リビングを図書室化する
自宅のリビングは本棚が並び、様々なジャンルの本でビッシリ埋まっています。
僕が自宅のレイアウトで唯一こだわるポイントです。それ以外はモノさえ増えなければこだわりません。書斎もいりません。リビングにはテレビもありません。
子供たちへの教育についても、読書習慣をベースに考えています。毎日の自宅学習もリビングでさせています。
図書室化は少し大袈裟かもしれませんが、これも環境設定の一環です。
この連載のイントロダクション「環境が習慣を作る」でも書きましたが、
自己投資で最もコスパが良いと考えている読書時間を少しでも捻出する、余計な誘惑を排除して、自分の時間を読書に充てたいから始めました。
これは効果覿面です。
リビングという、自宅で最も多くの時間を過ごす空間を優先順位の高いモノで覆う。図書室化というのはあくまでも僕にとっての優先順位の話です。
人それぞれ、時間の使い方の優先度は違います。
物理環境の配置を工夫することで、習慣化形成を促進することができます。
僕の様に元来意志力の弱い人間は、環境整備で習慣化を促進していかなければすぐに怠けてしまいます。
リビングの図書室化により、読書ファーストの生活が形成され、月間で少なくとも30冊は読めているのではないかと思います。目標は100冊なのでまだまだなのですが。
置いている本は、多種多様です。ビジネス書から児童書まで様々です。ビジネス書、自己啓発系、小説、専門書、図鑑系、語学系、歴史系、天文学、数学、まんが、もうなんでもありの状態です。いわゆる一般教養と言われる範囲の知識形態を広範囲に吸収して、抽象度の高い思考の前提となる知識全般を得るイメージです。
僕が子供向けの科学本を読むこともあれば、子供たちが難しいAI系の本を手に取り眺めていることもあります。この雑多感が良いんです、抽象度を高めてくれる感覚です。
本とともにリビングで生活していると、本棚全体が辞書の役割となって、調べごとがサクサク進みます。ネット検索に頼らない知識の貯蔵庫に浸っている感覚です。
僕にとってのリビングの図書室化は、みなさんにとっては何にあたるでしょうか。
別にリビングでなくても良いのですが、大切であり重要な空間が、大切であり重要なモノが配置されていますか?
なんとなくの常識で放置してしまっている、もしかしたら人生の自由度を奪ってしまっているかもしれない何かがあるとしたら、一度世間のそして自身の常識を壊して新しい環境を設定してみると良いかもしれません。
それが僕にとってはリビングの図書室化でした。
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