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イスラム教❗が分かる❗


さて、今まで、ユダヤ教、キリスト教の物語をお届けしました!
前回の記事はこちら↓↓


今回は最後の物語イスラム教の物語を紹介していきます!

さぁ、さっそく参ります!

最初に下記2つの表をおさらいしましょう↓↓

3つの物語簡単年表

ちなみにユダヤ教の記事で紹介した、アブラハムが神への信仰心を示すため、子供生け贄に捧げようとした物語。あの日を今でもイスラム教徒の人達は
「犠牲祭」という祝日として祝われている
3つの宗教簡単比較

ムハンマド誕生


イエスの処刑から、約500年後メッカという地でムハンマドという男の子が誕生します。

メッカでは、多神教の宗教が主流でユダヤ、キリスト教等の一神教は少数派でした。

このムハンマドも、多神教を信仰し、商人として生き、妻を持ち、子にも恵まれ幸せな家庭を過ごしていました。

そんなムハンマドが40歳になり、洞窟で瞑想していたある日、
(この時代は瞑想をおやつ感覚でしていたのでしょうか)

突然辺りが真っ暗になり、ムハンマドの前に精霊ガブリエルが現れます。

この精霊ガブリエル、イエスの母マリアの前に現れた精霊と同じ精霊です。
(詳しくは前回のnote迄)


そしてコーランという聖典を授かります。

ムハンマドはただの商人。

妻はユダヤ人でした。
あまり理解ができず帰って妻にこの事を話します。

そうすると妻は

「あなたは神の預言者となりました。神のお言葉を皆に伝えていかなければなりません」

この時からムハンマドは神の預言者だと自覚し、コーランをもとに布教を始めます。
(ここからこのムハンマドの布教するものをイスラム教とします。)


キリスト教とイスラム教両方、新約聖書までのストーリーは一緒なのですが、イスラム教にはコーランがあってキリスト教にはコーランがない。

そこがこの2つの宗教の別れるところとなります。


迫害~メディナへ (ヒジュラ)

その後メッカで布教していくムハンマドのもとに徐々に人が集まり始め、イスラム教が少しずつ布教し始めます。

それをよく思わないメッカの権力者達は、イスラム教を迫害し始めました。

ユダヤとキリストもそうでしたが、やはり新しいものが生まれると保守派との争いは付きものなのでしょう。

これは現代社会も同じで、会社や友達関係等小さな社会のコミュニティの中でもよくありますね。


そしてムハンマドはメッカを追い出される形となり、メディナという地域に逃れます。

このメッカ→メディナの移動を
聖なる移動ヒジュラといいます。


メディナでの布教



メディナに行くと、そこにはユダヤ人の勢力が幅を利かせていました。

旧約聖書までは共通しているが、違う宗教。

ムハンマドはユダヤ勢力と争いながらその地で布教を続けます。

このユダヤ人と争う中で、イスラム教は法整備等を整え、独自の宗教を確立していきます。


イスラム教のコーランは他の聖典とは違い、細かな法等、国家的なシステムがつまっているのは、ムハンマドがメディナをまとめあげる為だったのかも知れません。


10年も経たない内にムハンマドはユダヤを制圧し、メディナにイスラム勢力を築きます。


当然、メッカの権力者達は黙っていません。


メッカ征服

メッカの権力者達は、ムハンマドのイスラム勢力がこれ以上大きくなっては危険だと考えメディナに攻めこみます。

バドルの戦い

ウフドの戦い

ハンダラの戦い

と続きますが、イスラム勢力を倒しきるすことができず、最終的にはムハンマドがイスラム勢力を率いて、メッカに突撃し、メッカを征服しました。

メッカを追い出されたあと、イスラム勢力をつくり、力をつけてメッカに戻り征服するという見事な復習劇です。

メッカを征服した数日後、ムハンマドは愛人の膝の上で亡くなります。

これ以降、預言者は現れず。ムハンマドは最後の預言者(預言者の封印といわれている)となりました。


イスラム教の人達は各地へ渡る商人が多かったことから、瞬く間に広がっていき、アラビア半島はイスラム勢力で統一され、ヨーロッパの方までも広がっていき、一大勢力となります。


パレスチナ問題の原因となっている

ユダヤ、キリスト、イスラムの聖地エルサレムもこの時、イスラム教が制圧しています。

エルサレムにある
イスラム教の聖地モスク(岩のドーム)



まとめ


3つの宗教最後の物語イスラム教。


この後も宗派の分裂や、ヨーロッパから十字軍によるエルサレム進軍等たくさんの歴史が続きます。


この物語が頭に入ってから、世界史や現代のニュースを見れば今までよりも色々と理解できることがあるでしょう。


そう思うと、ユダヤ、キリスト、イスラムの物語が、
天地創造私たちが生きている現代まで、1つの歴史で繋がっていて、

私たちはこの物語の延長線上にいるんだということが実感できるのではないでしょうか?


ユダヤ教の人達はいつか現れる「救世主」を待ち

キリスト教の人達はイエスを神の子とあがめ、イエスの教えを後世に伝え

イスラム教の人達は最後の聖典「コーラン」に従う

それだけではなくここに他の宗教や民族も多数絡み合って、現在も続いている。

非常に壮大な物語の中で今、生きているんだなと感じます。


最近ではアメリカ、ソ連の冷戦から私たちも資本主義陣営として、ある種の思想の中で暮らしています。


日々学び、考え、この世界、この社会をもっとあらゆる角度から見ていきたい。
まだまだ日々勉強を続けていきたいと思います。



ユダヤ教、キリスト教、イスラム教について
4つの記事に分けて紹介させていただきました。

書くのもまだまだ上手じゃないですが、このnoteを見てくれた人達のなにかのきっかけや、なにか役にたててれば嬉しいなと思います!




読んでいただきありがとうございます🙇‍♂️🙇‍♂️

このnoteを通して皆さんと一緒に自身の教養も高めていきたいと考えているので、なにか間違った知識等ありましたら遠慮なくコメント欄までお願いします🙇‍♂️


このnoteはある目標に向かって日々、勉強したことについつ更新しています。こちら↓にまとめてますので良かったらご覧くださいm(__)m


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