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[PDF付]書籍アンバサダー・マーケティングとワークマンのそれとの微妙な違い

ビジネス名著大全」という、ビジネス名著90冊を厳選し、1冊6ページくらいでまとめてくれている、ありがたい本があります。それを横暴にもさらにスライド1枚にまとめてみました。第七章 マーケティングの1冊目は「アンバサダー・マーケティング」です。

1枚まとめと学び

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まさにソーシャル時代のマーケティング手法について解説された本。インフルエンサーを活用したマーケティングも概念としては同じなのかな。報酬の有無よりも、結果をいかに科学的に検証して手法を最適化するか、が大事だと思いました。

最近のアンバサダー・マーケティングの成功例といえばなんでしょうか?なんといってもワークマンですよね。試しに「ワークマン NPS」で検索してみたんですけど、めぼしい記事は出てきませんでした。

上記のサイトにこうあります

当社への協力の見返りに、下記の手法でアンバサダーの露出を増やしPage View/ フォロアー/シェア/再生回数を増加させます。
① 製品情報の優先開示 (当社製品の情報発信は読者を増やします)
② アンバサダーの露出への貢献
③ 当社公式HP、ツイッター、インスタグラムや通販サイトからのリンクや紹介
既に当社に協力し始めて3年間で読者が倍増したファッション評論家や6ヶ月でテレビやメディアの出演が大幅に増えたブロガーの例もあります。

今回ご紹介の本では、アンバサダーの定義に「見返りを求めない」とありますが、成功事例の一つあるワークマンは「見返り」を提示しています。これは、きっと本書の日本語版が2013年に発刊されて以降、かなり形が進化しているのではないかな、と思いました。

もっと、ユーザーの方の自己実現を支援しながら、事業者としても社会価値の想像力を高めていく共同体を作っていっているだろうな、と思いました。

プロシューマーという言葉を思い出しました。プロデューサー(Producer:生産者)と「コンシューマー」(Consumer:消費者)からなる造語で、未来学者のアルビン・トフラーが1980年に著書「第三の波」で提唱しました。生産と消費を一体化させた消費者、これを生産者が歩み寄っていき、ユーザーイノベーションを取り込んでいくということですね。

これは、アンバサダーマーケティングよりも上位の概念で、むしろこっちをおさえておく方が重要かな、と思いました。プロシューマーの成立条件として以下の3つが挙げられています。

プロシューマーの成立条件
(1) 情報発信できるインフラや技術が整っていること
(2)プロシューマーが関与可能なテーマがあること
(3)活動参加へのモチベーションにつながるインセンティブがあること

どれもワークマンのやっていることとハマると思います。また、ワークマンの高収益は、こういったアンバサダーマーケティングのようなコーポレートレイヤーでの努力だけでなく、以下の記事に書いてあるような、現場がデータドリブンに自律的に考えていく現場改革も行っているから実現されているんだな、と思った次第です。

あ、ちなみに、私もワークマン、お世話になってます

PDF or スライドデータ欲しいという方へのお願い

❤️マークが、10個ついたら、喜びのあまりまとめのPDFファイルをアップしますので、是非、❤️とSNSなどへのシェアよろしくお願いします!スライドデータの方がよい、という場合はコメントいただけると嬉しいです。
達成しました!ありがとうございました。本記事の末尾にファイルアップしましたので、欲しい方はダウンロードしてください。

紹介本

ネタ元

本コンテンツについて

ビジネス名著まとめの記事はこちらのマガジンにまとめていきますので、ご参照ください。

ということで「形のあるアウトプットを出す、を習慣化する」を目標に更新していきます。よろしくお願いします。

しのジャッキーでした。

Twitter: shinojackie


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