こんばんは、焼却炉です。台風の日だとなぜか料理をするモチベがあがります。今日は、ちょっとポジティブに行こうかと。オタク全開の話をしようかなと思います。

※イナズマイレブン関連の話です。大いにネタバレがありますのでご注意ください。

炎のエースストライカーとの出会い。

衝撃的な出会いを果たしたのは小学生の頃。周りでイナズマイレブンが流行り始めていたが、いや子供向けアニメだしそんなんハマらんわ！と思っていた私。そんな私を底なし沼に引きずり込んだのが小学校の時の友人だった。普段そこまで自己主張をしてこない友人があまりにも猛プッシュしてくるものだから、まぁ観てみるか、と観たが最後。私は画面越しのエースストライカー、豪炎寺修也に衝撃を受けた。

いや、かっこよすぎません？？？？

独特の炎をかたどったようなヘアスタイル、強い意志を秘めた切れ長の目、褐色の肌、そして圧倒的強さ。惚れない方が無理。そこからはもう坂道を転げ落ちるが如く、イナズマイレブンに夢中になった。ちなみに勧めてきた友達は吹雪が好きだったのでよく言い争いになった。

豪炎寺修也という男。

中学生でありながら、エースストライカーという重責を担い、その才能故に目をつけられ、妹が仕組まれた交通事故に巻き込まれるわ、人質にとられるわ(※子供向けアニメです。)それらが解決してようやく好きにサッカーできると思ったらおとんに「医者になるためにドイツに留学しなさい」と言われ、いやちょっと待ってよ、推し不遇すぎでは？？？？？？？？度し難い。

二期の離脱期間もしんどかったけど、いやもう何もかもしんどい、エースストライカーは皆こういう宿命なんでしょうか…。

けれどもそれも解決して、世界大会優勝して、卒業式の回は本当にテレビの前で号泣してた。引くほど泣いてた。

新シリーズ始まって、最初に不穏な雰囲気の中、目元だけ映るシーンがあった。

「いや、その目元私の推しだな？？？？またなんか巻き込まれとるな？？？」

神様、なぜ彼にこんな仕打ちを……？？？？と思わずにはいられなかった。サッカーを守ろうとしたがゆえに敵対勢力に潜入したとはいえ、いや、辛すぎるやろ…名前変わってるしなんやイシドシュウジって…。ビジュアルも赤スーツでメッシュ入ってて髪おろしてて…いや、似合ってますが。推し、顔が天才すぎる。

そしてまた数年の月日が経ち、新シリーズが始まっても彼の強さは健在だった。圧倒的な力の必殺技を編み出した。試合でも活躍した。ただ、その試合の最中に、敵の攻撃により足を負傷して戦線を離脱…。

いや、本当なんで？？？？？？？？？？？

勿論訓練されてるオタクだから全然耐えますよ、ええ。EDのイラストとかだけで耐えられます。でもいや、それにしたってなぜ推しこんな目に…？？活躍してるところと怪我をするところが両方一つの話に凝縮されてしまっていて情緒がジェットコースターなんですわ。

それでも最後に戻ってきてくれた…流石私の推し。賛否両論ある話だったが、もう推しが帰ってきてくれればそれでいい…という心境だった。

多分ここまで頑張れなかったということ。

きっと、イナズマイレブンに出会ってなかったら、もうちょっと早くメンタルブレイクしていたと思う。中学生、高校生、大学生の暗黒時代、勿論他にも好きなアニメはたくさんあったけれど、強い光で何とか道を照らしてくれていたのは、全力で自己研鑽に励む彼等の姿だった。夜中にしんどいなと思って寝れなかった時、イナズマイレブンを観て、彼等が必死に生きている姿を観て、中学生がこんなに頑張っているのに、一体私は何をしているんだろう、彼等がこんなに苦しい状況でも頑張っているのだから、私もまだ頑張れるはず、泣きながらそう思っていた。結局メンタルブレイクはしたけれど、持ちこたえられたのは紛れもなく彼等のおかげだし、ある程度立ち直れたのも彼等のおかげ。今でも定期的に観ては泣きはしないけど励まされている。本当にありがとう。そのおかげでカラオケではＯＰを入れまくって一人で歌うし、マジで感謝を歌うときは何故か60回以上こぶしをきかせてしまうし、アニメＰＶの時はテンション上がりすぎてその場面の先読みをしてこの技が来ます！！と言っては友達を笑わせてしまうけれど、それでも私は彼等が好きだし、これからも元気を貰えるんだろうなぁと思う。

ただ、また続編が出る時はそろそろ私の推しの不遇を改善していただきたいと切に願っている。