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あなたの見ているものと私の見ているものの違いはどこから生まれるのか

愛のままにわがままに僕は君だけを傷つけないみたいなタイトルですね。

何かを見て、それを判断するとき。望む/望まないに関わらず、それには経験と知識と言う名の偏見が入っている。

例えば、

経済的に問題のない家に生まれていれば、「努力をしても叶わないことなんてないだろう。」と思う。手のかからない子どもしかみていなければ、走って道路に飛び出す子どもにハーネス(紐)をつける親に対して、「それはやりすぎだろう」と思う。

どちらもその人の中では正しいのかもしれない。けど、正しさの基準は変わる。

例えば、日本では「大人しくていい子」がイタリアでは「無表情。何を考えているかわからない子」になる。

日本に住んでいた頃、イタリア人と一緒に食べることがよくあった。今よりもうちょっと食に保守的な人が多かった。

そんな食に保守的なイタリア人とパン屋に行ったときの話。

イタリア人は朝食に甘いパンを食べる。(小さいピザとかパニーノの人もいるけど)ホテルの関係で、広島駅の新幹線口のアンデルセンで朝食を取ることが多かった。

ある日のこと、カフェオレとパンを買って食べていた友人の1人がパンを1口食べて吐き出すぐらいのすごい顔になった。見るとツナマヨのパンだったのだ。

イタリアのバール(喫茶店)には基本甘いパンしか置いてない。調理パン的なものといえば、ピッツエッタ(小さいピザ)かパニーノで、見た目からして違う。

彼は日本の調理パンというものを知らなかった。だから丸いパン=甘い。丸くてカスタードクリームくらいに思っていたのかもしれない。朝からツナとマヨネーズいうのは彼にとってはありえないことだった。

それを見て、みんなで大笑いした。本人も本当に驚いて「日本人は朝から魚を食べるって聞いてたけど、まさか自分も食べるとは。ありえない。」みたいなことを言っていた。そのパンは結局、最後まで食べなかったはず。

日本語の読めない彼は丸いパンを見て甘いと思い込み、私はツナマヨパンだと気づいていたけど、それが朝食に不適格だとは思っていなかった。

こういうのってかなりたくさんある。収納術で片付け頑張る前に、モノを捨てようね案件のように。あれ、違う。

さぁ、まとまりがなくなってきましたよ。

だから、「あの人はこれだからあれだ」みたいな。物語であれば回収される伏線なんだけど、現実だと勘違いしたまま終わりますね。

おわり

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ワダシノブ/Illustrator

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