見出し画像

#48 リアリティ

おはようございます。12/11週、張り切って参りましょう!
Vpon JAPAN WAY 今週の僕のテーマは、ゴール思考です。常にゴール思考であるつもりですがより意識してゴール思考していきたいと思います。

Vpon JAPAN WAY

昨晩、TBSの「下克上球児」を見ました。普段テレビを見ない(テレビを持っていない)のですが面白そうなドラマがあるときはTVerで見ます。昨日はクライマックスに向かう大事な場面でしたが、感情移入して泣いてしまいました。次回最終回が楽しみです。

それにしても当たり前のように、人は情報空間の出来事に簡単に感情移入します。ドラマに感動し、小説の世界にのめり込み、映画館で手に汗を握ります。脳科学的にそれはリアリティだからだそうです。脳内ではそれが現実。目の前の物理空間よりもスクリーンの中の情報空間に高い臨場感を感じることができるのが人間で、古来より脳の前頭前野が大きく発達し創造の世界にリアリティを感じられるように進化してきている唯一の動物です。

だから、想像の世界で起きている出来事に涙できるし、脳がリアリティだと捉えた事象に対して身体にフィードバック作用が起きるのですね。実際に泣けるのです。

脳科学的に、またコーチング的にもとても重要な要素ですよね。リアリティは臨場感で決まるわけなので。

脳にとっては、物理空間と情報空間に差別はない、と言えます。臨場感が高い方がリアリティ。でも普段は当たり前ですが物理空間の臨場感が思いっきり高いです、それは物理空間は基本五感の世界だからです。五感で感じられることは臨場感を得やすい。

逆に言えば、情報空間の世界の臨場感を上げることができれば、物理世界に表象するとも言えます。思考は現実化する、とはこういうことです。

現代物理学、また分析哲学の世界では、物理空間は情報空間の一部だと言います。情報空間の最下層の表れの、人それぞれの情報の共有の場が物理世界であるという理論です。宇宙は情報空間含むものであって、物理宇宙は情報宇宙の一部に過ぎないと。宇宙を定義する時、抽象度で整理すると、情報や概念レベルまで含めないと宇宙が定義できないのです。僕の勉強しているテーマでもかなり興味深いものの一つです。

さて、情報空間に臨場感を感じ、脳はそれをリアリティだと捉える。それはつまり、臨場感を高めてなりたい自分の姿を想像すればそれはリアリティに現れるということです。思考は現実化する、夢やゴールは実現する。

でも、そう簡単にはいかないようです。なぜなら上でも書いた通り、現実の物理世界は人と人の情報の共有の場です。共有の場である物理空間には、人それぞれの情報・思考・感情がうごめく世界です。他人や環境に影響され、自分自身の思考や想像とその臨場感を維持しにくい側面があるのではないか、と僕なりの解釈では捉えています。思考は現実化しないじゃないかと。
いや、間違いなくすると思っています、臨場感高くそれが本当に望むものであれば必ず物理世界に表象します。スピリチュアルでなく現代の物理学や最先端の量子論でも説明できるくらいの常識になってきています。

夢やゴールを描くこと、その達成する世界を臨場感高く想像すること。下克上球児の世界に感動を覚え脳はそれがリアリティだと感じるように、自分の夢やゴールの世界をありありと思い描き、五感を伴う臨場感で味わうこと、理論上これでゴール達成です。ただし物理世界へ現れるまでには時間がかかります。

臨場感は五感が伴うと言いましたが、もうひとつ言葉が強烈です。五感+言葉、これによって高い臨場感を想像の世界、すなわち情報空間で感じることができます。想像の世界、夢やゴールの世界を言葉で定義する、言葉で定義すると映像にしやすく脳内で臨場感が高まりやすくなるようです。

折に触れている通り、思考->言葉->行動->習慣->性格->運命、思考が現実化するステップです。思考と言葉で情報空間にリアリティが生まれると、物理空間での行動につながり習慣となっていく。性格となってそれが運命になる頃には思考して言葉にしたことが物理空間に表れている頃です。

僕らはどうやらどこまでいっても、情報の世界に生きているのです。情報に心躍り、笑い、泣き、喜び、時に怒り、さみしく、孤独を感じる。でも物理空間で共有する場を持つことでその寂しさを共有し、物理の世界で喜びを分かち合う、それが人間ですよね。

最近あまりにも人間は情報空間にリアリティを感じ過ぎているかもしれません。寒くもないのに冬という情報だけで20度もある日にダウンコートを来ている人を見るし、テレビが報道することを間に受けて過度な感染対策をしたり、権威という情報で政府の言うことを信じて効きもしない何かを盲信的に受け入れたり。そうです、情報は簡単に操作され、人間は簡単に騙されてしまう、これも真実な訳です。。現代の戦争もまさにこの情報空間を巧み利用し認知戦を仕掛けてきます。本当に、マスメディアが言っていることは正しいのか、ここから疑ってかからないと自分自身も国も防衛できない時代です。

だからこそ、正しい情報と自分にとっての夢やゴールは何かという情報をしっかり言語化し、不必要な情報はシャットダウンし、選択的に環境を構築していくことが極めて大切な時代に入ったと思っています。10-20年後振り返れば、今の時代が大変な時代だったでもだからこそ見えている人にはチャンスだったといえるようなリアリティを生きたいですね、Vponは少なくともそういう激動の時代をサバイブしてきたしこれからも時代を作っていく存在であると心底信じています。なぜならゴールがあるからです。

ということでゴール思考を改めて意識する1週間としたいと思いました。

今週もよろしくお願いいたします!

この記事が参加している募集

オープン社内報

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?