後悔なんてしなくていい。反省だってしなくていい。
大学を卒業する時に、多く生徒から信頼されていた先生から、コメントムービーをもらった。
「全て良かった」と思いなさい。後悔なんてしなくていい。反省だってしなくてもいいかもしれない。起きたことは全て良かったことなのだ。そうやって信じて生きなさい。
子どものように素直に、あっけらかんとしている、先生らしい言葉だ。良い意味で人生に諦めているとも言える。
今まで生きてきたことを振り返ると、川のような流れが見える。それはきっとたくさんのことを忘れてもなお覚えていられる記憶の断片で、それ自身が自分の価値観にカチャッとハマった点であり、点と点が線でつながりがっているように見えるということだと思う。その川を見てみれば、確かに全て良かったと思える。
最近は、流れに乗りながら、自分の舟を少しずつ強化し、うまく流れに乗れるようになってきた。けど、ちょっと前から行き先には霧がかかっていて見通しが悪いことも分かっていた。だから、今、自分の力で、霧を晴らさなくちゃいけない。
これから先も、全て良かったと思えるかどうかは分からない。でも「大丈夫。よかったよ」と笑っている、おじさんになった自分を見たい。
lift the fog up
将来的に「フェスティバルウェルビーイング」の本を書きたいと思っています。そのために、いろんなフェスに行ってみたい。いろんな音楽に触れてみたい。いろんな本を読みたい。そんな将来に向けての資金にさせていただきます。