帰省録

こんばんは。ドカモリ天津麺akaウウです。
またかよ、また帰ってたのかよ。って言う話ですが、うるさい!帰ってました。

仕事が終わり、迷いなく新幹線に乗り込みました。小倉から新大阪までの新幹線移動、正直慣れました。握り拳が入るくらい口を開けて爆睡してると「オオン、もう岡山?」という感じで案外すぐ着くんですよね。そこからは妙に目が冴えたので、今日はどういう感じで過ごそうかなとザックリとした計画を頭の中で組み立てました。当然、朝まで飲んでしまうつもりのスケジューリングです。新大阪に着いたあたりから、つま先は裏なんば、味園ビルあたりに向いていました。味園ビルでは、僕がぴっちぴちの25歳くらいの頃から行かせて頂いているお店を2軒回りました。大阪に帰ってきてテンションが上がり、水を得た魚のようにひたすらに喋り続けました。真面目な話を3割程度。7割はふざけたお話をしたと記憶しています。その後には個人的に思い出が沢山ある、飲めてドカモリのメニューを頼めるお店に行きました。3月30日に閉店と聞いていたので滑り込めて良かったなと心から思いました。やはり、ドカモリのメニューは流石なもので、翌日は肛門が拷問されているかの如く、トイレで轟音を奏でました(結構踏めました)。なんだかやっぱり閉店は寂しくてその轟音をずっと聞いていたくなりました(そうはなりませんよね)。

一旦、実家で仮眠をとり、12時に大正駅へと向かいました。友達と「沖縄料理屋か角打ちどっちか空いとる方行こ」と約束をし、向かいました。角打ちは以前、おすすめを頂いてからずっと「ハァハァ、行きたい(渇望)」といった具合に行くことを望んでいました。なので何がなんでも行きたかったのですが、受験も恋も人生も仕事も詰めが甘い私の弱さが出ました。「定休日」という文字が目に飛び込んで来ました。もう気心知れた友達の前ですから私は容赦なく狼狽えます。涙目で「沖縄のトコショカ?」と小さな小さな声で提案しました。すると友達は「沖縄料理が食べたかったんよね!いこ!」と言ってくれました。この子は僕が机の上に鼻くそを並べて「BINGO!」と叫んだり、放屁をしながら反復横跳びをしてもいつも優しく微笑んでくれます。優しい。愛がありますね。
沖縄料理屋さんにヒョイっと入り、チャンプルなど「沖縄ぽいもの」を片っ端から食しました。
沖縄料理はやっぱりとても美味しい。味はとても最高でした。また来たいと強く思うと同時に「お願いだからバイトを雇って欲しい」と思うくらいワンオペがしんどそうでした。しっかり休んで欲しいです。

その後は谷町にてずっと行きたかった雑貨屋さんに行ってからカフェに行きました。地図をキーホルダーにした商品があったのですが、僕は生まれた地域「東大阪市」のキーホルダーを購入しました。住んでいた期間はほとんどないけれど潜在的に故郷と認識してるんだなぁなんてしみじみと感じておりました。そして、近くにあった雰囲気の良いカフェに入りました。カフェは昔お付き合いしていた方と沢山行ったなぁなんて思い出して「ウウの1人エモエモTime」に入っておりました。人は想い出を美化してしまうので過去の恋愛をとても美しかったかのように振り返っていたのですが、ラストはブレイキングダウンオーディションのような争いを経て別れに至ったことを思い出しました。甘いはずのさくらのフレーバーのムースの味が一瞬にして消え去りました。僕1人が脳内で過去と現実を行き来して暴走していただけで、そのカフェは最高でした。また来ます。

そして締めは西成。「釜ヶ崎芸術大学」という場所がずっと気になっていて、なかなか1人で行く勇気が出なかったので着いてきてもらいました。案の定、最高の場所でした。芸術的なもの、哲学的なもの、文学的なもの等を求めてこの場所に来たはずだったのですが、もっと根本的な「人間って温かいな」という現代で忘れがちなことを思い出せました。ありがとうございました。ここもまた来ます。また来なあかんとこ多いな。

そして夜は阪神尼崎にてお店に立たせて頂きましたと。阪神尼崎はいつ来ても活気があると思います。美味しいお店も沢山ありますし、人が温かいです。今では勝手にですが生まれ育った西宮市の次に愛着がある第二のホームのような気持ちがあります。また来月かな。行くのが今から楽しみです。朝方にお店に顔を出されたオーナーさんから楽器を譲り受けた事もあり、いよいよちゃんと音楽活動を頑張らないとナァと思いました。こちらも頑張ります。モテたいな。

実家に帰ってまた昼くらいまで仮眠を取ろうとすると母が「あんたまたTwitterで変な事言うてるらしいね」と言ってきました。定期的に母が言ってきます。僕のTwitterのことを。恐らく密告者は奴だろうなと見当はついているのですが、心からほっといてくれと思います。寝る前に気悪いな…と瞳を閉じると次の瞬間には12時を回っていました。目をクパァと開けて頬を叩き、平野へ向かいました。

「なんで平野やねん?」そう思いますよね。平野は昔のバイト仲間、山下くんが住んでいる以外には何も知らない場所です。ただ、今回は友達の友達の方が展示会を開かれていると言う事で観に行かせて頂きました。作品は芸術的なセンスに自信がない僕でも何かを感じ取れるような素晴らしいものでした。また4人で共同でされている展示という事もあって4つの世界観を感じ取れる感覚がとても贅沢で幸せでした。ご挨拶もさせて頂き、沢山お話できて非常にいい時間を過ごさせて頂きました。次回の展示会も楽しみにしています。

そして楽しかった帰省も終わりが見えてきた頃、またしてもつま先は裏なんばの方に向いていました。欲に忠実に河原町会館に向かいました。漫画が溢れているバーで、漫画だけでなくヒップホップのお話しまで出来ました。来させてもらうのは結構久しぶりになってしまっていたのですが、来月の帰省時にも行こうと思いました。来たいところが増えるのは幸せな事ですね。

そして締めは僕が無職だった時から通い始めて結構、行かせて頂いていたバーに向かいました。ここのビールと甘いレモン系のお酒がとても好きです。色々と思い出しながら、美味しいお酒を頂きました。あんまり順位をつけるのは好きでは無いですが、トップクラスに好きなお店です。ここもまた来ます。来たいところ増えすぎ。3連休取ろうかな。怒られるかな。

ほろ酔いの僕を修羅の国へ送り返すバスはなんばパークスの横にて待ち構えていました。出発時間まで少し余裕を持って着くことが出来ました。いい感じに酔っていたので21時半〜2時くらいまで眠ることが出来ていました。ラッキ〜。しかし、異変に気づいてしまいました。「ゲボ吐きそう」。そうです。バチバチに乗り物酔いしてしまいました。とあるサービスエリアのトイレにて「ドドドドド、ボェガァガ」と独特のフロウのゲロを吐いていました。幸い、全て出し終わったので、残りの到着までの4時間ほどは快適に過ごせました。やったね◎。

いつものようにボリュームは一丁前、内容は空っぽの帰省の記録でした。いかがでしょうか。読んでくださっている方には幸が舞い降りることを願っております。明日、出社すればまた1日お休みだ。そろそろ眠るとするか。無理そうだな。まあいいか。

いつもありがとうございます。





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