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パソコンについて

荷物が重いので、シンプルにしたい。
なので、ノートパソコンを辞める。

今はアタッシュケースと12年前のレッツノートで5KG前後あるし、デカいし重い。
とってもお気に入りで、過去の記事でも書いた通り、とても大切なものなのだが、新しい季節、新しい会社、新しい自分、心機一転を考えている。

目的
とにかく軽くしたい。
もっとミニマルにしたい。

問題
重い、デカい、かさばる。

解決策
ミニPC+iPadPro(またはモバイルモニター)にする。

理由
ミニPCはMinisforum UM790 Proというパソコンを検討中。


13cm×12.6cmで666gと小型で、性能もグラフィック性能も高い。
何より約10万円以下で買えそうなのでとても安い。
経費雑費一括でOK、減価償却しなくて良いのも良い。

iPadProは2024年5月に新商品が発売されるっぽい。
本当はiPadProだけで仕事がしたいのだけどWindowsなしでは仕事柄無理。
iPadProは、ミニPC→iPadProに繋げることで、タッチパネル対応のモニターの代わりになるのが良い。
なら「モバイルモニターで良いのでは」とも考えられるが
①iPadproは大き目のバッテリーが既に搭載されていること
②それ単体で仕事ができること
この2点が優れている。

タッチパネル付のモバイルモニターは13インチで2万はする。
これにお金をかけるくらいなら、その分を新型のiPadProにお金をかける方が良いとも思う。
加えて、何より3Dデータ制作や、グラフィック制作、Liderによる3Dスキャン、メール等の簡易業務が、これ一台で済むのが大変よろしい。
あとは予算と相談。

用途
僕のパソコンの使い方は主に3通りある。

①顧客との打ち合わせの際にグラフィックデザイン等、現場で作成、修正する

②事務所や自宅や車内等、既に整った環境で仕事をする

③カフェや野原やテント等、整っていない環境で仕事をする

の3つが主な使用方法。

ミニPCの良いところは、軽くて、性能が高くて、持ち運びが超便利なこと。

なので②の事務所自宅車内などのように、モニター、電源、HDMIケーブル、マウス、キーボードが常備されているような整った環境で仕事をするときには凄く良い。
ミニPCは、なんなら少し大きめのポケットにも入るので、環境さえ整った場所で使用するなら「それだけ」あれば良いので、本当に軽くて小さくて良い。

デメリット
ミニPCにはノートPCのようにモニターがついてない。
なのでモニターが必ず必要になる。

それから、ノートPCのようにバッテリーを搭載していないので常に電源の確保が必要になる。
この2つがネック。

その為
①顧客先の現場
③カフェや野原等(電源やモニターのない場所)
で使用する場合には、実は面倒なことが多い。
本目的が【重い、デカい、かさばる。】の解消にも関わらず、いくつか必要なものが増える。

【ミニPCに必要なもの】
①電源ケーブル(またはUSB-Cケーブル)
②マウス
③キーボード
④モニター(iPadProまたはモバイルモニター)
⑤電源(モバイルバッテリー等)
⑥USBカメラ(場合により)

と、結構なケーブル類と付属品の持ち運びになる。
かさばるし、まぁまぁの重さになる。

こうなると本末転倒で
①ノートパソコン
②マウス
完!

に敵わない。

もう一つデメリットがあり
①の顧客先の現場、③の電源のないカフェや野原等で使用する場合には、いちいち接続が面倒だったりする。

例えば[ミニPC+iPadPro]の場合の手順はこうだ。

①ワイヤレスマウス/キーボード/電源ケーブル(USB-C)を出す

②ミニPCとモバイルバッテリーに電源ケーブルを接続

③ミニPCとiPadPrpにUSB-Cケーブルを接続

④画面表示アプリ起動

⑤マウス/キーボードスイッチON!

...等とガチャガチャやる必要がある

それが、ノートパソコンの場合
①パカっ(開く)
完!

もうね、お客様の目の前で、ごちゃごちゃケーブルとか出してたらなんか却って格好悪いし面倒ではございませんか。


メリット

ただね、メリットもある。
さっきも書いた通り、事務所や家や車内など環境さえ整っていれば、ミニPCに電源やモニターをつなぐだけで良いので、本当に【軽い、小さい、かさばらない】が実現できること。

そもそも、仕事なんて7、8割が、事務所か家かキャンピングカーの車内でやるわけだ。

だから今ノートパソコン辞めて、ミニPCを採用するのはありだと考えているのです。
※iPadProは本当は不要。ちょっと贅沢。

もう一つメリットがあって、持続可能性があること。
ノートパソコンはバッテリーが劣化すると使い物にならなくなる。
モニターも当然劣化したり、不注意で割ったりすることもある。
修理や交換が出来るが、費用はかなり高くつく。

その点ミニPCの場合、モバイルバッテリーやモバイルモニターは切り離されており交換が容易で、拡張性が高く、壊れても修理費も安い。
持続可能性が高いと言える。

そもそも

話を戻すと①取引先のお客様の事務所等で作業することなんて、全体の仕事割合のうち、1割以下な訳です。
お客様の目の前でパパっとデザイン作業や、修正作業を行うと大変喜ばれるので良い。
でもそれくらいならiPadProや、古いノートPCでも作業できるんですよ。
(illustratorのiOSアプリも最近ようやく使えるようになってきたし、プレゼンや動画編集なんてむしろiPadの方がしやすかったりするし。)
だからミニPCやごちゃごちゃケーブルを持ち運ぶ必要はそもそも不要説。

そうなると、残るは③の電源のないカフェや野原でどうするかが問題なんですね。
これは結構大事で、全体の1~2割の頻度でレストランやカフェや旅行先(例えば旅館の書斎や待合室)とか、野原でテント出して仕事することがある。

(ADHDの人間にとっては集中力を持続するのが大変なので、レストランやカフェでご飯を食べながら仕事したり、普段とは違った環境で仕事すると、とても集中できることが分かってきたので、そういう機会が増えた)

そのような場面で、ミニPC+iPadPro+モバイルバッテリーやケーブル類で作業するのが、実際どうなのか、ということが本記事の論点になってくる。
これは試してみないと分からないと思う。

一番ネックなのはモバイルバッテリーの存在かな。
バッテリーを充電したり、長時間作業する商品だと、その分モバイルバッテリーは重くなるし、欠かせないのでかさばる。

計算してみると
・ミニPC(660g)
・iPad Pro(684g)またはモバイルモニター(500g)
・モバイルバッテリー(500g)
合計1.8kgにもなってしまう訳。
それに、キーボードやマウスやケーブルも加わる。
それらを毎回カフェとかで繋げたりする。
ほんと本末転倒だなって思う。
iPadProからのPD給電と映像出力が同時にできたら最高なのになぁ。

ということで、まとめると
・8割の本来の作業場では、ミニPCはモビリティ、シンプルさ、性能の実力を大いに発揮する。
・2割のサブの作業場では、ミニPCは結構な面倒と重量になる。

どちらを取るかという選択を迫られる。



おわりに

いっそこの企画を無しにしてシンプルにノートPCやタブレットPCだとどうだろうか。
最近MicrosoftからAIに特化したSurfaceシリーズが発売された。
Microsoft、Surface Pro 10(907g)とSurface Laptop 6(1,068g)で、とってもシンプルでミニPC一式より軽い。
カメラもスピーカーもついてるし。(ミニPCはついてない)

でもね、一番ネックなのは価格。
¥203,280~¥467,280するんだけど、車買えるんですけど。

あれ待てよ?
ミニPCは10万くらいで、iPadProが10~20万くらい…。
余り変わらない…まぁでも、Ryzen9でメモリ32gb〜64gaの性能はとても良くて、そこにiPadProがついてくると考えると性能と利便性を考えると、やはりミニPCも良い。
外付けGPUが付けられるのも良い。
正直iPadProは、なくても良いので、ともすると、やはり費用面でもミニPCは良い。
何より、持ち運びが小さくて軽くて楽なのがとても良い。

正直僕は変わったことが好きで、興味のあることはただ”やってみたい”という想いが強くなる性格。

実際、重量やかさばりを考えると、2割のシーンでは本末転倒であることも分かった。
頭ではノートPCやタブレットPC1台が無難だなとは思う。

しかし限られた予算で、毎日持つ鞄をできるだけ小さく軽くしたいのが目的。
8割はミニPCにすることで叶うのというのは本当のところ。

よって結論はノートパソコンからミニPCに変える。

2割の場所ではデメリットが残るものの
・XREAL(メガネ型端末)に置き換える
・ケーブル類やモニターやモバイルバッテリーは常に車内に置いておくので、そこから持ち出す事で、手荷物を常に最小限の状態を保つ

など工夫次第でカバーが全然できるので良いと思う。

13年間ノートパソコンを肌身離さず持ってきたが、環境を変えていこうと思う。

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