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「恋愛」というものについてのテキスト

そういえば恋愛についてはブログに書いてなかったなー。じゃあ、noteに書こう。ちょっと長いよ。

↑意義深い参考文献。

「恋愛」というものについて

恋をすれば何か変わるのかと言われてもわからない。
感情制御訓練ができていない私には、恋愛する資格はまだないという神様のお告げなのかもしれない。

上記の参考文献に言及してみよう。

恋をすれば何か変わるのか、「人が変わる」。

恋を、すれば、人が、変わる

逆説的に言うならば、「人が変わったとき、恋愛をしている」。

その例を今から紹介する。僕は3度ほど人が変わってる。

***

1度目

中学時代。恋愛がなんなのか、なんでいちいち「好き」であることを言葉にしなければならないのか、まだわかっていなかった頃。仲の良い女の子のことが好きになった。

どうやら、相手も僕に行為をもってくれているらしい。ことは友人づてにしっていた。もちろん、態度で気がついていた。

集団で遊ぶことも、一緒に登下校することも、あった。

しかし、好意を告げることに意味を見いだせなかった僕は、ただただ、このふわふわした時間が続くのだな。とても素敵な事だなと、現状に甘んじていた。

今から思えば本当に好きだったのだ。一緒にいるだけでフワフワできたのだ。

しかし当たり前のように、つなぎ止める努力をしなかったものは、終わる。

全身全霊を持って僕に好意を示してくれた人に、答えていると勘違いをして傷つけていたのかもしれない。

ほどなくしてその子は、別の人とつきあった。

目の前が真っ暗になった。

ギャグでも言い過ぎでもなく、世界の彩度が30%減衰した。

僕は知った。ああ、僕はどうかしていたんだと。

世界の彩度が30%減衰した。んじゃなくて、ただ、鮮やかになっていた画面がもとに戻ったんだ。とボーナスタイムが終わって、僕に戻ったんだと。

つまり、今までが、僕じゃない何かに変容していたんだと。

気付くのが遅かった。死ぬほど後悔した。


2度目

2度目に人が変わったとき。僕はたばこを吸うようになった。

大学1年生の時、高校性の頃からつきあっている初めての彼女の家で、彼女が留守にしているときに、つい、興味で机の引き出しを開けてしまった。(最低だね)

そこにはたばこがあった。ショックだった。

喫煙していることを知らなかったからだ。ほんとうにショックだった。僕を思って黙っていてくれたのかもしれないけれど、ひどく裏切られた気がした。

なので、僕もたばこを吸うようになった。負けるものかと、その彼女よりも、キツいたばこを吸うようになった。(違法行為です)セブンスター vs ハイライトだ。

ハイライトはデザイン性もキツさも、申し分はなかった。

僕はそれまでたばこを吸ったことがなかったし、むしろ逆に喫煙者に対してダサいとさえ思っていた。

シンプルに言おう。引き出しを引き出す1秒で、僕は別人になったのだ。

書いていて心の底からしょうもないエピソードだと思う。

しかし、自分では無いもの変容しているとき、自分の行動は制御できないものなのだ。五感は正常に動いていたにも関わらず。

子どもが生まれて少しの間やめていたが、今も吸ってしまっている。ああ、だめだだめだ。


3度目

その人は、好みのタイプではなかった。

当時の僕(二十歳)は根拠のない自信を持ち、自己肯定感が強く、サブカルで斜に構えていて、字面で見るとうわぁってなるな。まあいいけど。

こういう厨二感をそのまま発展させちょい発酵した状態だった。

その人は、明るく朗らかで、元気いっぱいだった。僕の好きなタイプはと言うと、知的でクール、な人。

松雪泰子と米倉涼子を足して、声は松雪泰子を残して頭の中身だけ菊川怜やら眞鍋かをりの情報を入れてほしい感じ。割と最低の表記だけどおとこってこんなんやから。

僕は早く大人になりたかった。大人になるとすごいことが出来ると思っていた。なので、子どもの時間は短くていいと思っていたし、出来る限り大人のように振る舞っていた。

その人は、僕とは違う考え方だった。

大学生になっても、髪も染めず、ピアスも開けず、大人ぶった態度を全然見せなかった。実に等身大だった。

僕は訪ねた。髪を染めたり、流行りの大人っぽいファッションを取り入れたりしないの?

その人は答えた。

「もったいない」

「大人になれば出来ることをあせってするのは、もったいない。今しかできないたくさんを大事にしたい」

「だから、大人になるのが楽しみ。歳を重ねるのは素敵な事だから」

ちなみに今の妻だ。

10年恋愛して、結婚し、子どもが2人生まれた。

僕はと言えば、自己肯定感が強く、サブカルで斜に構えていて、わりと嫌なタイプの大人になってはしまったが、根拠のない自信はなくなった。

なぜなら根拠はある。

生きた根拠に、運良く巡り会えた。

***

僕は緩やかに変わっている。3度目のこの変化に関しては完全に自覚をしている。

結婚に興味のなかった僕が、結婚し、子どもに興味のなかった僕が、娘に嫌われない方法とかのnoteを書いている。

これ、変化だろ(笑)

しょうもないエピソードを立て続けに披露して、辟易していると思うのでこの辺でやめておく。

お詫びに、最近僕が腹を抱えて笑って、愛しさがブーストしが画像を張っておきますねー。

↑服に潜り込んでお乳を飲むの図。

現実って、こんな感じで面白いんだよなぁ。

締め

恋をすれば、また誰かを傷つけてしまう。大好きな人を失ってしまう。
その恐怖に未だ打ち勝つことができない。

誰も傷つけずに生きられたら素敵だとは思いますが。

無理です。

自分が傷つく覚悟がないのであれば、もっと言えば、大事な人を傷つける覚悟がないのであれば、ちょっと恋愛はオススメできません。

重くてもうざくでもいいんですよ、だって重くてうざいんでしょ?(笑)

もっと言えば、恋愛もオススメしませんし、文章を書くことなんかなおのことオススメできません。

脅すつもりは毛頭ないですし、本人も気がついているとは思いますが、発信は必ず人を傷つけます。

赤が好きというだけで(青が好きと書かないだけで)、青が好きな人たちが心を痛めるこんな時代です。考えすぎでしょうか?AndroidだiPhoneだと、互いの揚げ足をとって楽しんでいるプロレスで、みんな傷ついてない? 自尊心保ててる?

子どもがかわいいと書けば、不妊や妊娠を諦めた方、もしくはLGBTの方の気分を害することもあるかもしれない。

うん、まったくもって考えすぎです。

僕は今、とても失礼なことを書きました。お詫びします。すみません。

実に不当に魂のあり方を矮小化させ、歪めて表記してしまった。誠心誠意お詫びしたい。

上記に上げさせてもらったたいていの人は赤の色の綺麗さも認め、別プラットフォームを認め、他人の子どものかわいい笑顔に笑い返してくれくれる寛容な魂を持っている。

心はそれくらい寛容に出来ているし、精神を破綻させないようなバッファ機構を備えている。どうか、僕のお節介も許してほしい。

僕は発信者の末席にちょこんと混じっているわけで、発信のいいところも悪いところも理解した上で「無視して」発信します。だって、無理だもん。傷つけずに書くとか、無理だもん。ごめんねーって感じです。

ただし、意図的に傷つけることはしたくないし、しているのを許してはいけないと思う。

同様に、傷つかずに恋愛するのも無理。家族になるとかもっとむり。有名な台詞をはいしゃくすると「きっつー」ですよ。

でもまあ、

僕は傷ついても平気です。プラマイゼロで、傷が治らなくなったらさよならするだけの話です。僕は「傷の治りがなかなか早いことを自負してます」ので、「傷つけてしまう」との理由から手加減されちゃうと(仮定したら、おいおい相手はjcだぞ!)、それはそれで失礼だなーとは思いました。

ではー。

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私は「恋」という感情を失くしてしまった。|西村純(にしすー)@中学生プロブロガー|note https://note.mu/nisi_su/n/ncfcaeb9ab9b9

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