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【仕事術】答えを訊く人と答え合わせをする人

ここ最近の「仕事術」は、季節がら新社会人向けの内容になっています。
今回も、これから仕事を始める新社会人に意識して欲しいポイントです。

「ちゃんと考えてる?」

そう問われたら、ムッとしませんか?
だって、「考えてる」から。

もちろん、考え足りないことあるし、考えたことが的外れなこともあります。
でも、誰もが多かれ少なかれ、自分なりに何かしら考えているものです。

とはいえ、「考えていないんじゃないの?」と思われるといことは、思われるだけの理由もあるはずです。

答え合わせをしてますか?

考えた後に待っているのは「答え合わせ」です。
その答え合わせのやり方を、時々、間違っている人がいます。

「答え合わせ」は、誰かの「答え」と誰かの「答え」を照らし合わせる行為です。
その答えの1つが「自分が考えたこと」になります。

しかし、自分の考えを話さず、相手の答えだけ聞こうとする人がいます。
「質問」という体裁をとって。
この場合は「考えていない」と思われても仕方ありません。
だって、考えた答えを出していないのですから。

また、「答え合わせは最後の1回」だと思っていることも、よくある間違いです。
答え合わせは何回してもいいのです。
仕事始めに真っ先に手をつけようと思っていること、仕事の途中生じた疑問に対して導き出した答え、仕事を見直す時に重要視しているところ等々。
答え合わせをする度に、仕事の精度は高まっていきます。

「答え合わせ」の目的は、考えたことが正しいか否かをジャッジすることではありません
正しいことや間違っっていることを明らかにすることです。
明らかにすると、選択をする/しないが簡単に選べるようになります。
つまり、正しいか否かを誰でもジャッジできる状態になるのです。

これを「自分が正し答えを出さなければならない」と意気込み過ぎると、精神的に参ってしまいます。
「正解を求める」ことに対して一歩引き、「何が正しくて何が間違っているのか、自分でもわかるくらい俯瞰する」という意識を持ってください。

ジャッジの後に待っているもの

それは「次のステップ」です。
次のステップに移行し、そこで考え、また答え合わせをする。
この繰り返しによって、仕事が続いたり、終わったりします。
良い結果で終わる場合もあれば、悪い結果で終わる場合もあります。
良い結果を理由に続けることもあれば、悪い結果を理由に続けることもあります。

これを「ジャッジの後に自分の評価が待っている」と意気込み過ぎると、精神的に参ってしまいます。
評価のことは一旦脇に置いといて、次のステップを見極めるようにしましょう。

「考えている」ことができているなら

「考えている」ことを「答え合わせ」をしながら「仕事」に昇華しましょう。

それができても「ちゃんと考えてる?」と言う人はいます。残念ながら。
でも、なんとも思わなくなります。
なぜなら、一歩一歩進んでいる実感が得られるからです。

それでは、「答え合わせ」を始めましょう!

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