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一人旅行記2023 #4メテオラ(ギリシャ)を歩き倒す

今年10月、10泊12日トルコ・ギリシャ周遊旅行に行ってきました。
今回はギリシャ・メテオラ編。

サムネイル写真の通りゲームのような世界観。5~6時間歩きましたがずっと楽しい…と思ってました。ほんとに。

旅の工程(今回は紫⑨~⑪)

以下の記事の続きです。



・テッサロニキからの移動

テッサロニキ駅からトリカラを経由して、メテオラのふもと町があるカランバカ駅に移動しました。

本当はギリシャ国鉄で鉄道旅の予定でしたが、今年2月の列車衝突事故の影響で本数を減らしており、テッサロニキ⇔カランバカ間の電車がない。。


▸テッサロニキ→トリカラの移動(KTELバス)

電車がないのでバスのルートを探し、日本でKTELバスのチケットを予約しました。チケットの予約は、KTELのサイトからできますが、日本のIPアドレスはアクセス不可みたいなので海外のVPN使ってアクセスしました。

このサービス自体の良し悪しは不明です。一瞬使いました。


▸テッサロニキ→トリカラ→カランバカへ

若干のトラブルありつつも無事にカランバカへ。

カランバカのホステルの前でオーナーがわざわざ出て待ってくれてたのに、あまりに大きい声で「Hi! Brother!!」と呼ばれて、やばい人と思い、しばらく無視してごめんなさい。

テッサロニキ駅
テッサロニキからトリカラの移動中、日本では見ない荒野
トリカラで7番カランバカ行きに乗り換え
乗り換えバスも無事来ました
カランバカのホステル、オーナーすみません
カランバカの夜、若者がドンチャンやってる
暗闇に巨大な岩が。


・カランバカ・メテオラでの観光

主に観光したところは以下。行った順です。
メテオラは修道院をいくつみるか(全6つ)、移動手段をどうするかで若干異なりますが、1~2日程度あれば回れます。

メテオラでの主要な観光地
・聖ステファノス修道院
・アギア・トリアダ修道院
・ルサヌー修道院
※ヴァルラーム修道院(改修中)
・大メテオロン修道院
※聖ニコラオス・アナパフサス修道院

※の二つは外観だけ

自分は、夜にカランバカINして、翌朝9時発のバスでメテオラに登り、徒歩で修道院6つすべて巡って、徒歩でカランバカに戻りました。
15:30頃くらいには着いたはず。

相当歩きましたが、いつでもシャッターチャンスだし、どこ歩いていても気持ちいいし、シーズン選べば全然ありだと思います。

暑いor寒いがあると歩き切るには厳しいかもですね。

▸旅路

朝になるとカランバカが岩に囲まれていることに気づく…!
カランバカ駅(列車)、朝のうちに次の移動の列車を予約しました
山の方に向かうバスの道中、もう楽しくて帰りは歩こうと決意
聖ステファノス修道院、1/6箇所目
聖ステファノス修道院、内部
(どの修道院も壁画があったりする部屋では写真撮影不可です)
聖ステファノス修道院からカランバカの街を望む
アギア・トリアダ修道院、2/6箇所目
アギア・トリアダ修道院、道中一番きつい
左下から、ルサヌー修道院、ヴァルラーム修道院、大メテオロン修道院
遠景もいいんです。
名もなき巨岩に大興奮
ルサヌー修道院、3/6箇所目
修道院の間はこんな道が続きます
ギリシャは猫が多い、耳とがった小さい猫
ヴァルラーム修道院、4/6箇所目
大メテオロン修道院、5/6箇所目
大メテオロン修道院 内部、一番大きい
聖ニコラオス・アナパフサス修道院、6/6箇所目
体力的に登るのは断念
行きにバスからみた巨岩を堪能
どこ見ても映える、CGみたい
メテオラ案内図
カランバカ帰ってきた!
久しぶりのご飯、ばかみたいに大量のチーズをかけて食らう


・想い出

▸テッサロニキ駅がふたつ…

テッサロニキからカランバカへの道中の話。

テッサロニキのホステルを予定通りに出発し、もと来たバスステーションに到着。バスをどこで待てばいいか、受付で聞くとこちらの英語の問題か、とにかく指3本を出して"Three!!"としか言ってくれない。

どこで待てばいいですか?と聞いたつもりだったので、3番プラットフォームか、PM3時にバスが来るのか、どちらにしても少し待とうと思って待ってみる。
(3:15発のバスに乗る予定、ちなみに3番プラットフォームはなかった)

定刻が近づいても一向に来ないので、再度別のスタッフに聞くと、
「ここじゃない、3km先のマケドニアにある同じ名前のテッサロニキ駅だよ」と。

その3??漫談みたいな話だけど大急ぎでタクシー捕まえて移動。結局、間に合わず。。

17時発のバスチケットを再度購入してトリカラへ移動しました。
後ろの時間があってよかったものの、トリカラからカランバカへの接続はあるんだろうか、、と心配しつつ移動でどきどきしました。

結果、接続するバスがあったので無問題。一件落着。

テッサロニキ駅ご利用する方、KTELとKTEAは別の駅なので注意↓

買いなおしたチケット
他の人みたら、テッサロニキの時点でカランバカまでって言えばまとめてチケット買えたそうな


▸これがメテオラ…!

カッパドキアに負けないくらいメテオラもすごかった。
カッパドキアは気球からの眺めで平面的にとにかく広かったけど、メテオラは実際近くを歩いて、もはや非現実的な立体感のある壮大さがありました。圧倒。。

14世紀にこんな場所に修道院を建て、キリスト教を守っていたと思うと歴史的な価値も感じました。日本では「ギリシャと言えば」で挙がってくる観光地じゃないかもですが、素晴らしいです。おすすめしたい。

余談ですが、1981年公開の映画「007/ユア・アイズ・オンリー」の舞台にもなっています。
アマプラで見れるので帰国後、メテオラ見たさに見ました。全体ギリシャが舞台なので面白かった。もちろん物語も◎

映画のワンシーン


▸メテオラ観光ルートでの失敗?

計画では、カランバカからバスで終点の「大メテオロン修道院」まで移動し、そこから有名な3つ(①②③)は行って、他は時間があれば~と思っていました。

何が失敗したかというと、終点は「大メテオロン修道院」ではなく、「聖ステファノス修道院」でした。

「大メテオロン修道院」に着いた時点でここかも?と感じていたものの(たくさん人降りたので)マップも確認せず、景色に見入っていたら、降りたときには「聖ステファノス修道院」に着いていました。

正直、現地着くまであんまり深く考えていませんでしたが、後から地図見ると効率のいいルートのように見えてきたので結果オーライ。

ただ、歩いて全部回っている人は少数派です。バスツアーか自家用車が多かったと思います。

時間と体力に合わせて満足できるルートにしましょう。


▸ギリシャ飯

カランバカでようやくギリシャのご飯を食べました。トルコと似てる。

ギュロスはポテト入りケバブ・ヨーグルトソースって感じです。
この旅を経て、ビールに合う食べ物ランキングにケバブ(ギュロス)が入りました。

ギュロス、ボリュームあって美味いです。
ギリシャの有名なビール、ミソス


・おわりに

メテオラ、名前も景色も一生忘れないと思います。

なんとなくトルコよりギリシャの方が過ごしやすいような。あんまり観光地で騙そうとする悪意を感じません。ほっといてくれてる。

次は最後の都市アテネへ。



お時間あれば他の記事も覗いていってください。


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