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居場所とか友達とか

居場所がない。と、ずっと思って生きている。って書くと大げさだけど。

ずっと心地いい居場所っていうのはないもんだなって認めるようになって。

いつ頃からか「居場所が無いなら仕方ない。そういう人間なんだ、自分でつくるしかないのか」に変わった。

私の居場所は私がいるところだ。その場に馴染んでいても、馴染んでいなくても。居たいところにいればいいし、嫌になったら止めればいい。花が咲いても咲かなくても。

どこに行っても、大体誰と話していいのかわからない。大人数の会で他の人が楽しそうにしているのを見ると、自分は全然楽しめてないなと思う。

もちろん中にはコミュ力の天才みたいな人がいて、いつのまにかみんなからイジられてるなんてことあるけど、それを目指すのは無理。才能がない。「ピエロになれる人は生まれつき決まってる」ってほぼ日のシルクドソレイユのインタビューで言ってた。私は才能がない。

自営の人でお店をしてたり、バリバリの会社員だったりしたら、堂々とここが自分の居場所です感を持てるのかもしれないけど。

基本、家にいるし、家と家族が居場所ってまぁそうなんだけど。それだけじゃ辛いし。

お気に入りのカフェとか飲み屋とか無い。(そういえばカフェバーってカフェ➕バーなのか? かしらんって書こうとしてやめる)そういう意味での居場所もない。

地元に毎年帰っているけど小中学の頃の友達と「今だに会っても楽しい!」とか全くない。狭くて息苦しいだけの子ども時代に良い思い出なんかない。戻りたいとか思ったことない。

美術系の学校に行ったくらいで選民意識強めの嫌な奴だったから10代後半に人間関係を一回リセット。大学時代は劣等感とかここにいても何者にもなれない感とかが強すぎて、そこをでてまたリセット。

社会人になってからできた友達もいる。だけど、大人の友達って言うのは生活環境が変わったり仕事が変わったりすると潮が引くように会えなくなる。人に会うのに調整がいるっていうのを知った。

(同人誌作るとか鳥人間とかのガチ趣味の人へ憧れるのは、仕事とか家庭とか属性が変わっていくことに何も囚われずに、趣味のことだけで繋がって楽しそうなのがあると思うんだけどどうだろう?)

で、まぁ大人だから。もういいやってなって。居場所を自分で作ることにした。具体的に何をしたかいうとそんな大したことじゃないんだけど、面白そうだったら「やってみない?」って自分から人を誘うようになった。

私の人間力では待ってても誰も誘ってくれないし、面白いことは起きないってよーく分かったからそうなったわけだけど。もちろん誘って断られたら凹んだりしたけど、誘う回数を増やしたら、断られても凹まなくなった。

大人になってよかった。

こんなことをしたらこんな嫌なことがありました。(だからあなたも気をつけて)」とか「失敗しないためにこうしよう」とかいっぱいあるけど、はじめてのことは大体失敗する。

優しいアドバイスの形の脅しみたいなんかを摂取しすぎで自分の動きが小さくなっていないか?もっと動け私。

まとまらない文章なのは私の夏休み終わったからです。

おわり


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