見出し画像

娘とずっと仲良くするために必要だと信じて実行している1つのこと

僕には尊敬する頭のいい友達がいる。

娘が出来たときに、頭のいい友達が遊びに来てくれた。

僕は頭のいい彼が好きだし、色んな相談をしたりする。

なので、娘が生まれ、成長する中で、危惧していることを率直に聞いてみた。

「どうすれば娘に嫌われないのか」「どう接するのがベストなのか」

ウザイきもい、一緒に出かけたくない。洗濯は別にして、とか言われるのを考えただけでも恐ろしい!おそろうわぁわああぁああぁああぁぁぁっぁっぁぁ!(嘔吐)

彼はその当時はまだ家庭を持っていなかったので、さすがに答えられないかな?と思っていたその刹那、

「なあに、かんたんさ」

さすがは、頭がいい。あっさり答えてくれやがった。

そのときにもらったアドバイスに目から鱗がおち、実践しているので、ご紹介。

***

■ 娘とずっと仲良くする方法

妻の満足度を上げる」以上。解散。
はちょっと悲しいので、もう少し話を聞いてくれるかい? ボーイズ。

娘への接し方でアレコレ苦慮する必要などない。全然ない。まるで見当違いだ。

妻だ。全ての鍵は妻が握っている。どういうことか説明しよう。

***

うちの場合は共働きで、現状は妻が育休をとって子どもたちを見てくれている。

妻の満足度を上げると、どうして娘に嫌われないのか。わりとシンプルである。

父への不信の震源地がどこなのかという問題。いや、そりゃ子どもと接する時間の長い妻に違いない。

妻の「家庭や夫への満足度」が低くなると、不審・不満は娘に伝播する。言いたくもない愚痴も言ってしまうかもしれない。

*寸劇*

娘:「ねえねえママ―、パパはなんで帰りが遅いの?」

妻:「さあねー、どこでなにをしてるんでしょうねー(真顔)

――こうと、

妻:「パパはね、家族のために一生懸命お仕事をしてくれているんだよ(にっこり)

こう、父に対して娘が受けとる印象、どちらがいいか、明白である。極端な例だけども、極論こういうことだ。

妻の人間性が出来ているかどうかの問題ではない、やはり、そこは満足度が全ての鍵を握っている。

*寸劇*

娘:「うわーママー、このお菓子おいしいね! パパにも食べさせてあげたい!

妻:「いいよいいよ、そんなの、食べちゃいな。どうせ帰りが遅いんだから」

――こうと、

妻:「うわー、いいねー! パパ喜ぶよー

――こう。

***

繰り返すが、これは妻の人格の問題ではない。出来た妻とか出来てない妻とかそういうこととは別次元の話である。

好きで結婚した相手を悪く言いたいわけがない。しかし、小さなイライラ、不平不満が日々蓄積されれば、そりゃ愚痴や文句も言いたくなる。顔もこわばる。メイクも乗らない。舌打ちもするだろう。ぷっつん来て怒鳴るかもしれない。

人間だもの。つか、因果応報だもの。

子どもを傷つけないようにたくさんたくさん我慢したとしても、そこを見透かす目を持っているものですよ、子どもって。

端々に出るよ、態度に現れるよ。

子どもは敏感なので、母親(父親)のピリつきをダイレクトに感じる。僕や妻の機嫌が悪いだけで、それだけで傷つく。

表情を見ればすぐわかる。痛いほどわかる。

専業か、共働きか、もちろんシチュエーションは様々だろう。しかし、娘はまず妻をロールモデルとする。家庭というものを妻を通して体感する。

妻の満足度が低いとどういうことになるか、片鱗くらいはわかってもらえただろうか?

僕はと言えば、娘を厳しくしからない方がいいのかな? とか、機嫌を取らないとダメかなとか、漠然と考えていたけども、検討外れすぎた。

娘には思うように接して良かった。厳しくも甘くも、思うまま心のままでよかった。

なかなか早い時間には家に帰れないけども、それでも思うだけ愛情を注げばそれで良かった。寝顔にキスできれば、朝起きたときにしっかり抱きしめてやればそれでいいんだ。これでいいのだ。

***

■ 妻の満足度を上げるのは、そこまで大変ではない

これはもう、積み重ね以外のナニモノでもない。

朝おはようと同時に、愛してると言う。

行ってきますで、しっかり抱きしめる。ついでにキスもしておこう。

ご飯を作ってくれたり、お茶を入れてくれたりしたら、感謝する。それ以外でも毎日子どもたちをしっかりと見てくれてありがとうと告げる。

携帯を置いて話を聞く。相づちを打つ。そしてしゃべる。

そしてたまにご飯を作る。

妻の時間を作るために、努力をする。

まめに手紙を書く。プレゼントをする。コンビニでアイスを買って帰る。

新しい服や、髪型、メイク、小さな変化に気がつく。

予定を忘れない。

何のことはない、恋人と過ごすように、新婚の時のように過ごせばいいだけの話である。

しかし時間がたてば忘れてしまう。シンプルな事実を忘れてしまう。


■ 好きでいるには努力が必要

これは好きになる努力と、好きでいてもらう努力、両方を意味する。

世の男性陣にはわかってもらえると思うけども、これはなかなか難しい。慣れとは疲れとはそして老いとは恐ろしいのだ。

子どもがいる生活は、アニメ以上にアニメなのだ。

うんことおしっこが飛び交い飛び散り、ご飯は確実にこぼれ、ときにしかり、そして泣き、やっと寝たかと思ったら秒速で目を覚ます。そしてまた寝たかと思ったら、玩具が散乱した部屋が待っている。

このシチュエーションで甘い台詞を繰り出すことの困難さよ!

「好きな人」から「戦友」に認定もしたくなる。

しかしまあ、好きで一緒になった人だから。

出来ないわけがない。なーに、満足度? 上げてやろうじゃないか!

娘にアレされないために! お風呂一緒にはいるのイヤとか言われないために!

数時間おきにお乳をあげてくれるから、朝起きたらヨッレヨレになっているパジャマ姿も、頭にピロピロたっているアホ毛も、冷え性だからと、5重に履いているソックスも、なーに、愛おしいではないか!

***

■ 妻の満足度を意識して現状どうなのかというと

妻と会話するだけで焼き餅を焼きまくる程度には娘に好かれているようだ。

仕事終わりで帰ると、玄関までダッシュしてきてくれる程度には、まだまだイケるようだ。

朝はキスで起こしてくれる程度には恋人以上に恋人な娘だ。

「満足度」などという俗な言い方をした上に、当たり前のこと過ぎて世の女性陣にはどん引きされることをドヤ感だして書いてしまったが、女性陣諸君、おとこって、こんなんやで。

同士パパ諸君、攻略すべきは娘じゃないぞ、妻だ、目の前の最愛だ。

10年後に手を繋いで買い物に行くために、今すぐ愛を存分に叫ぶがいいのだ。

ではー。

記事はここまで。いか蛇足。

ここから先は

99字
この記事のみ ¥ 200

いつもスキやサポートありがとうございます!! 今はTwitterのフォローが一番モチベあがるシーズンとなっております! https://twitter.com/shintarowfresh