今年は、歩きました！
コロナ禍のステイホームですっかりお肉がついて、中性脂肪値も上がってしまった情けない状態に危機感を覚え、「そうだ、外いこう。」と春から散歩に出かけるようになったのでした。（そうだ、京都行こうって昔のJR東海のCM知ってる？）

今回は年の瀬ということで、道中出会った季節折々の素晴らしい光景、たくさんの魅力的なスポットの中から特に心に残ったものをダイジェストで振り返ってみることにします。

これまで「ぶらり散歩」シリーズを読んでいただいた方も、今回初めてご覧になる方も束の間楽しんで行ってください。

ウキウキの春

３月

毎年欠かせない桜の季節。見ないと死んじゃう！それほど好き。生きててよかった！と思える躍動のシーズン。インスタにあげた近所のさくら動画が縁で在日ネパール人のトモダチが出来ました。

東京赤坂は「桜坂」の夜桜もたまらなく美しかった！飲み会前に急いで見に行った甲斐があったなぁ。

4月

麗かな日曜日、横浜元町と山手周辺をぶらり。文字通り春爛漫。咲き乱れ、枝から溢れんばかりの花と歴史ある洋館を辿って異国情緒を満喫。ベトナム女子の写真を撮ってあげました。

別日には横浜イングリッシュガーデンを訪ねて、花と緑の海に溺れてきました。ピーターラビットが出てきてもおかしくないようなファンタジックな世界。現実逃避して住んでしまいたくなりましたね。

5月

ゴールデンウィークに、初めて横浜の里山ガーデンフィスタへ。広大な「花壇」に咲き誇る花々はどこを切り取っても絵になるので思わず時間を忘れてしまった１日でした。この時アップしたインスタ動画が個人的に初バズりして小躍りしました。

アツアツの夏

7月

いや〜史上最強の酷暑でしたね！しかも長かった！来年はどうなるのか今から怖いです。7月には、タイのトモダチが彼氏付きで浅草寺にやってきました。ガイドとしては無能だったけど、一緒に食べたもんじゃ焼きは美味しかった！

8月

8月は大忙し！ひと月の散歩回数が最多でした。暑いのに！

まず足が向いたのは吉祥寺〜三鷹。急にジブリっぽいものを感じたくて、そして年甲斐もなくかわいいカフェってものに行きたくなって。。サンダーストームの隙間を縫いぬい、吉祥寺プティット村から井の頭公園を経由して休館日の三鷹の森ジブリ美術館へ。

10日には、横浜ベイクオーターの「ランタンナイト」に行き、ベトナム風赤提灯…ランタンに完全にハートを鷲掴みされました。

そしてまたある日は、再び横浜の山手へ。イタリア山公園にある「外交官の家」のエキゾチックな佇まいが印象的だった。直射日光が目と頭皮に突き刺さったのが本当に辛かったけど笑

東京赤坂の日枝神社の千本鳥居で話しかけたフランス人カップルはとても気さくだった。東京で働く彼氏はインスタでつながってて、たまにいいねをくれるが、DMは既読スルーされてる笑

同じ横浜でも、レトロな飲食店街「野毛たべもの横丁」は異世界。店構えだけで繁盛店を当てる個人的なゲームで結構当たったんで、飲食店選びに自信がついたっけか。この記事、思いのほか多くの方に読んでいただきありがとうございました！ご参考になったら嬉しいです。

さらに、マル秘スポット貸し切り気分で東京タワーの夜景を拝んだのは8月の末。この時「こんなでっかいビルあったけ？」と思ったのが今冬オープンした麻布台ヒルズだったわけね。近くで見上げる東京タワーは圧巻でした！

しっとりの秋

9月を秋というのはかなり抵抗・違和感があるけれど。。この月も結構歩き回ったなあ。

あまり何があるか知らなかった天王洲アイルの夜景は夕涼みにはちょうどよし！かつ、やや穴場なロマンチックスポット。まぁ、独りで来ちゃったんで何だかな〜でしたが、景色はとてもいいですよ！

通勤経路に近いが山手線沿いで普段降り立つことのないところはどこだ？という視点で目をつけたのが田町。本当に何もないかと思ったら、凄かった。芝浦から見上げるレインボーブリッジの迫力は大した見応え。宇宙船みたいなディテールに見入ってしまいました。

雨日にこそ輝くのが、ネオン輝く夜の銀座。気取った金持ちはいけすかないけど、観光気分で歩く分には害はない笑 たまに来ると背筋が伸びる気がします。

なぜか都内で千本鳥居の見られる神社を探していたこの頃、向かったのは乃木神社でした。この日、近くで開催されていたセミナーに寄っていたところで、母が外で倒れたと緊急通報が。。まる3ヶ月に及ぶ入院生活が始まったのでした。

10月

横須賀の病院で脳外科手術をによって一命を取り止めた母の見舞いがてら、立ち寄ってみたのがヴェルニー公園。生憎の雨でしたが、随所に花をつけた薔薇ごしに臨む海上自衛隊の軍艦に萌えました。折しも大沢たかお主演映画「沈黙の艦隊」が封切られた頃とあって、原作アニメを一気見したボクはちょっと興奮してしまいました。母は…まぁ、そのうち元気になるでしょう。

散歩したいタイミングで雨が続きました。でも、いいんです。雨は利用するんです。ライトアップされた場所は、雨の夜こそ本領を発揮してくれる。と、こじつけて出かけたのは、再びの横浜ベイクオーター。今度はハロウィンのデコレーションを狙いに行きました。

こちらの"和のライトアップ"も幻想的でした。浅草といえども、浅草寺の影に隠れてやや穴場なのが浅草神社の灯篭祭り。境内に整然と並べられた手作りの灯篭が絵も言われえぬ雰囲気で来場者を包み、みんななぜか無言に。

一方、こちらは本当は昼間に訪れたかった川崎大師。夜は早い時間にもかかわらず人手がめっきりと減って、特にライトアップもない境内は闇の中で異様な迫力を漂わせていました。

10月も末に差し掛かる頃。さすがに秋やろ！と、どうしてもコスモスが見たくて、でも時間が作れなくて…という中無理やり出かけたのが、「くりはま はなの国」。さんざん迷って辿り着いたけど、蓋を開けたらもっとシンプルに行けたというオチ。

11月

会社帰りにちょこちょこ歩く有楽町からほんの少しだけ足を伸ばして日比谷を散歩してみると、たまたまTOKYO MIDTOWN HIIBIYAでクリスマスイルミネーションの公開前日リハに出くわしました。ディズニー映画「WISH」のツリー＆イルミネーションのクオリティに年齢を忘れてときめいちゃいましたね。

この時期になると、東京駅周辺、丸の内と八重洲の両サイドともにクリスマスモードに突入します。ということで、両方を別々の日に訪れてみました。

さて、言うてもクリスマスまでひと月近くある中、一方でいよいよ紅葉が見頃を迎えるのが11月末〜12月。そんな時都内で目をつけたのが文京区小石川でした。

東大の研究施設である小石川植物園は、お堅いイメージとは裏腹にた〜っぷりの自然を、カラフルな秋を、迫力の紅葉を満喫させてくれました。１枚だけではとてもその魅力を伝え切れるものではないので、ぜひリンクから記事をご覧になってみてください。感動ものです！（手前味噌）

同じく文京区（水道橋）にある名勝、小石川後楽園も見逃せず、欲張って同じ日に巡りました。こちらは有名なので外国人観光客もたくさん訪れ賑わっていました。これをみたらどこの誰であれ日本の秋に惚れること間違いなしです。

キラキラの冬

12月

いよいよ師走！ほんっとに文字通り多忙！激務！何で！いつも！
気が狂いそうなほど目まぐるしい毎日を駆け抜けることで精一杯ながら、息抜きしないと死んじゃう！ということで今月もいろいろ巡ってきました。

とりあえず、紅葉が終わっちゃう！という焦燥感もあって、都内の身近な詩ポットを思い浮かべ、芝公園周辺へ。これ、大正解で見頃クライマックスにぶらりすることができました。こ、これが東京都心？！さすが、都の木であり東京都のシンボルマークにもなっているイチョウが惜しげもなくその美しさ全開で金色の葉を見せつけていました。

あとは？！やっぱ12月はクリスマスっしょ！ということでイルミネーションスポットをノミネートしていくわけですが、まず向かったのは赤坂紀尾井町のホテルニューオータニ。

とはいえイルミネーションを見に行ったにもかかわらず、それ以上に敷地内の広大な日本庭園のど真ん中にある「滝」に度肝を抜かれました。

続いては、横浜。
意外にも今年初開催という山下公園のイルミネーションは大正解でしたねぇ。ま、ベストスポットは山下公園内というより、向いにあるホテルニューグランド周辺の、マリンタワーも含めた雰囲気ではあったのですが。

そして、広い横浜でもう一つ素晴らしく魅力的だったのが赤レンガ倉庫。有料のクリスマスマーケットもきっとデートするには最高なんでしょうが（〜入ってない）、周辺のイルミネーション、そして赤レンガ倉庫そのものが施設としてバエルし、中も楽しい＆美しい。クリスマスのお祭り気分を存分に満喫できました！

さぁ！駆け足で振り返った四季のぶらり散歩、いかがでしたか？

大いに端折ったぶん、この１年、自分が何に惹かれたのがよくわかりました。過ぎてしまえば本当にあっという間でしたが、よかったなと思うのは、その時その時のインスピレーションで選んだスポットで、想像以上の魅惑的な数々の光景に出会えたこと。素敵な出会いもありましたし。

あなたが今年印象に残った場所はどこですか？ぜひコメントをお寄せください。記事があれば、もちろん立ち寄らせていただきます！

まだ年内に記事を書くと思いますが、ひとまず言わせてください。
今年一年、拙い記事にお付き合いいただき本当にありがとうございました。noteで出会った皆様、親交を深めて下さった貴重な方々、心より感謝を申し上げます。そしてまた、2024年も元気でお会いしましょう！

感謝！