20歳のころは、20歳以上年上にしか、興味がなかった。

ファザコンでもあったし、世間的にも性的にも成熟している大人がよかったのだと思うけれど、そんなの後づけ理由。

ずっと自分は年上好きだと思っていたけれど、20歳後半になると、年下相手にすることも増えてきた。

「足して60歳」な感じが好きなのかな？
と思っていたけれど、そういうわけでもなくなってきた。
まあ、定型化、型にはめるのはしないほうがいい。

一番若いのは16歳だけれど、それは自分も19歳のときだったので、さして年齢差はない。

30歳あたり、20代の子としました。
「人妻とか、子どもがいるひととか、なんか決定的なちがいがあるかと思ったけど、ないんだね」
と言われました。
また、「これまで、女の子はじっとしているもので、男があれこれしないといけないと思っていたけれど、女の子が気持ちよくしてくれることもあるんだね」
とも。

30代後半だったけかな？
ネットで知り合った、23歳だか25歳だかの子としました。
「めっちゃ感じやすいね！自分は21歳のかわいい彼女がいるけど、なかなか感じないんだ…」
と言っていました。

同じく30歳後半だったと思う、40代後半のミュージシャンとしました。
目当てのミュージシャンの対バンで出ていて、そのミュージシャンと、まあなんというか、いい仲だったので打ち上げに参加させてもらったら、その気になってたひとといい感じになって。そのひとも、ステージからわたしが気になっていたそうです。（そんなんなんや！）

そのひととは何回か遊びましたが、あるときはめっちゃ激しいライブのあとに何時間もヤって、４回くらいイってたのですごいな～、と思いました。ミュージシャンは、体力勝負です。

４０歳のときに、夜中酔っ払ってるんるんと歩いていると30歳という自転車青年から声かけられて飲みに行き、結局ラブホに行ったら
「すみません、見栄はっていました。実は29歳なんです」
どうも、年上好きらしく、ちょっと前の彼女も40歳で、なんだか恋愛相談されてしまいました。

そのあと、いつものバーに行ったら、なんだかマスターとバイトの子、総勢３人が盛り上がっていて、明け方のバーでなんだか60歳代、20歳代の子２人のナニをみせられて、なんだか乱交みたいなことになり、あとで20歳代のひとりから「あのバーで働き始めて３日目くらいなときで、なんていいところだろうと思った」と言われました。

42,3歳くらいのころ、ネットで知り合った28歳の子に熱心に言い寄られて３か月ほど、つきあいました。
「こんなおばさんのどこがいいの」
と問うたらば、
「ブスな若い子より、きれいな年上がいい。それに、マリさんはおばさんじゃないよ」
と言ってくれました。えへ。
結局、いつもの
「わたしが逢いたいときに逢えない男は、用がないんじゃ！」
で、切ってしまいましたけど。
幸せになってるといいなあ。

46歳のときに、23歳の子とつきあったのは、先日書いたとおり。

38歳くらいから、６年くらい、60歳代後半のやくざの彼（つきあってる大部分の間、50歳代と思っていたのですが、あるとき彼の介護保険証をみて、年齢を知ってしまった）とつきあっていました。これは、女としての幸せと悲しみを感じさせられた黄金の日々で、別に濃く書きたいと思っています。

そしていまは、これも先日書いたように、62歳の彼とつきあっています。
食べること、考えること、価値観、性的なこと、いろんなことがほんとに合うひとで、彼も「よくぞ僕の前に現れてくれた」と言ってくれています。
わたしが強く興味をもつ分野の専門家で、それでいて全然偉そうでなく、対等につきあって平等な感じ、大好きなひとです。

その彼いわく、
「昨年はマリちゃんが４７歳のときにぼくが６１歳でふたり合わせて煩悩だったけど、いまはぼく６２歳でマリちゃん４８歳、あわせて１１０歳だね」