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人と違うことで不安を感じた時のFIRST AID|MISIA「流れ星」(作詞:里花)

移動中に立ち寄った本屋さんで、一冊の漫画に目が止まりました。

棚園正一 作「学校へ行けない僕と9人の先生」

以前ネットの紹介記事を読んで気になっていたので、迷わず購入。
電車に乗って、すぐに読み始めました。

この漫画は、不登校児だった作者の少年時代を描いたものです。
9人の先生は、彼が出会った学校や家庭教師の先生。
その先生の1人が漫画家の鳥山明さんだったことで話題になりました。

漫画の中で印象的だったのが、主人公の少年が口にする「フツウ」です。

行きたくないけど、行かなきゃ。学校に行くのがフツウだから。
ちゃんと勉強できないと中学生になれない。生まれかわって中学生になるんだ。早くフツウの子供になるんだ!

少年は自分をフツウじゃないと卑下し、フツウになろうと、もがきます。
そんな少年の姿を見ていて、1つの曲を思い出しました。
今回ご紹介する「FIRST AID」は、その一曲です。

流れ星|MISIA

「流れ星」はMISIAさんの32枚目のシングル。2015年7月8日に配信されました。
12枚目のアルバム「LOVE BEBOP」にも収録されています。

ライブで「流れ星」を歌う前、MISIAさんがこの曲への想いを話されています。

次に歌う曲は、色んな生き方があっていいんじゃないっていう、そんなメッセージに繋がる歌で、それぞれの素敵なところ、それぞれに違うのが、それが素晴らしいんだっていうメッセージを持っている歌です。
今は、色々、人と違うことを言ったりとか、人と違うことしたりすることって、ちょっと…ちょっとしづらい世の中になっているなって気がしていて。
でも、そんなね、今だからこそ、そういう時代だからこそ、私は、それぞれの良いところ、優しいところ、色んなことに気がつくこととか、発想が違うところとか、明るいところとか、楽しいところとか、シャイなところとかね。
そういう、それぞれが素敵なところを、ぜひ守って欲しいなって。そして、この世界自体がね、そういう人の良いところを沢山気づける、そういう世界であって欲しいなって願っております。

「フツウ」ってなんだろう

って考えたことはありませんか?
例えば、自分の考えたことが失敗に終わったり、今までしたことのない新しいことを始めようとした時に「フツウはどうするんだろう」って。

考えてもわからなくて、ネットで調べると、「フツウ、こんな時には、こうするんだよ」みたいな情報が色々と出てきます(全く無いこともあります)
その中から、とくにフツウっぽいものを選んで、その通りやってみようとするけど、なんかちょっと違うなあという違和感があったり。

その度に、フウツってありそうでない幻想のようなものだと感じます。

フツウといわれるものからチョット外れても、例え大きく外れたとしても、自分にとってやりやすかったり、楽しそうだと思える方を選択した方が、結果、良かったりするものです。ぼくの場合はそうでした。

あなたはどうですか?

ありのままの自分を愛する日が来ますように。

FIEST AIDは“応急措置”という意味です。
ほんの一時でも、いつものココロを取り戻すことができれば幸いです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。 気に入っていただけたら「スキ」やSNSでのシェアをお願いします。