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華丸大吉は福岡の宝

福岡県民にとって華丸大吉は、もはや親戚のおじさんのような存在である。

物心ついた頃から、CMや街の広告板など、どこにいても視界の端に華大は常に居るものだった。

福岡県内であれば、どんなに何もない田舎でも一度はロケに来て、良いところを見つけてくれていた。(もちろん私の地元にも)

上京してからも、アメトークなどで華大を観ると懐かしさと安心感を感じさせてくれるのであった。

そんな2人の33周年イベント、
博多華丸・大吉 presents 華大どんたく
があまりに良かったので、その愛されっぷりレポを書いてみたいと思う。


愛されっぷりその①

とにかく巨大な華大

会場となるPayPayドームへは、唐人町駅から歩いて向かった。15分ほど歩き、ドームに近づくにつれ見えてきたのは、
巨大な階段アートの華大!

巨大な階段アートの華大

大階段を目いっぱい使った巨大華大のお出迎えにテンションが上がり、
シャッターを切りまくっていたところ、階段下には長蛇の列ができていた。

グッズの列がもうここまで?もしくは会場入り?と不安に思いつつ、
係の人に聞いてみると、それは写真撮影の列だと言う。
2人の等身大パネルでもあるのかと思い、階段を登ったところ、そこにあったのは、
さらなる巨大な華大のモニュメントだった!

巨大なモニュメントの華大

全体を撮ると、自分達が米粒くらいになるこちらも巨大な華大のモニュメントが聳え立っていた。

加減を知らない博多っ子の性分と、溢れる華大愛を感じたのだった。

その②

充実のグッズ

購入したのは英字ロゴロンT白と
(華丸さん曰く、新しい学校のリーダーズみたいな)靴下。
お目当ては33周年イラストロンTと華大どんたく記念Tシャツだったのだが、目の前で売り切れてしまい買えなかった…
(この時まだ9時半頃だった…)

英字ロゴロンTは、シンプルで、あまり華大グッズ感がないかもな…と思いつつ、記念に買ったが、着てみると袖のところのデザインが可愛く、大変気に入っている。

袖のHANAMARUとDAIKICHIが可愛い
英字ロゴロンT

グッズには2人のアクリルキーホルダーなどもあり、華大のファン層的に売れるのか…?と勝手に心配していたが、これが一番に売り切れていて、華大の人気の幅広さを感じたのだった。

その③

何と言っても豪華なネタステージ

トップバッターのかまいたちに始まり、ダイアン、千鳥など、
こんな人気芸人達のネタを生で観れることはこの先無いのではと思うほど、
豪華なステージが続いた。

中でもベテラン勢のネタが熱かった。

・中川家
西鉄バスの掴みからその場の雰囲気に合わせた小ネタシリーズが流石の風格で、もはや伝統芸能を観てるようだった…

・矢野兵頭
ネタ自体初めて観たのだが、
落ち着き払った間合いと、
ネタの中で話す一つ一つが短いすべらない話で、
そこにツッコミが入るのが新鮮でめちゃくちゃ面白かった!

・南海キャンディーズ
M-1当時観ていた時と変わらないキレと勢いで、むしろ当時より極まってさらに面白くなっていて最高だった。

・個人的一位のタカアンドトシ
当時はDVDを借りて観るくらい好きだったが、今も変わらない息の合った掛け合いと、後半に向けてどんどんテンポが上がっていく面白さがやっぱり大好きだった!

・もちろん大トリの博多華丸大吉
流石の華丸さんで、酔っ払いおじさんを演じさせたら右に出るものはいない。大吉先生が、華丸さんのことを分かり過ぎてるが故の、華大にしかできないネタが最高だった。

昔観ていたネタが、ブラッシュアップされて大人になった今観れたことが感動でもあり、華大への感謝が止まらなかったネタステージであった。 

その④

夢の大喜利クエスト


出演者全員がIPPONグランプリ優勝経験者という豪華すぎる顔ぶれで、私が一番楽しみにしていたステージ。

クオリティの高過ぎる
ドラクエ風オープニングムービー、
(サバンナ八木さんの考えたキャラクターに襲われた華丸さんを救う!というストーリーだった)
1人だけ勇者コスプレのノブ
の時点でだいぶ面白かったが、
メインの大喜利も流石の手数とキレであった。

どの回答も確実に面白かったが、
好きだったのは、桃太郎の同窓会でありそうな会話というお題での、西田さんの回答。
「絶対逃げないのに、桃太郎さん、夜は俺らのこと檻に入れたよな」
は視点が流石過ぎた。

お題は忘れてしまったが、ジュニアさんの、オシャレ過ぎる地図の回答も好きだった。

コールアンドレスポンス大喜利で、
秋山さんのそれっぽい高須クリニックのCMソングにyes!高須クリニック!と叫べたのも最高だった!

こんな豪華な大喜利は本家でも中々ないので、
もう観れないのではと思っていたが、
まさかの大悟さんの暴走で華丸さんを救えなかったので、
救うためにまたやってくれるのでは…
と密かに期待している。

その⑤

盛り上がり最高潮なリクエストアワー

大好きな藤井隆が観れるということで、こちらも楽しみにしていたステージ。

華丸さん、大吉さんそれぞれがリクエストした、
芸人達の歌ネタショー。
こちらもとにかく豪華だった。

原口あきまさの2億4000万のモノマネメドレー
本家のファンの私は大歓喜だった。

秋山さんのペリー・キーは私も、横に座っていたマダム達も腹ちぎれるのではというくらい笑っていた。

そしてラストの藤井隆は50代とは思えないダンスのキレと歌声が眩し過ぎて、スマホライトを振り回しながら、隆ー!!!と叫んでしまうほど
最高潮の盛り上がりであった。

番外編

〜個性的なファン達〜


ステージの合間には、ドームならではの演出があってこちらもかなり良かった!

正面の大画面で華大の顔の部分をくり抜き、観客席側を映す演出があり、
推しのうちわを掲げる女子達や楽しげなちびっ子達の姿などが観られたのだが、

華丸さんの顔はめ画像にジャストフィットなおじさまが映された時はつい吹き出してしまった笑

おじさま側もノリノリで、笑顔で自ら合わせに行っていて、かなり素敵おじだった。

また、確かDJタイムにて、
こちらも観客席が映し出されていたのだが、
粗品うちわを掲げたお姉さんが映された瞬間
カメラ目線で粗品ポーズを決めていたのがめちゃくちゃ良かった!

この機を逃すまいとしっかり粗品ファンをアピールしていて、流石の太客であった。

まとめ

3000字近くなっても、1週間以上かけて書いても、ほんの一部しか伝えきれないくらい
最初から最後まで見応えしかない9時間半で、
華大に存分にもてなされた我々だった。

こんな豪華な出演者達の真ん中にいて、
各階の著名人から祝われ、
ファンから愛され、
PayPayドームを満員にした華大は、
親戚のおじさんではなく、福岡の宝で、誇りであった。

最後にスタッフの押すゴンドラに乗って、
客席を周る華大に全力で手を振りながら、

これからも、福岡の宝として
ずっと応援しとるけん、元気しとってね!
と切に願った、最高のイベントであった。

華大の節目節目には、また福岡で盛大に祝えたら嬉しいけん!

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