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【健康福祉】誰もが自分らしくあれる社会デザインとは

今年の信州若者1000人会議では基調講演や全体でのワークショップのほか、それぞれ関心の高い分野への理解を深める「分科会」を設置。各分科会ごとにテーマを設定し、全体テーマ「2030年の信州をつくる」を多角的に考えていきます。

今回は8日(土)に開催する 健康福祉分科会 を紹介。分科会の軸となるテーマは「誰もが自分らしくあれる社会デザインとは」です。


テーマの背景

4人に1人が65歳以上の高齢者である現代。今後も少子高齢化は深刻になっていくとされ、国や自治体でも地域における協力を重視した様々な対策が講じられています。

しかし、それらの対応は対象となる方々の気持ちを尊重できているでしょうか。私たちだけに都合のよいものとなっていないでしょうか。そもそも、福祉とは誰に向けられるべきものでしょうか。

ノーマライゼーションをキーワードに、高齢者にも障がいのある方にも、そして私たちにとっても生きやすい、互いのハンディキャップを受け入れられる社会について考えていきます。

日本一の長寿県であり健康意識の高いここ信州から、新しい介護福祉のモデルを生み出していきましょう!

※ノーマライゼーション:障害者や高齢者など社会的に不利を受けやすい人々が、社会の中で他の人々と同じように生活し活動することが社会の本来あるべき姿であるという考え方


ゲスト紹介

須藤シンジ さん
NPO法人ピープルデザイン研究所 代表理事
有限会社フジヤマストア/有限会社ネクスタイド・エヴォリューション 代表取締役

"心のバリアフリー"をクリエイティブに実現する思想や方法として、「ピープルデザイン」という概念を提唱。様々なマイノリティーが当たり前に混ざり合う、ダイバーシティな社会の実現を目指す。モノづくり、コトづくり、障害者のシゴトづくりを出発点に、渋谷区や川崎市などの行政と協働したマチづくりを推進している。近年は、国内外の教育機関と連携したヒトづくりに関する諸施策を加速させている。著書に「意識をデザインする仕事」(CCCメディアハウス/旧 阪急コミュニケーションズ)がある。


岸田隆さん
1965年生まれ 長野県飯山市在住
信州大学教育学部卒業後、特別支援学校勤務の傍ら、障害のある人のアート作品やクラフト作品を展示販売するクラフトショップココリコを設立・運営。その後、障害者支援施設勤務を経て、1994年、家族支援センターワンズハウス設立し県内初のレスパイトケアを始める。2002年に社会福祉法人森と木を設立。現在、専務理事兼総括センター長。また、2013年より長野県長野圏域発達障がいサポート・マネージャー。


分科会担当者からメッセージ

田村優衣
福祉のイメージ、変えませんか?
誰だって楽しめる社会をつくりたい!という気持ちがあれば
いつのまにか福祉は出来上がっているのかも…
また、福祉は誰がつくるのでしょう?
医療福祉系だけでなく、きっといろんな分野の視点も欠かせないはず。

信州から新しい福祉を巻きおこしましょう!


開催概要

健康福祉分科会
開催日時:10/8(土)14:00〜
テーマ:「誰もが自分らしくあれる社会デザインとは」

プログラム:
ゲスト講演(30分×2名)
質疑応答(30分)
ワークショップ(90分)

こんな方に参加してほしい:
・介護や福祉の分野で働いている人
・これから働く予定の人 , 勉強している人
・まちづくりに携わっている人

1000人会議全体の概要・申込みはこちらから

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信州若者1000人会議2016
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