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言葉が横滑りするという意味

こんにちは!ShinoPです!
株式会社タイミーで専任のスクラムマスターをやっています。
月一くらいのペースで何かしら記事を書こうと思っているので、なんとか続けていきたいです。

さて、今日は言葉が横滑りするとはどのようなことなのか?を自分で忘れない為にも書いていきます。

背景

弊社のスクラムマスターズで会話をしている時に、"ShinoP!言葉が横滑りしてるよ!"というフィードバックを受ける事があります。

例えば、こんな会話 


ShinoP 「担当しているチームの話で、効果的になる為の話なんだけど…」

同僚スクラムマスター「効果的って?」

ShinoP 「チームにとってもっと良い状態というか…」

同僚スクラムマスター「全然わからん!言葉が横滑りしてるんよなぁ」

同僚スクラムマスター「ShinoPそういうの多いぞい!」

ShinoP「うっ…」


って感じです。

最初は、"言葉が横滑りする"とは?どのような意味なのかわからなかったのですが、相手には伝えたいことが伝わっていないという事だけはわかりました。
また、"言葉が横滑りする"というのはそのような意味か?を同僚のスクラムマスターに尋ねたら、情報量が増えてないという事でした。

情報量とは

私は、同僚のスクラムマスターからフィードバックを受け、なるほど!情報量が足りないのか!と素直に受け止めました。
なので、愚直に情報量を増やす為にはどうすればいいか?を考え、言葉の意味をもう少し相手に話そうと思いました。

先ほどの会話を引き続き使って書いてみます。


同僚スクラムマスター「効果的って?」
ShinoP 「効果的なチームの定義は以下!」

Effective Teams
・Serve the customer.
・Grow as a team.
・Individuals learn.

ハーバードで学ぶ「デキるチーム」5つの条件―チームリーダーの「常識」

同僚スクラムマスター「よくわからん!言葉が横滑りしてるんよなぁ」

ShinoP「うっ…」

同僚スクラムマスター「なんというか、イメージできない


こんな感じになってしまいました。
確かに情報量は増えたはずなのですが、これでも横滑りしているというフィードバックがありました。
故に、言葉の意味の情報を増やしても横滑りするという状態を改善できないという事がわかりました。

増やすべきは相手のイメージの情報量

同僚のスクラムマスターからはイメージできないというフィードバックがあったので、言葉の意味の情報量ではなく、相手のイメージの情報量が足りないと気が付きました。
ただ、相手がイメージできるような情報とはどのように増やしたら良いのか考えたところ、Manegment3.0の研修を受けた時に、価値観リストというワークショップを行いました。
そこでは"ストーリーで語る事が重要"というようなことを思い出しました。

具体的な会話の流れを書いていきます。


同僚スクラムマスター「効果的って?」

ShinoP 「今、所属しているチームは〇〇のような課題を抱えていて、この部分が△△になると、もっと顧客に価値を提供できると思っているんだよね。ただ、過去にXXのようなこともあって中々難しい状況なんだよね…」

同僚スクラムマスター「なるほどなぁ!〇〇のような課題はどのチームで起こり得るけど、それぞれ解決方法が違うし難しいよね…やっぱりチームと一緒に考えて答え出すしか無いと思うよ!」

ShinoP「そうだよね!みんなで話せる場を設けてみるよ!」


このような感じになって会話が成り立つようになりました。

まとめ

タイトルの言葉が横滑りするという意味とは、相手がイメージする上での情報量が増えないことになります。
また、相手がイメージする上での情報量を増やす事に寄与するのはストーリーで語る事が重要だと考えています。
ストーリーで語ると相手もイメージしやすく、結果的に目線を揃えて対話できるようになり、最近は横滑りしているというフィードバックも少なくなりました。

では、またネタができたら来月も書こうと思います。

※補足
今回の会話の流れはわかりやすいように誇張して書いているので、ShinoP会話できないじゃん!って思うかもしれないですが、実際にはもっと会話は成り立っています(多分w)

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