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【教育】本当に良い教育とは何か

今年の信州若者1000人会議では基調講演や全体でのワークショップのほか、それぞれ関心の高い分野への理解を深める「分科会」を設置。各分科会ごとにテーマを設定し、全体テーマ「2030年の信州をつくる」を多角的に考えていきます。

今回は8日(土)に開催する 教育分科会 を紹介。分科会の軸となるテーマは「本当に良い教育とは何か」です。


テーマの背景

2030年、私たちはどんな社会に生きているのでしょうか。高齢化が進み、人工知能が発達し、今ある多くの職業はなくなっている。きっと、生活や価値観が大きく動いていく社会の中で生きているのではないかと想像できます。

どこにも確かなものはほとんどなく、変化の多い社会を生き抜くことができる人を育てるってどんなことなのだろう。私たちは今までどんな教育を受けてきて、どんなところに疑問を感じているのだろう。何をどう変えたいと思っているのだろう。どんな人を育てたいのだろう。

すると、問いをもって生きることが重要なのではないか・問いを持てる人を育てたい という考えが分科会担当者に共通して出てきました。

どうして問いをもつことにピンとくるものがあるのだろう?

問いをもつことで、課題を意識してモチベーションがあがったり、自分らしさに気づいたり、学び続けられたり、自分なりの価値観で選択できるようになったりする。そういう人を育てたいのかもしれない。

じゃあ、私たちの理想の教育ってどんなもの?2030年の信州でどんな教育をしたい?信州でしかできない教育ってあるのかな?それって、誰にとっても良い教育なの?

このような話を続けてきて、「本当に良い教育とは何か」という問いにたどり着きました。

分科会に参加してくださる皆さんとの対話の中で、様々な切り口から考えを広げ深めていきたい。そして2030年に向けて、今私たちにできることを着実に行動に移していきたいと強く思っています。


ゲスト紹介

岩本悠さん
島根県 教育魅力化特命官
東京都生まれ。学生時代にアジア・アフリカ20ヶ国を巡り、『流学日記』を出版。印税等でアフガニスタンに学校を建設。卒業後は、ソニーで人材育成・組織開発等に従事。2007年より海士町で魅力ある学校づくり・人づくりを実践。2015年から島根県の教育開発による地域創生に従事。<近著> 『未来を変えた島の学校 ‐隠岐島前発ふるさと再興への挑戦』(共著、岩波書店、2015)


伊藤学司さん
文部科学省初等中等教育局幼児教育課長
昭和42年生まれ。早稲田大学卒業後、文部省(現文部科学省)入省。文部科学省の各部署での勤務に加え、岩手県教育委員会学校教育課長、広島県教育委員会教育次長などを経て、平成25年度から27年度までの3年間、長野県教育委員会教育長。平成28年6月より現職。両親が長野県高遠町(現伊那市)の出身。


分科会担当者からメッセージ

横山友愛(写真左上)長野出身・筑波大学4年
今回の教育分科会では、参加することで今まで以上に“教育”を身近に感じ、また普段目を向けることがなかった身近なものに疑問を抱くことができるような機会になればいいなと思っています。よろしくお願いします!

遠山宏樹(写真左下)長野出身・信州大学4年
誰もが経験する教育。学校教育だけではなく様々な切り口があるからこそみなさん一人一人の考えや経験をお聞きしたい。思いを、考えをシェアして分科会を盛り上げていきましょう。皆様のご参加お待ちしております!

関口真司(写真右上)飯田出身・慶應義塾大学院2年
これまで3年ほど、主に学校から少し離れた場所での教育活動に関わってきました。人が変化していくプロセスに関わる方法はたくさんあると思います。僕にもまだ見えていない世界について、みなさんと一緒に考えていくことができたら素敵だなと考えています。当日お会いできるのが楽しみです!

工藤千尋(写真右下)上田出身・信州大学4年
教育ってすごく難しい。知ろうとすればするほど、考えれば考えるほど奥が深い。人に関わることってこんなにおもしろい。正解がないものだからこそ、みんなでじっくり考え、話し合いながら進んでいきたいです。教育に本気で携わる仲間になりましょう!ぜひ!


開催概要

教育分科会
開催日時:10/8(土)14:00〜17:00
問い:「本当に良い教育とは?」


プログラム:
ゲスト講演(30分×2名)
質疑応答(30分)
ワークショップ(90分)


こんな方に参加してほしい:
・教育を学んでいる、教育に興味がある
・教育現場に何かしらの関わりがある
・教育に対して思いがある

1000人会議全体の概要・申込みはこちらから

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信州若者1000人会議2016
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