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書籍でます!「いいかげんなイタリア生活」

お知らせです。

この度「いいかげんなイタリア生活」というタイトルで、初めての本がでることになりました!!
ただいま予約受付中!!7月25日に発売です

うまくいかなかったり、いかなかったり、いかなかったり…(100回繰り返す)、突然うまくいったり。またうまくいかなかったり。

そんな15年の生活をぎゅーーーーっと入れました。
キラキラともセレブライフとも程遠い、地味イタリア生活です。でもまあ楽しくやってます。

なかなか旅行に行けないですが、旅行がわりに遠くの(いや、近くの人もいるけど)イタリア生活を垣間見ていただけるとうれしいです。

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表紙に描いた絵。

書籍化について語ってみる。noteを書いてなかったら、本になっていないから。

正直最初に思った事は「嬉しい!だけど何をかくの?」。

卑下するつもりではないけど、今って役に立つ本が売れるんだろうなぁと思っていまして。そういう意味では役に立てない本になることは決まっている。

GAFA出たひとの本みたいな役に立つことも、人間関係も苦手。なんでも面白く描ける文章力もバズもない。そんなだから、何を書けばいいのだろう?と考えてしまいました。

が、私の文章といえば、本業のイラストの宣伝になればとせっせとnoteを書いていたことしかない。だから、そういうのを書くんだなぁと決めてから約1年。

ここでnoteが出てくるのですが。noteと私の付き合いというか。

noteは一時期、本当にたくさん書いていて。一番ハマっていた頃は1年のうちほぼ毎日、多い日は1日に何回か更新するくらいでした。人に見てもらえるのが楽しかった。そんな日々は多分2ー3年続きました。

有料記事に簡単にできるのもよかったです。知らん人の気持の話なんて、お金払ってまで誰も読まないと思ったから、書きたいことを書いて有料にしてたりもしてました。(そのうち自分の無料記事が有料の役立つ系の記事に引用されて、気持ち悪くなって消したりしたけど。)

そのうちにcakes、noteは炎上し、この対応は嫌だな→なんか書くのがためらわれる場所になり、今にいたるのですが。

ただ一つ言えるのは、文章を書くことへの抵抗感がなくなったのはnoteのおかげだと思っています。これは本当。(そして、プラットフォームの使い方なんて、今どきは高校生でも知っているようなことを考えるきっかけをくれたのもnote。)

いいかげんなイタリア生活_帯あり

なんやかんや言って力がつくまでには時間がかかるし、イラストでも文章でもたまに大当たりはあるかもしれないけど、自分の仕事を見てもらうには、コツコツ続けていくしかないんだなぁというのが、バズから縁遠い40代半ばの私の感想です。あと、健康と周りも大事にしてサステナブルに生きていきたいというのも、中年だから思うのかもしれません。

すごくつまらないことなのですが。型を使ってバズを目指せ!とか自分さらけ出して!みたいなのも、がんばってやってみたりしましたが。自分には向いてなかったなぁと今は思っています。まぁやってみないとわからなかったので、努力したことに関しては良かったと思っています。

だから、もし何か形にしたいなぁと思って何かを作っているひとで「なかなか結果が出ない・・」と思っている人がいるなら、「とりあえず試してみて、向いてなければ別を試すといいよ。そして、また気が向いたらしれっと始めればいいよ。成長や成果が見えるのに時間がかからない人もいるけど、わたしみたいにかっこ悪く、時間がかかる人もたくさんいるのだよ。」と思っていただけたら幸いです。すぐに成果が出なくてもいい、それが。目指せやなせたかし先生。

この本がでるのもnoteでフォローしてくださった方々のおかげです。読んでくれる人にたくさん出会えたことで、本になることができました。

あと、ここでしかなかった出会いはあります。noteの名前しか知らないけど、なんとなく親しく思っている方々もいます。ふみぐらしゃさんとか、サトウカエデさんとか。

今も続いているオンラインお絵描き会もnoteのサークル機能から始まったから。

ちなみにnote を書き始めたきっかけである、イラスト・マンガのお仕事はいつでも募集しております!

メールにてご連絡ください
→ shinobu.it@gmail.com


有料記事はマンガの下絵です。

本出たね!おめでとう!という気持ちで(ファンボックスには載せるので、ファンボックスにいる方は買わないでください!)

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