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主婦/夫とお金とブロック

土曜日の夜に友人と出かけた。3年ぶりのクラブだ。テクノのイベントに行って朝まで遊んだ。

集合時間が11時というだけでワクワクと眠いが一緒にくる、そんなお年頃だ。普段ならとっくに寝ている時間。子どもは夫に任せてのお出かけ。

5年前だったと思うけど、「最近、クラブに行くことないよね」という会話から始まった夜遊びの復活。クラブが好きな人も限られているので、この友人達に会えたことは本当にラッキーだった。復活といっても年に1回、クラブに行く位が精一杯なんだけど本当に楽しい。

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(4年前だった。絵がひどいのは気にしないで欲しい)

こんな風に夜も楽しめる日がくるなんて思えない日々は長かった。

子どもが生まれてから5年専業主婦をしていた。急にイタリアに引っ越して、2人目産まれて、ということで専業主婦期間だったんだけど。辛かった。(無計画だな、と思うけど。計画してたらイタリア人となんか結婚しない笑)

自分のお金がないことが辛かった。自分の収入が無いということは、思った以上に私を縛った。夫の給料から自分のためにお金を使うことが無茶苦茶ためらわれる。なんとなく、買い物に夫の許可が必要なのでは?となり、必然的に自分の選択に自信がなくなった。プライドと自尊心がやられた。

ここで、お金のブロックを外しましょう!とか怪しいカウンセリング的なことは書かない、副業もマルチもない。

私の場合だけど、この無収入状態をなんとかしたくてMacを買った。日本で働いていた頃の貯金だったから悩んだ。 

主婦だったし、お金を使うことにためらいを感じていた頃だったから、『自分のためだけにこんな高価なものを買っていいの?』とか本当に悩んだ  でも、結果イラストレーターとして仕事ができるようになった。その投資があったからこそ、今の私がいる。

で、何が言いたいかというと。主婦/主夫だろうが、収入が無かろうが、もし何かしたいことがあって、何かが必要なら迷わずお金を使うべきだよね。ということ。自分にブロックを掛けてやらない理由を量産しているうちに、歳だけはとって死んじゃうんだしね。

ちなみに、クラブで夜遊びに付き合ってくれる友人達は、みんな働いている。専業主婦でいることが、行動にかけるストップは多分本人が思っている以上に大きい。

「いや、クラブ好きじゃ無いし」とかもあるけど、そういうことを除いても、何かをやらない理由をたくさん作っていると思う。というか私はそうだった。

おわり

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