良いはず

今の方が絶対に楽しいよね。という話になりました。

一人は小中高と同じ学校、もう一人は高校からの友だちと会いました。小学校からの友達と会うのはほぼ10年ぶり。柔道一緒に行ってたあの子。スポーツセンターはまだあるけど、あの子の住んでいたアパートはもうないとか、そんな話。

学生の頃は人間関係やらなんやらであんなに悩んでいたのに。小中高あわせても、残っている友達は5人もいません。大学時代の友達だって連

もっとみる
本)ごはんのことばかり100話とちょっと とちょっとちょっと

本)ごはんのことばかり100話とちょっと とちょっとちょっと

いつも楽しみにしているスイスイさんがこんなnoteを書かれていた。

これを読んで、よしもとばななさんの「ごはんのことばかり100話とちょっと」という本の一説を思い出した。

「最近の風潮として、なんでもかんでもていねいにやるというのがある。もはや、そうしなくてはいけないと思っている人まで出てきたのにはびっくりした。最近の若い人のまじめさは、胸打たれると同時に少しだけ心配なところもある。」

から

もっとみる
バレンタインテロの思い出

バレンタインテロの思い出

料理が上手で古本屋巡りとカレー屋が好きな渋い友達がいた。その彼女と二人のアイドルであったY君(真面目が制服を着て歩いてような剣道部の子。)とM君(笑顔がかわいい)にバレンタインデーに乗じて何かをしよう!と盛り上がったのだ。

二人とも恋愛とか彼氏とか遠く離れた高校生活を送っていたのに、なんでそんなことになったのか忘れたけど、彼女の家でチョコレートマフィンを作った。

そしてバレンタインデー当日。早

もっとみる
パラダイス銀河を遠く離れて

パラダイス銀河を遠く離れて

子どもがローラーブレードをしているのを見ていたら、どうしても自分がやりたくなって買ってしまった。本当は長袖のTシャツ二枚というのが、この冬の課題だったのにローラーブレードになってしまった。袖がだるだるの着物スリーブ化したTシャツにはもう少し働いてもらおう。

スポーツは見るより、する方が好きだ。子どもがやっているのを見るだけより、ちょっかい出しながら一緒にやりたい派だ。トランポリンを一緒にやったら

もっとみる
バイリンガルは諦めた。これからはコミュ力でやっていこうと思います。

バイリンガルは諦めた。これからはコミュ力でやっていこうと思います。

ウチの子どもはイタリア語と日本語のバイリンガルだ。こうなるまでにははっきり言ってお金も時間もかかっている。日本に毎年帰って学校に行き、こっちでも日本語学校に毎週土曜。しまじろう先生には、もう何年も課金してる。天才ではない子どもがお金または時間をかけずして、バイリンガルになるなんてありえないんですよ。(この本を読んで膝を打ちまくった。)
(でも、漢字はあまり書けない。娘の作文のひらがな率の高さに涙目

もっとみる
ボロ着ててもって言うれけど、できればボロは着たくない

ボロ着ててもって言うれけど、できればボロは着たくない

寒い時期のイタリアの街中でパッと目につくような年配の素敵な人は、身なりにお金がかかっている。
冬は特にお金が見た目に反映される。コート、靴、かばん、あと髪の毛はお金と手間をかけた分だけ絶対に違う。コートは毛皮またはウール。ダウンコートは基本、着ない。(もしダウンを着るならモンクレー一択。)「うわー、あのコート気持ちよさそー。触ってみたい…。つーか、ほすぃー。」とマジマジ見てしまう。冬の艶髪は毎週美

もっとみる
40になる私が気付いた5個の楽しく生きる方法

40になる私が気付いた5個の楽しく生きる方法

2017年になった。
1977年生まれなので、今年で(というよりも、あと数日で)40歳になるということが確定です。まじで!俺もう40!?という気分。年齢からは逃げられないようですね。

30歳からの10年間は、本当にあっという間で。その間に4回引越しをし、二人子どもを産んで、仕事も生活も友達も変わった。

この10年で一番きつかったのは、専業主婦・子育て・引越しでほぼ引きこもりのような生活になった

もっとみる