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第7回 つまづいても生き続けること

こんにちは、株式会社ビブレンスでIT&クリエイティブ部門を担当するSTです。

先日サウナ室でのこと。
腕に着けているスマートウォッチのタイマーは10分を超えていてそろそろ出なきゃいけない時間、心拍数はとっくに150を超えています。
しかし、サウナ室内のテレビを見たくて熱さをこらえながら居続けてました。

テレビでは、ビートたけしと松本人志が対談をしていて、

松ちゃんが、「僕がたけしさんに対してコンプレックスがあるのは、いい意味ですよ、(自分には)スキャンダルがないんですよ、でもたけしさんって、スキャンダルがしっかりあるじゃないですか。これって、スターってそうじゃないですか?」と。

松ちゃんは、ビートたけしの若手時代の半生を描いた映画「浅草キッド」(劇団ひとりが監督)の話題を出し、
「僕も見させてもらいました。めちゃくちゃ面白いんですよ。いろんなことがあるから。じゃ、『松本人志物語』を映画に撮っても、何もないんですよ」と、自分には映画映えするスキャンダルがないと。
「あの映画でも一部ですよ。あのあと、フライデー襲撃とか、バイク事故とか、ほかにもいっぱいスキャンダルがあるじゃないですか」と。

なるほど、単純な捉え方かもしれませんが、スキャンダルのない人生は側から見ても自分自身から見ても面白くないものなのかもしれないなあ、と思いました。

時代によるところも大きいでしょうが、社会に大きな迷惑をかけたり、むやみにわがままに多くの人を傷つけたりしない限りはスキャンダルも人生の糧だったりスパイスだったりするのかもしれないですね。
そもそも生きている限りは問題を起こさなかったり誰にも迷惑をかけないというのは無理です。

スキャンダル、つまり非常識で非道徳的でまともじゃない不埒なこと。
有名人であれ一般人であれ、人生ではスキャンダルの一つや二つはあるんでしょう。その規模や時期や期間は人それぞれでしょうけど。


テレビを見続けていたら、最後のほうで引き際に関する話題になって、ビートたけしが、
「自分から辞めますっていうのはさ、踏ん切りが良さそうで…」と自ら引退宣言をするつもりはないようで、
「ボロボロにダメになった自分も見せてあげたい。情けない自分ってあるじゃん。それでもしょうがない。今まで笑ってお金をくれた人に“こんなんになっちゃった”っていう姿を見せたっていいかなと」と話していました。

最高潮で引退したり意図せず亡くなってしまったり、区切り良いタイミングで引退したり、というのも美しくてそれもひとつの生き方なのでしょうけど、結局、ボロボロになっても現役で生きていくというのは個人的には最もかっこいい生き方だなあと思います。

だから人間は長生きしなきゃいけないのかもしれないなあと。
石のおじいちゃんたちも転がり続けてますしね。

みなさんは、節目節目でどんなスキャンダル(不祥事)を経て現在に至りますか?
そして、みなさんはどこかで引退・隠居したいですか?

もちろんどんな生き方もその人にしかないオリジナルな人生だとは思います。

それではまた来週! Just Rock It !

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