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【テクノロジー】テクノロジーは幸福をもたらすのか

今年の信州若者1000人会議では基調講演や全体でのワークショップのほか、それぞれ関心の高い分野への理解を深める「分科会」を設置。各分科会ごとにテーマを設定し、全体テーマ「2030年の信州をつくる」を多角的に考えていきます。

ここでは9日(日)に開催する テクノロジー分科会 を紹介。分科会の軸となるテーマは「テクノロジーは幸福をもたらすのか」です。


テーマの背景

通話からエンターテインメントまで、もはや生活に欠かせないスマートフォン。私たちの届かない上空を軽やかに飛び回るドローン。フィクションの世界をリアルに近い感覚で楽しむことができるVR(Virtual Reality)。どれもこれも、私たちが生まれる頃には想像し得ないものでした。

日々発展するテクノロジー。2045年には人工知能が我々人間の知能を超えると予測されており、私たちはその恩恵をますます受けていくことでしょう。

その反面、技術発展に対して多くの課題が挙げられています。仕事や役割が人工知能やロボットに取って代わり、存在意義を見失うのではないか。軍事利用されるのではないか。いずれは人工知能に支配されるのではないか。

誰でも高度なテクノロジーを使ってモノを作ることができる時代。本当に技術発展は幸せをもたらすのか?どのように付き合えばよいのか?

今後の信州の発展を支えてゆく「手段」への理解を深めていきます。


ゲスト紹介

前野隆司 | Takashi Maeno
慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科委員長・教授。1984年東工大卒、1986年東工大修士課程修了、キヤノン(株)、ハーバード大学客員教授、慶應義塾大学理工学部教授等を経て現職。博士(工学)。研究テーマは、ロボティクス、システムデザイン・マネジメント学、幸福学、地域活性化など。著書に、『システム×デザイン思考で世界を変える』『幸せのメカニズム』『脳はなぜ「心」を作ったのか』など多数。

吉藤健太朗 | Kentaro Yoshifuji
奈良県葛城市出身。小学5年~中学3年まで不登校。
奈良県立王寺工業高校にてものづくりの巨匠、久保田憲司師匠に師事、行った電動車椅子の新機構の発明により、国内最大の科学コンテストJSECにて文部科学大臣賞、ならびに世界最大の科学コンテストISEFにてGrand Award 3rdを受賞、その後寄せられた多くの相談と自身の療養経験から、孤独の解消を志す。
高専にて人工知能を研究した後、早稲田大学にて2009年から孤独解消を目的とした分身ロボットの研究開発を独自のアプローチで取り組み、自分の研究室を立ち上げ、2012年株式会社オリィ研究所を設立、代表取締役所長。
青年版国民栄誉賞「人間力大賞」、スタンフォード大学E-bootCamp日本代表、ほか AERA「日本を突破する100人」、フォーブス「30 Under 30 2016 ASIA」などに選ばれる。

分科会担当者からメッセージ

波多腰 遥 
僕が物心ついたときには家に「windows 98」があり、ペイントでお絵かきしていました。22歳となったいまは「Macbook Air」でこの記事を書いています。10年後20年後はどうなっているんでしょう。もしかしたら僕がせっせと書く必要はなくなっているかも…?

テクノロジーは私たちの生活を大きく変えてくれます。それは良くも、悪くも。誰もが恩恵を受け、誰もが行使できる時代だからこそ、テクノロジーとの付き合い方について誰もが考える必要がある。そう思っています。

エンジニアやその卵の方は時代の正しい舵取りとして、そうでない方はあなたのフィールドを正しく発展させていくために、ぜひご参加ください。


開催概要

テクノロジー分科会
開催日時:10/9(日)10:00〜13:00
問い:「テクノロジーは幸福をもたらすのか」

プログラム:
ゲスト講演(30分×2名)
質疑応答(30分)
ワークショップ(90分)

こんな方に参加してほしい:
・エンジニアまたはその卵の方
・ロボットや最新の技術に興味のある方
・テクノロジーを利用して他の分野を発展させたい方

1000人会議全体の概要・申込みはこちらから

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信州若者1000人会議2016
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