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Reluxの様々なデータを初めて公開してみた理由

Noteを地道に更新していますが、今さらながら初めて自社の話しです。自社の話しなので、拡散してくださるととても喜びますので皆さまよろしくお願いします。^ - ^

元祖はSmartHR宮田さん、そしてミラティブ赤川さんやHiNativeヤンヤンくんたち、続いて私たちもスタートアップの端くれとしては会社情報を社外にもなるべくオープンにしていきたいと、流れに乗らせていただき公開することにしました。この場を借りて御礼申し上げます、ありがとうございます!

そして、その中では初めてReluxのローンチ以来一切出してこなかった『予約流通額』をはじめ、組織、人、各種KPIなどたくさんのものを「Recruiting Guide」としてまとめ、初めて開示をしています。本Noteではその資料の説明ではなく、なぜ重要KGIの公開に至ったかという背景を紹介してみようと思います。我々が考えているビジョンや、戦略や、現在の状況についての細かな紹介は以下の資料に任せます。笑  

 是非、読んでみてください!



まず、社内での情報公開スタンスについて

そもそも、Loco社の中では徹底的に経営情報のオープン化につとめており、メンバー(大学生インターンを含め)がアクセスできない情報は昔からほとんど何もありません。重要な経営数値から、全部署のOKRから、経営会議のアジェンダやその決定内容までが全てオープンなデータベースに格納されています。ごく一部の重要プロジェクトを除き、誰もがアクセスできる。

これは、稲盛和夫さんの著書でも頻出する「ガラス張りの経営」という考え方に基づいています。経営数値を開示することで各人が自ら課題を見つけ、それに向かって走ることができる。日々の細かな業務と経営戦略のひも付きを理解することができる。という観点からです。

有名なJAL再建のケースでは、路線別採算を全メンバーに明らかにし、メンバーが「え、うちの路線まじでやばいじゃん。」と自身が問題に気が付き当事者意識を醸成させ、各種改善策の実行や路線撤退の意思決定をもする。というところまで持っていけたといいます。まさにLoco Partners自体もこのような組織カルチャーにしたいと思っていたからです。

社外に情報を公開しようと思った理由

で、ここまでの話は、内部では全部共有しているよというお話しなのですが、今回は我々が社外にもなぜ情報をオープンにしようと思ったかという話です。最も大きな点は、M&Aを受け入れた企業は情報が外に出てこなくなるため、「実態価値と認知価値のGAP」がありその流れを変えたい。と思った点に尽きます。これはどういう意味かと、なぜ起こるのかといった点を書き綴りたいとおもいます。

まず、IPOを実現した会社はオープンマーケットにさらされていくため、常に適切なタイミングで適切な情報開示をしてくれます。よって、会社価値(=例えば時価総額)の変動は良いときでも悪いときでもいつでも感じられて、実態と認知価値は基本的には近いです。(厳密に言うと株価は未来価値を反映したものなので差はなくはないのですが)

一方のM&Aはというと、企業側が重要な情報開示をほとんどまったくしません。なぜかというと、M&Aには上場企業が行うようなディスクローズはないし、外部投資家からも調達の必要がないため、基本的には静かに淡々と経営をすることが求められているからです。その結果、買収されたその日のことが未来に渡って語られてしまい、まるで組織が成長も衰退もしていないかのような見え方になっていたりします。

結果的にどうなるかというと、図にするとこんな見え方をします。
「本来の価値」は定期的に情報公開をしていないからほとんどわからず、買収された瞬間の価値がそのまま横に伸びてるという感じです。サービスの数値が伸びてても、落ちてても、です。

IPOとM&Aでの情報GAP

つまり、実際の企業価値やトラフィックの増減にかかわらず基本的にはM&Aした瞬間の価値がみんなの頭の中に残り、その後はマーケットにもさらされないため値動きしてないように見えてしまう感じなのですね。

そのため、XX社は買収額XX億円だったね〜、YY社はYY億円だね〜と、何年かが経っても同一価格で語られ、その後の成長はあまり会話にならなかったりします。重要なのはその後の成長であるはずです。

実際、2016年のその日からReluxはメンバーも200名近くになり、事業サイズも4倍、Global事業もここまで伸ばしている旅行代理店は日本にないくらいになってきました。これらを全て、私はほとんど何もすることなく社内の優秀なメンバーが担ってやってくれています。なので社長としては、認知GAPがあるこの状況には少しむずがゆい思いがありました。メンバーの頑張りは、マーケットにおいても正当評価されてほしいなという。

原因はM&Aされた企業にある

と、ここまではなんかまるで仕組みへの他責感、なんなら自由に走り回っているスタートアップやIPO企業への健全な嫉妬感もありますが(笑)、原因をシンプルに考えたところ我々サイド=M&Aされた企業のサイドに確実にあるよね。という話です。

(繰り返しですが)上場企業やスタートアップは頑張ってたくさんの情報開示をし、常に投資家などマーケットと対話をして魅力を上げ続けているのに対して、M&A企業は大手企業などの傘下に入り、そのような対外的なコミュニケーションが求められないため情報を自らは公開しません。最も重要な経営資源である資金の調達も、ほとんどのM&Aではグループファイナンスのみになり、開示義務もないため情報開示をする必要がとにかく薄まるわけです。

だからこそきちんと我々も情報を公開し、今の状態がどうなっているのかをきちんと対外的にも正しく伝え、採用候補者の方や社内のメンバーにとっても企業価値をあげることは私自身の責務だと思ったわけでございます。
言うならば「勝手にIR」してみてる感じです。

M&Aを引き受けた会社ほど、たくさんの情報をアウトプットしないと相対的な情報量がどんどん減ってしまいます。伸びている場合は特にもったいない。(とはいえまだまだ大手サービスに比べて小さいので、全く満足もしていない)

余談: 各会社ごとの違いとは。

成長を志す会社を無理やり3つに分解すると、スタートアップ、M&Aを受け入れた企業、IPOした企業に分解できます。一部重複することもありますが、3つのどこかには必ず属します。で、成長を志している会社であるならば、結局のところ志が不変であれば、唯一の違いは株主構成のみであると。思うわけです。

創業メンバーを除き、スタートアップはVCや少数個人、M&A企業は単独株主、IPO企業は機関投資家と大量の個人。という違いだけです。ミッションも変わらないし、ビジョンも変わらないし、実際に働くメンバーからも仕事内容が変わるわけでもないし、実は何も変わりがないものです。

が、なんとなくもっと多くの違いがあるような気がしている人が多いような感覚を受けます。ということもまた、認知と実態のGAPの1つではないかと思っています。余談ですが・・

まとめ : 飽くなき挑戦を続けていきます

今回は流れに乗らせていただく形で会社紹介資料なるものを公開してみましたが、せっかくなのでその背景を共有してみました。我々が目指しているビジョンや方向性は会社の紹介資料に譲りますが、今なお規模の大きな旅行マーケットにて大量の投資をし、メンバーみんなで挑戦をつづけています。社会的責任は、年々どんどんと大きくなっています。やりがいMAXな環境なのです。

これ以外に、なにか不明なことがあれば是非TwitterでもFacebookでも何でもお聞きください。 採用活動も引き続きとっても頑張っていますので、大学生、新卒、中途の皆さまも、是非ともエントリーしてみてください!

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反響をすごく頂いております、上海採用もやってます。


追伸:
もしご存知の方がいましたら、企業経営に「砂」が必要な理由を知りたいので教えてください。


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Takaya Shinozuka

Loco Partners, Founder and CEO Relux http://rlx.jp という一流旅館・ホテルを厳選した予約サイトを運営しています。

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