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後悔しないように、自分でよく考えろ

高校1年でいわゆる中免バイクの免許を取りたいと言いだしたり、大学に入って海外なんて言ったことなかったのにモンゴルに行きたいと言い出したり、新卒の1年で会社を辞めて友だちとお店をやると言い出したり、数年務めたアースガーデンを辞めて自営業になりさらには札幌と横浜の2拠点居住をするなんて言い出したり…。

ぼくがどんなことを言おうと、どんなことをしようと、うちの父は「あとから後悔しないように、自分でよく考えろ」と言う。その結果出した答えなら、なんだって受け止めてくれた。とくに、根掘り葉掘り聞くわけでもなく。

父と比べたら、母のほうが心配を言葉にする。でも、最終的には「わたしたちの生きてきた時代とは、違う時代だものね」と、ぼくの答えを受け止めてくれた。

小さい頃から、あれをしろ、これをしろと言われたことはほとんどなかったように思う。少なくても、のび太くんの母のように「勉強しなさい」と言われたことは一度もないと思う。

そのかわり「自分でよく考えなさい」と、ずっと言われてきた。このおかげで、ぼくはおそらく、かなりノビノビと育ってきた。いまもたぶん、ノビノビと生きている。

ある程度おとなになって気づいたのは「親との関係に問題を抱えている」人が多いこと。幸いなことに、ぼくと父母の間には、全然問題がない(父も母も、細かいことはいろいろ気になるだろうが…)。

人は親を選ぶことはできない。親も子を選ぶことはできない。生まれながらにして、壮大なガチャを引く。幸い、ぼくは恵まれた家に生まれることができた。

とてもありがたいことなのだ。まっとうに生きなきゃなぁと思う。

将来的に「フェスティバルウェルビーイング」の本を書きたいと思っています。そのために、いろんなフェスに行ってみたい。いろんな音楽に触れてみたい。いろんな本を読みたい。そんな将来に向けての資金にさせていただきます。