夜の街で癒された

そんなわけで、一年半ほどつきあったひとと別れたので、昨日、金曜の夜はひとりで木屋町にでかけてきました。一カ月ぶりくらい。まずはずっと行きたいと思っていた、友達のプレオープン中の2号店。洋風おでんとワインのお店というコンセプトの1号店につづき、洋風餃子とワインのお店ということで、質のいいワインの立ち飲みは珍しいし、フードもなかなかオリジナリティがあって、やはり創意工夫が大事ですね。10人も入れば満員のちっちゃい(それはそれでよいのですが)1号店とちがい、3倍くらいの広さで内装も味があって上品でおしゃれ、うまくつくってあり、ワインは安定のおいしさ。フードもイタリアンのシェフをしていた友達が作るだけあっておいしい。じつはおでんは得意ではないので、こっちのほうがお気に入るかも。

その後、いつもの「ろくでなし」。
店にはいったとたん、色白でマッチ棒みたいな美人さんが
「あ~、マリさん♪」
と声をかけてくれました。
「ごごご、ごめん。覚えてない。だれ?」
と失礼なことを言うわたしに気を悪くもせず話してくれて、話しているとどうやら数回会ったことのある、なんだか色気のあるひとだな~、と記憶していた人でした。前より髪伸びてたし、わからんかった。

「マリさんとね、指からませあったときにすごく気持ちよかったのを覚えているの」
とか言われてすっかりご機嫌、勧められるままに彼女の隣に腰をおろして一緒に飲んだのですが、たいてい、女性は苦手なわたしですが、彼女の姿、ありよう、ちょっと不安定そうなところにおおいに惹かれました。昼間もずっと一緒にいるのはちょっとむずかしいけれど、こういう、小汚いバーでいちゃいちゃしてるのはたのしいひと。それこそ、ここんとこ仕事ですっかり疲れていたわたしが求めていた夜の街のありようです。

すっかりレズ心を刺激されて帰ってきたわけですが(もちろん、帰り際に彼女にキスしてきました)、そういや、なんかちょろ、ちょろ女性から「マリちゃん、好き☆」と言われることあるのですよ。なんか、話もそんなにしたことないけど、わたしの姿、雰囲気が好き、って感じで。売れっ子作家になって、自分好みの色白で可愛い女の子にモテるのが夢なのですが、夢の半分はかなってるかもしれん。そうしてつらつら、考えるに、同性としての女性はつきあいづらくてなかなか難しいと思うんだけど、恋愛対象としての女性は好きだな~、と。むふふ。

ここ数週間、仕事で人間関係と業務の過酷さですっかり疲れ切っておりましたが、元気になってきました☆

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