多数派の選択肢は失敗しても批判されづらい

多数派の選択肢を取らない人に対して、

「多数派の選択肢を取らないと失敗するぞ」

と言われることがよくあります。

多数派の選択肢のほうが成功率が高いことは多いでしょう。
しかし、
多数派の選択肢によって起きた失敗はあまり騒がれないのに、
少数派が失敗を起こすとそれ見たことかと騒がれる。
これによって必要以上に多数派の選択肢が擁護されてしまうことがある。


アニメファンが事件を起こした→アニメが批判される
異性愛者が事件を起こした→異性愛は批判されない

高卒で失敗した→高卒ではろくな就職がないといわれる
大卒でブラックにはまって精神を病む→大卒だからとは言われない 
 (この場合、年を取ってから精神を病んだ大卒よりも、進路変更が可能な年齢である高卒のほうがまだまし)

後者は結構ままあることなのに、多数派、主流派なので批判されない。
なので失敗が可視化されない。
主流派を選んでおけば高確率で成功できるかのように見える。

多数派の失敗事例というのはそれなりに貴重である。
可視化されにくいので。
大卒にもそれなりに失敗事例はあるぞ、ということが言いたくて始めたブログだったりもする。

※ただし、がちでやばい非主流派もあるので注意は必要
ガ●の民間療法とかでも同じことは言えてしまうので
(普通に病院に行っても残念な結果になる人はいる)
念のために言いますが、筆者はそういうのは肯定していません。

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