詰将棋日記 #004
将棋秘伝鈔13日目
きょうは4題解けました。
まずは第四十五番。
初手の二択で少し迷いますが、その後は、最後まですらすらと進みます。
ちょっと素朴過ぎる気もしますが、龍追い趣向の源流という感じでいいですね。
続いて第四十六番。
こちらも、6六銀の配置が大ヒント。
初手以外はさして紛れもなく、すらすらと進みます。
このくらいの難易度で、21手詰というのは、変化をきちんと読み切る基本を作る上では格好の教材なのかもしれません。
続いて第四十七番。
9三から脱出されては絶望なので、考えやすい問題です。
一カ所危ないところがありましたが、そこをクリアすれば大丈夫。
19手詰でした。
ちょっとてこずったのが第四十八番です。
7八の歩で作意が半分見えてしまう気もします。
初手さえ分かれば、あとは追っていくだけ。
……と思ったのですが、2手目の変化、銀打ちを入れないで詰ませたつもりになってしまっていたので自分的には「×」ですね。反省しました。
これで30題解きました。『図式集 上』に載っている初代大橋宗桂の作品は全部で43題ということですから、あと13題ですね。後ろの方になると骨があるものが増えそうな気もしますが、地道に解いていきたいと思います。
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