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#55 コーチングとは!?

みなさま、お疲れ様です。

昨日、OCEANSという雑誌のスーツ特集でモデルのお仕事をさせていただきました。
着流しのスーツスタイルということで、僕のテーマがスポーティー×スーツ、仕事前後にジムへ行くスタイルという感じでした。
トレーニングウェアにジャケットを着るというはじめての体験をしました。普段しない格好をスタイリストさんのセンスでトライしてみるというのは貴重ですね。
貴重な経験をさせてもらい、OCEANS編集チームの皆様とマーケチームに感謝です。雑誌の発売は3/25ということです。

もちろん、会社PRの一環ですので、僕たちのミッションもインタビューでお話しさせていただきました。

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さて、今週朝会でHRからアナウンスがありましたが、JustCoさんの企画で3/5にコーチングを学ぶ場がありますね、とっても良い機会かなと思います、是非時間作れる人は参加してみてください。

ということで、コーチングとは良く聞くけど何なんだろうという方もいると思いますので、今回は僕なりのコーチング論を展開してみたいと思います。

僕のオリジナルな解釈も含めるものの、ココに書くコーチングの本質は普遍で言葉は変われど言っていることは基本一緒だと思っていただいて問題ないかと思います。それくらい僕もコーチングをここ7-8年ほど真剣に学んできてますし今も継続して勉強中、と同時に日々他者に対して、そして自分自身に対して実践中です。自分でやる場合にはそれはセルフコーチングということになります。

コーチングはティーチングじゃなく、メンタリングでもないし、カウンセリングでもありません。

コーチングを一言で言えば、ゴール実現のためのエフィカシーを上げること。と習いました。

エフィカシーとは自己能力の自己評価のこと。僕は/私は”できるやつだ”という自己能力の自己評価を上げることになります。
それは暗示ではなく、心の底からそう思えるようにコーチはクライアントのマインドセットを引き上げていく作業をします。
時に言語的に、時には非言語的にクライアントの内部表現と言われるマインドを見ていきます。

そしてゴールとはなにか。これはいつも話したり書いたりしているのでお分かりかと思いますが、
現状では到底達成できない、現状を超えた願望のこと、そして個人的な煩悩を超えた何かのことを本来ゴールと言います。
だから、職業的に何かになりたいとか、社長になりたいとか、いくら稼ぎたいとかいう小さな煩悩は本来ゴールとは言いません。
それらはゴールというより、僕がいつもサブゴールと言っている抽象度で、ゴールを達成した時の自分の状態、組織であれば組織の姿、言い換えればビジョンとなります。Vpon JAPANで言えば、クールジャパンDX支援でナンバーワン、これがサブゴールでありビジョンですよね。そのビジョンを達成した時に、一つ上の抽象度である本来のゴールに近づいているんだという考え方です。

なぜ、現状を超えたゴールを設定する必要があるのか。それは現状に縛られたゴール設定というのは自分の本来の願望ではない可能性が高いからです。作られた願望、誰かのための願望、奴隷的な願望になりかねません。
現状の状態、自分自身では到底叶えられないけど、どうしても叶えたいこと、それがゴールです。
現状に縛られたり誰かに気を使ったゴール設定は、どうしてもHave toになりがちだということです。
ゴールは常にWant toでなければなりません。

コーチングとは?に戻りますが、コーチングは常に未来方向です。そして高い抽象度を扱います。

未来と高い抽象度に何とゴールを設定するか。この問いをしてクライアントのゴール設定のお手伝いをするのもコーチの仕事です。本来はすでに設定したゴールに対してエフィカシーを上げさせて自動発火で達成のお手伝いを言語・非言語で行なっていくのがコーチの役割ですが、そもそものゴール設定のお手伝いもプロのコーチは可能なのだそうです。

ゴール設定は自分自身ですることが望ましいわけですが、どうしても思考の癖により現状の外にゴール設定ができなかったりするのが人間というものです。現状の外とは何なのか、現状を超えて良いんですよと働きかけられるのがコーチングです。
そういう意味で、本当のコーチングとは一切過去について問題にしません。過去はどうでも良いからです。
もちろん過去の実績や生き様がその人のエフィカシーの一部であることは間違いありません、だからそのエフィカシーは維持しつつも、過去の失敗や過去の実績のなさはどうでもよく、今これから来る未来と集中すべき今に徹底的にフォーカスするのがコーチングです、プラス高い抽象度。

よく、抽象度の話をしますが、抽象度が高いというのはなにもぼんやりしている状態だったりあいまいな状態ということではありません。よく抽象的という表現はもっと具体的に話しなさい/思考しなさいということで使われがちですが、そこでいう抽象とは全く違います。
抽象度が高いだったり、抽象思考ができるとは、一見全く関連性のないことから共通項を見出すだったり、利他的な思考で自分以外の社会全体の枠組みで物事を考えられること、または抽象度の高い世界に具体的な臨場感を維持できることとも言えます。

高い抽象度で、未来方向に自ら問いを立てる(ゴールを作る)、コーチはそれを問いとして投げかけクライアントを現状の外に引っ張り出す、それがコーチングです。

という、コーチングの概念を理解したところで、実際にゴール達成に向かう過程でのエフィカシーの上げ方、現状からの脱却というところでは様々な方法論があります。これは体系的にコーチングを学ばなければなかなか理解できないのですが。

抽象度の高いゴール実現の世界に高い臨場感を抱くことができれば、必ずゴールは実現します。
要は思考が現実化するといういつも話す通りのプロセスです。

そのために必要な作業として基本的な概念で理解しておいた方がいいのが、
コンフォートゾーン、セルフイメージ、アファメーション、あたりでしょうか。コンフォートゾーンとセルフイメージについては少し前にかいた社内報で触れているのでこちらを改めて読んでいただければと思います。特にコンフォートゾーンの落とし穴についてはしっかりと理解しておかなければなりません、人間は基本、現状維持を好む生き物だからです。

アファメーションについては、自己宣言。自身の無意識に正しい言葉を投げかけることで思考と言葉、その先の行動を無意識レベル言わば自動的に変えていくという作業です。いつも月曜日の朝会でやっているあの作業です。
気づいていないかもしれませんが、僕も皆さんも月曜日毎朝唱えるあの言葉たちに少なからず、というか大いに影響を受けて日々仕事をしています。これは間違いありません。それくらいに普段使う、唱える、意識する言葉は僕たちの生活、人生に大きな影響を与えます。少し前にセルフトークの話も書いたと思います。1日2−3万回というセルフトークになんと言葉を使わせるか、これはセルフイメージを形成する上で大変重要なルーティーンだと思います。

セルフイメージは、サブゴール達成時の自分と言い換えても良いと個人的には考えていますが、それが普段僕たちが意識すべきコンフォートゾーンと言うことができます。
ゴール達成時のサブゴールな状態、すなわち未来のセルフイメージをコンフォートなゾーンとして言い聞かせ続けるのです。
それは普段口にする言葉や思考から形成されちゃうのですから、プラスでポジティブで未来方向の言葉にこしたことはないですよね。だから僕もまだまだ道半ばで試行錯誤中ですが、せめて使う言葉は常に未来、ゴール方面を意識しています。

こういったコーチングの要素を理解すると、全ては繋がっていると認識でき、普段考えること、食べるもの、時間の使い方、あらゆることが整合性を持って無理なく整っていく感覚が得られると言います。なんとなく分かりますその感覚。

コーチングを習慣という言葉でアプローチするなら、キーストーンハビットを得てどんどん色々なことが整合的に習慣化されていく、結果行動が変わり性格が変わり運命が変わるということなのかもしれません。キーストーンハビットはVpon JAPAN WAYの一つですよね。

そう考えるとコーチングというのは、人生そのものを変える作業であり、ゴールがなければ成り立たず、ゴールさえあればあとは無意識の自動操縦に結果的になっていくということが理解できると思います。

コーチングを細分化すると、スポーツコーチング、ライフコーチング、エグゼクティグコーチング、キャリアコーチング、何とかコーチングという風に、コーチそれぞれの得意分野×コーチング理論という形になっていきます。本来はどれもコーチングという言葉ひとつで片付くのですが、コーチが自らのコーチング職をマーケティングでそうなっていくことは理解できます。
いずれにしても本来の意味でのコーチングでは上記で書いたようなことです。ゴール達成のためのエフィカシーを上げること、に尽きます。繰り返しですがエフィカシーを上げる方法論はここに書いたもの以上にたくさんあり、非言語で働きかけるもの含め今もどんどん進化していると言います。

コーチという職業があり上記のようなことをクライアントに提供するわけですが、コーチングそのものは理論を学び日々自ら実践できることでもあります。完全にセルフコーチングできている状態というのは相当なレベルなので難しくだからコーチという職業があるわけですが、セルフコーチングも同時にできるにこしたことはありません。
よくゴールシートでゴール設定とそこに向かう過程で必要なこと/やらないことなどを整理することをオフサイトなんかでもやりますが、あれはフレームワークの一例ですが、自分自身でコーチング理論体系に沿ってフレームを言語化し、自分の人生を定義してみることはセルフコーチングの大きな一歩ではないかなと思っています。

この世は思考と言葉から物理空間が表象しており、言葉で自分を定義してはじめて見えないものが見える状態になる(量子力学的にいうと)わけなので、ゴール設定とは言葉で定義し、定義することでイメージが湧き、結果ゴール側の臨場感、解像度といってもいいですが、が上がるということですから、ゴール設定とは自分の言葉で自分を定義するとも言えますね。自分を定義するとは自我とも言い換えられます、自我とは他者やものとの関係性、重要度の並び替えで宇宙を定義すると同義です。ということは自我を定義する=ゴールを定義する、とは宇宙を定義することでもあります。宇宙を定義できればそれは自分にとって重要な言葉でできているということにつながりますから、量子力学的には未来に観測するものは自分のゴールに関連することであり、それは重要なことが見える、すなわち自分が考えたことが未来から現在へやってくるとも言えるんですね。
こんな話を以前小樽の旅日記でも書きました、AIをよく理解する上でも僕にとっては大事な論考です。

上記でコーチングは過去を一切取り上げないと言いましたが、それは上記からも分かる通り、ゴールがあるのは未来であり未来を見ることで現在にやってくるという分析哲学と現代最先端物理学の帰結からも間違いなさそうです。

コーチングの正しい理解と、コーチの存在が日本では圧倒的に足りないのだそうです。
ここに日本がいま世界の中でも窮地の状態にある一因なのではないかと思うほどです。

コーチングは未来思考でゴール思考。
ニッポンの魅力で世界を元気にすることをミッションに掲げるVpon JAPANは、ニッポンをコーチングし、日本に良い未来をもたらす存在でありたいですね。

毎度のことですが、コーチングに興味ありの方はこの話題でご飯でも食べにいきましょう^^/

Shino

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