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死ぬじゅんび ワークショップ「ちょっと死んで、感じる」

※「死ぬじゅんび」というイベントのレポート記事になります。イベントの詳細についてはこちらの記事をご覧ください。

「死を考えるということは、あらためて生きることを考えるきっかけになる」をテーマに、クラウドファンディング、保険や法律、葬儀のプロなどを講師に招き、みんなで最新の「死」にまつわるあれこれを学びました。

最後の時間に行ったワークショップは参加者自らが死を意識することで、なにを感じて、どういう未来が見えたのかの気づきの時間です。以下のような順で会は進行していきます。

ステップ1:あなたの死因はなんでしょうか?
ステップ2:自分の死をどう感じましたか?
ステップ3:ちょっと死んでみます。過去を振り返りましょう。
ステップ4:生き返って、やりたいことを感じます。

ステップ1:あなたの死因はなんでしょうか?

死ぬとき、あなたの死因はなんでしょうか?考えて、書いてみましょう。
私は今こういう状況だから、結果こうなるんじゃないかなと紐づけてかんがえてみてもいいです。理想の死に方を書いてもいいです。 
どうしてそう思うのかも自分に問いてみましょう。

そして、自分の中から出てきたものをグループでシェアしてみましょう。」

自分の家族の病歴になぞらえて考える人もいれば、日頃の食生活から想定されるものも。最期は苦しみたくないという思いから出てくるものもあれば、ドラマティックに終えたいという気持ちからというものまで本当に幅が広い意見がでてきました。

ステップ2:自分の死をどう感じましたか?

「先ほど自分の死因を考えて自分の死をどう感じましたか?考えて、書いてみましょう。少しむずかしい質問かもしれません。怖い?わからない?むずかしい?考えたくもない?どうしてそうおもったのでしょう?どんな思いや期待、信念が背景にありそうでしょうか?」

ステップ3:ちょっと死んでみましょう。

「目をつぶってください。はい、今、あなたはもうこの世にはいません。
死んだあなたの魂はあなたの身体から離れ、死んだあなたを見ています。
今からいくつか質問していきますので、考えて、感じてみてください。」

現場ではここで、過去を振り返るいくつかの質問をしました。

参加者は静かに頭の中で考えます。そしてまた何が出てきて自分がどう感じたかを話します。

ステップ4:生き返って、やりたいことを感じます。

「あなたは今、生き返りました。 浮遊していたあなたの魂が体に戻りました。生き返ることができて、何がしたいですか?誰に会いたいですか?次の人生はどうしたいですか?」

参加者の声

「目をあけた瞬間、やりたいこと、これまでの自分と変えたいところなどがふと浮かんできたのが不思議だった。日々、新しい1日として生きることが大事なのではないかと思ったりした。死をちゃんと捉えることでしっかり生を向き合えるというのは面白い体験だった。」
「自分でも驚くほど心揺さぶられました。大したことないと思っていた自分の人生にはたくさんの人が関わっていて、いろんな感情を持っていて……。なんか全然お礼も憎まれ口も伝えられていないので、結論、「まだ死ねない」って思いました。w」
「学生時代に頑張ったことで、『実らなかったたくさんの片思い』っていうのがふと出てきて、人を好きになってよかったし、こういう人生でよかったなと思った。直前に生命表の話を聞いていて、意外と長く生きるかもと思ったので、生まれ変わったらしたいことは、今後の人生でやればいいやと自然と思えた。」
「やっぱり人生後悔を残して死にたくないなあと改めて。色々チャレンジして死にたいですね。」

さいごに

「自分の人生を動かすのは自分」です。また、「自分の人生に色々意味づけてるのも自分」かもしれません。今日この時間だけではとても考えきれないことばかりだと思いますが、少しでも気づきの時間になっていたらうれしいです。

みなさまがすてきな未来を歩めますように。


おわり。

このワークショップは英治出版のコミュニティBaseのメンバー 上左から中村珠希、美園恭子、阿座上陽平、稲墻聡一郎とでんみちこが作成しました。

 <文:でんみちこ 写真:T@ka


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死ぬじゅんび

2019年8月3日に開催されたpolca御礼企画「死ぬじゅんび」を記事化しました。 死ぬことを考えるということは今の自分と対話し、自分が今をどう生きたいのかを感じること。 https://www.facebook.com/events/1233198696860719/

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